「ワンダ好きにはつらかった、、」ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス あずきとぎさんの映画レビュー(感想・評価)
ワンダ好きにはつらかった、、
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家族の勧めでワンダヴィジョンを観てから鑑賞。ただこの映画については、事前情報をほとんど知らないまま観たので、ワンダが主の悪役だということに驚いた。ストレンジが好きで、また映像の凄さから、ある程度楽しく観たが、納得できないところも多かった。
とにかく「ワンダが悪者」で、ただただ主人公ふたりを追いかけてきて闘うというストーリーが平板に感じた。なにより、そのワンダの負の感情は、もうワンダヴィジョンで描かれ、それを乗り越えようとしたラストだったと思うのに、またそのテーマで押していくのが、、、うーん、、、という感じ。ワンダヴィジョンは最後は切なかったが、とても面白かった。ワンダには今作では救いがあって欲しかった。
また、マルチバースの映像よりも、一作目の、重力がグニャグニャ変わって闘う表現のほうが、ドクターストレンジの世界観に合って、独創的に感じた。
サム・ライミ監督が好きな人はとても楽しめたのだろうけど、貞子みたいになってるワンダを見るのがつらかった(笑)
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