「知っておくとちょっと通ぶれるかもしれないDr.ストレンジとシュマゴラスの宿命の対決でシュ」ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス 春乃さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5知っておくとちょっと通ぶれるかもしれないDr.ストレンジとシュマゴラスの宿命の対決でシュ

2022年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ワンダやマルチバースに関しては他の方々のレビューを見てもらって、ちょっと
別の視点からこれは観なければ、と思った経緯を書いていきます、本作とは
かなり脱線した話なので興味が無い場合はその場合はスルーで

それはPVで出てくるタコの化け物、触手と揶揄される生物についての話です。
あまりMARVELを知らない人でも名前だけは知ってると思われる
Dr.ストレンジですがそれ以前、Dr.ストレンジより先に有名になってしまった
であろうヴィラン、そうタコみたいな「シュマゴラス」です。

なぜかというとDr.ストレンジは昔はそこまで人気はなく、ある時期にカプ○ンが出した格闘ゲームが発端です。そこにはX-menのキャラやスパイダーマンやアイアンマンそれにサノスまで登場する早々たるメンバーの中にDr.ストレンジ・・・は居なく、謎の生物である「シュマゴラス」が参戦しました。しかも公式ファンブックの登場作品には「Dr.ストレンジ」・・・とは書かれておらず「ザ・ファイナル・バトル」とだけ書かれ、どこのキャラだかわからないが参戦キャラなんだしきっと海外では有名な敵(海外でもマイナー)なんだろうという曖昧な情報のまま、見た目とは裏腹に特徴的な「でシュまシュ」口調で一部格ゲーファンの中では有名なキャラになっていました。それ以降の続編でもMARVELを説得してまで参戦させてしまうほどに・・・

ただしこれは日本と一部の格ゲーマーでの話
ドクター・ストレンジ公開後に日本に来たMARVEL副社長にシュマゴラスを見せたところ「マーベルのキャラ?」と一蹴され、ただそんな中でも知ってる関係者がおり日本で人気ついては知らなかったようでシュマゴラスをプリントしたうちわをプレゼントしたのが記事にもなってる。

そしてまさかのマルチバース・オブ・マッドネスでの登場!!
利権の関係で「ガルガントス」と改名して吸盤が追加され、見た目は完全に「シュマゴラス」。
ホワット・イフでタコの吸盤だけがチラチラ見えていましたが目玉までは確認できず

重役から存在すら忘れさられながら、日本の格闘ゲームでヒーローより有名になり、のし上がって映像化したシュマゴラスの戦闘、これはまさに<ストレンジ>奇妙なめぐり合わせで実現した念願の対決ではないだろうか。

ちなみに設定では地球を含む星星を壊滅させ支配したあと100万年の眠りについた混沌の神らしいのだがその辺はあまり深く考えてはいけない。

春乃