劇場版「オーバーロード」聖王国編のレビュー・感想・評価
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全体的には面白かった
原作未読の人にはきついかも。アニメしか見てませんという人とか。
いないと思うけど、映画で初めてオーバーロードに触れる人にはオススメできません。
情報調べてなかったので上巻の映画化だと思っていたら、上下巻一気に映画化なんですね。
上巻だけで1本映画作れるほど内容たっぷりなのに、上下巻を1本の映画にするということで、「あれ?ここも削っちゃうの?」という場面がチラホラ。
モモン二年の話とか、原作未読だとなんでネイアが怒られているのか分かりません。
ほぼネイア目線で描かれています。アインズ様目線はほとんどありません。
なのでナザリックの動きとかほぼバッサリ。せっかくのデミウルゴスメインの話なのに…
その分主人公の?ネイアは表情豊かに描かれています。原作以上に場面増えているような…たぶん監督はネイア推し。
今回の削られた部分等を描きつつナザリックの動き等、アインズ様目線の「聖王国編・裏」とかの映画化してほしい。
カスポンドがドッペルゲンガーな点とかラストでもう見せているし、原作で描かれなかったアベリオン丘陵での動きとかもあるので尺は十分あるし、何よりアインズ様目線が観たい。特に憤怒の魔将+プレアデス戦。
思ったよりはグロい! 初見の人はたぶんキツいね。
アニメは全部見ているが原作は見てない勢です。
まず、あれだけアニメやってる作品の映画化ってのもあって知ってる前提なことが多い。というか、原作の続きなんだろうなって感じ。
にわかな楽しみ方をしている自分としては今回の映画は結構楽しめた!安定のグロさとクスッと笑えるところ、様々な思考が錯誤するところ等アニメの良さを上手く映画化していると思う。上映時間が長いことに驚いたけど内容を見れば納得。色々考えながら楽しめた時間でした!
内容に関しても、みんなの考えが分からないところもあったけれど、そんなことは気にならない映画。流れも比較的分かりやすかったし終わりまでも良かった!
ネイア、、、イイキャラしてた!
続編を早くみたい!そう思えるいい映画でした!
アニメ勢はラストに納得できる内容
原作を読んでいないアニメ勢のおとこです。
オバロ最新話が劇場版で放映となり、ウキウキで映画館へ行ってきました。
事前の口コミは「迫力に欠ける」「アインズの戦闘シーンが少ない」「地下大墳墓のnpc達の登場が少ない」などの批判コメントを多く見ました。正直私も感想としては同じ意見を持っています。しかし、3時間弱の枠に治る範囲で原作内容を踏襲するという面ではしょうがないのではと感じています。(原作は見ていませんが)
内容の感想ですが、オバロならではの伏線を敷いた構成はとても楽しかったです。終盤までの内容は少し退屈に思う方も多いかもしれません。わがままな聖騎士団長の女、徐々にアインズに酔っていく聖騎士団の女がメインとして進んでいくストーリー。しかしラストで明かされるアインズたちの真の狙い。聖王女の兄は実はパンドラズアクターであったこと。だからアインズはモモンを派遣できなかったのかとか、やたらルーン武器を宣伝してたのはこれからのルーンを用いたビジネスの宣伝をしたかったのかなど、終盤に差し掛かることで明かされていく魔導国の策略が見ていて楽しい作品でした。
そもそもおばろを全く見たことのない方も見ているとのことで、ぜひこの機会にアニメでも原作でも身初めて欲しいなと感じた次第です。2回目以降はまた違う楽しみ方ができる作品だと思いました。
分かってはいたものの…
2時間であのボリュームをカバーするのは不可能のため、内容は大幅に削られてしまう…
…と頭では理解していたのですが、
やはりお世辞にも原作の魅力を十分伝えられているとは言い難く、勿体無いと感じました。
特にアインズVSイビルロード&プレアデスの1戦目、あそこは本来であれば数少ないアインズ様の高い戦闘センスと知略に富んだ本気の戦いが見られるはずだったのですが、やはりそこに時間を割けなかったのか、ほぼカットされていました。
ここは本当に、ほんっっとうに!!!
残念でした。
映画なので、やはり迫力の戦闘シーンが見たかった…この場面をしっかりやってくれていれば評価は全く違ったものになったのですが…。
タイトルなし(ネタバレ)
超・待望の新作劇場版、劇場版の割には作画が…とかやっぱり尺足りなくて駆け足…と不満が0な訳ではないが恒例の壮大ナザリック劇場(笑)と新キャラネイアとシズコンビの可愛さに満足さの方が勝った今作だった。
特にネイアの純真さと一途さの魅力、それでいて終始掌で踊らされる人間サイドの無力さと愚かさ、こうやって宗教や狂信者は生まれるのか…の皮肉さの対比がなんとも良かった。
地上波ムリ〜のグロシーンは思ったよりマイルドだったがエグさはあった(笑)
後半ちょいちょい挟まれるルーン販促はちょっと下手すぎないかアインズ様(笑)
あとアニメ本編よりデミウルゴスのテンションとアインズ様への想いがダダ漏れなのも個人的に可愛くて良かった(笑)
そして最後のパンドラズアクターからの今回もメチャクチャ最高主題歌の入りラストがカッコ良すぎて本当良かった。
今後のアニメ続編も大いに期待したい…お願いします…(笑)
追:特典が予想以上に早く終了し始めて焦ったけど無事ゲット出来て良かった〜マジでちょっとした文庫本くらいあって驚いた…(笑)
いつものオーバーロードに狂信者をふたつまみ
原作は未読。なのでアニメ4期までしか知りません。
団長とネイアがすべての映画でしたね。
聖王国(というか聖王女)に対して疑いなく狂信しているレメディオスと、アインズに傾倒していくネイア。
でもねぇ。例えば地球に恐ろしい見た目と力を持つエイリアンが攻めてきたとして、その王が慈悲深くて知性的に見えるからといって、そこまで傾倒していくものかな、と思うと、ネイアがあそこまで傾倒していくのには何か理由があるんだろうな、と感じました。何かしらの精神効果のある魔法のようななにか?でも命を救ってもらったから無理ないのかな。
そして、聖王国の視点では裏では何をしているのかもわからないアンデッドの王を信じられるかというと…。融通が利かないとしても団長の言っていることが間違っているわけでもないしむしろ自然な反応だよなあ、と思います。
そんな彼女が唯一マッチポンプであることに気づくあたり、皮肉が効いてましたね。まああれはうまくいかない現状に対するやけくそみたいな感じでしょうけど。
そしてそれを言ってすぐデミウルゴス(イビルロード)が出てきたあたり、看過できないとなったんでしょうか。それだけにこの映画中に殺されるんだろうなあと思っていたら最後まで生きていてビックリ。まあこの続きで殺されるんでしょうけど。王様がナザリック側が化けているんなら詰んでるし。
ネイアが徐々にアインズを狂信していく様は、青山吉能の演技力が光っていてその演技を見るだけでも価値があったなぁと思いました。彼女の「あ゙」の音好きなんですよね。濁音の音が魅力的な声優の一人ですね。
こういう映画って全員に何かしら見せ場を用意してテンポが悪くなる事がよくありますけど、ナザリックのメンツが全然登場しないし聖王女は早見沙織なのに出番はあれだけ。そのへんがガチな感じ。最後まで退屈せず見ることができました。
5期をやるのかはわかりませんが、続きが見たい。
大満足でした!!
私はWeb版・書籍・アニメを読んで観ているファンです。
レビューを読んで悔しくなったので書かせていただきます。
まず、聖王国編は、アインズ様の戦闘がメインではありません。なら丁寧に描くとしたら何処なのか。【シズとネイア】です。
確かにネイアの成長過程は少し薄く感じました。けれど、映画のテンポとしてはとても良かったと思いますし、シズと話している時に号泣したネイアがアインズ様と再会してさらに号泣にならないわけがないですし、声優さんの演技も本当に素晴らしかったから全然不満なんてありません。
この映画の視点がネイア視点だったことも考えれば、アインズ様の戦闘シーンが薄味なのは仕方ないというか【当たり前】なんですよ。だってこの聖王国編は全部アインズ様や守護者たち側からしたら【ただの茶番】なんです。人間側から見たら「なんか凄く派手だけどなんだか分からないうちに終わってた」っていうのが聖王国編のアインズ様の戦闘なんです。
王国編の時も茶番なんですけど、守護者側に戦闘を挑めるキャラが聖王国編より多かったですし、デミウルゴスとアインズ様の戦闘シーンはアレはアレで力試しみたいな面もあったので丁寧に描かれてましたが、憤怒の魔将程度じゃあアインズ様の凄さは描いても伝わらないです。帝国の闘技場のように物理で闘うという面がなければそもそも無理。魔法で守護者以外がアインズ様と戦闘らしい戦闘なんてできるわけも無い。だからアインズ様がなるべく派手に「ギリギリのところで頑張って闘ってますよー」感を出しているあのシーンは完全に茶番なんで、映画館で笑いそうになって大変でした。笑う戦闘シーンなんですよ、聖王国編のアインズ様の戦闘は。
私的にアインズ様の戦闘シーンで呪文が飛び交ったり、アインズ様と憤怒の魔将がやりとりしてる所を見せられる方が余計に感じられるし、茶番感が強くなりすぎて萎えてしまったと思います。小説だとめちゃくちゃ面白いんですけどね。
だからこそ、シズとネイアの作戦・共闘シーンがきちんと描かれていたのが凄く良かったし、もう悶えるほど可愛かった。本当に聖王国編はこれが全てなんです。だってこの部分はシズが初めて人間のお気に入りを作る所なんで、茶番なんかじゃないんです。最後の最後だけ茶番ありますけど、それまではシズも初めての単独任務で少しの緊張感があるし、しかもネイア気に入っちゃったから適当に扱えなくなったし、ネイアはそもそも茶番だと知らないし。
また、聖王国編を映画にしたのは、残酷な描写もそうですが、残酷な描写そのものにも問題があり、テレビアニメでは放送出来なかったのだと思います。
人を女性を武器にするだとか、子供を○すだとか。それを正当化してるアインズ様側だったり。大人が子供に石を投げるだとか。その行為自体にそもそも問題があって、観る人を選ぶからだと思います。
中世の戦争や神話を描くならあれくらいは普通なんですけど、ファンタジーアニメですから、アニメとリアルを混同してしまう方や子供もいらっしゃいますので仕方がない。
でも欲をいうならば、やはり、上下編、またはテレビアニメ12話くらいでやって欲しかったと思います。カットや合体が本当に多かったですから。だからといってそれで質が落ちたり、人武器シーンや子供盾シーンが無くなる方が嫌だったので、本当に大満足です。
もっとアインズ様をだな…
アニメファンです。
本日観てきました。
冒頭の入り方は、オーバーロード感あって、きたきたぁー!っという感想でした。
私はアインズ様が蹂躙するところがとても好きで今回もその流れがあるのかと思いましたが、そこまででした。(原作がそうなんでしょうが)
それでも映画なのですから、もっとアインズ様が活躍するところを見せてほしかった。
最後のアインズの戦いの場面では、光がヒュンヒュンしてるだけで、シズの「終わった」…いやいやいや!!そうじゃないでしょ!!と。
ネイアとシズの場面も原作ではとても重要なんでしょうが、正直あそこが一番眠気がきました。
それで最後の戦いがあんなのだと、それはないぜ…という気持ちでいっぱいでした。
OVAでもいいと思うような作品でした。
でもアインズ様の慈愛は最高です。
気付いた人はいるだろうか…
個人的には大満足でした!
基本的には4期のドワーフ国とリエスティーゼ国陥落の間の話なので、オバロを観たことのない方が酷評されているのをレビューで拝見しましたが、ご覧になってから観るものだとも思います。
逆にこれを見てから改めてアニメを観てみるのも面白いかと思われます。私も改めて見たくなりました。
アニメでは1期から4期まで、ここまでシズが話しているシーンはほとんど無いので個人的には凄くほっこりしました。
上下2巻の物量を良くここまで上手く一本にまとめたな…と。原作のあのグロいシーンをどのように演出するのか…と思いましたが、確かに地上波では無理なシーンだよな…と思う部分は少しだけで大分マイルドに演出しているかと。
以前、前後編に分けるといった情報も有った気がしており、相当カットされたシーンも有ったかと思われます。できればそういったシーンが有るのであれば完全版を見たいな…とか。BDとかの特典映像で見たいな。とか思います。
ここからはちょっと個人的に嬉しかった所、
気付いた方はどのくらいいるのか…
最初にレメディオス一行が魔導国に入る際に、首刈りうさぎと闘技場支配人が画面左の露店にさりげなくいます。
相当な製作陣のオバロ愛を感じる作品に感じました。
個人的にはバラハ嬢のお父さんがこんな見た目だったのか!と感動しました。
目が怖いですね(笑)
オーバーロードだな、っていう
まぁアニメ見ている前提ですよね。
原作は読んでないですが、アニメシリーズは一通り見ています。
だからこそ、全編茶番感が凄いw
あ、そういう話だ、というのはわかってることだから、悪い意味では無いです。
それにしても良く収めたよなぁ、とは思う。多分テレビだとワンクール作れる内容だと思うんだけど。
表現的に映画の方が良かったのかな。
ナザリックの面々の登場機会が少なかったのが残念ですが、シズが可愛すぎでした。
(一作にまとめるの)頑張りました
まず前提として当方は原作小説既読、アニメ視聴済、スピンオフ含めた漫画版やドラマCD、特典小説等も持っております。
オバロアニメは普段1クール3巻、1巻当たり4話前後で原作勢から尺が足りないと嘆かれ続けてるアニメなので約2時間15分は映画としては長くてもTVアニメで言えばざっくり6話分しかないのに2巻やるんだから見る前からカット祭りになるのはわかってました。
原作勢として見たかったアレもコレもソレもないし別の場面が合体してたりするけど、じゃあ現実的に前後編とかで制作できるかと言えばそんなことは無理なのもわかります。
諦観込みになってしまいますが制約のある中で視点を絞って1作にまとめてて十分楽しめる作品に仕上がっていたと思います。以下感じた点を列挙
・シズかわいい
・魔導国内のちょっとしたサービスシーンはニヤッとできた
・流石に昨今のアニメ映画と比べるとTVアニメから続く予算不足を随所で感じるものの
→城壁上でのネイアの戦闘やシズとネイアの共闘シーンはよくできてた
→亜人のデザインや3Dモデルなどはかなり頑張っていて満足
→城門突破のための聖騎士たちの洗練された動きや亜人の大軍勢の突撃など集団の描写をごまかさずにやっていたのは好感
・声優さんの演技が素晴らしくレメディオスが壊れていく様とネイアが救われていく(?)様の対比が秀逸
・NPCたちを出すために下手にオリジナルシーンを差し込まなかった判断はナイス
・原作と比べねちっこい表現が尺の都合か省略されレメディオスへの嫌悪感は薄れてむしろ可哀そうさが増していた
・どうせ客層の中心はおっさんなのだからR15指定とかにしてもう少し原作通りのグロ表現や聖王国民の悲惨な描写を頑張ってほしかった
・ネイア視点に絞るならアインズ行方不明時のネイアが仲間(信者)を集めつつ成長していく様をもう少し描いてほしかった
→ネイアの心酔していく様はよく描かれていたが成長描写が弱くアインズとの再会シーンで言葉をかけられた際のネイアの感動の説得力が欠けていた
・原作では別場面のゼルン王子奪還作戦とアインズ帰還シーンが合体していたのはさすがに駆け足過ぎてネイアの焦燥感や喪失感が伝わりにくかった
・アインズの戦闘シーンがことごとく省略もしくは派手なエフェクトを見せるだけになっていたのは残念
・わりぃやっぱ尺足りねぇわ
なんだか愚痴が多くなってしまいましたが基本的には満足しています。原作の続刊とアニメ5期も首を長ーくして待ってます。
ガンバリマシタ
あの上下巻を収められるの!?と思ってたけど、ちゃんと収まってた!ガンバリマシタ
キャラの心情やアインズ側の凶悪さ、亜人側の心情描写は少し物足りないけども、本と映画の両方で1つの作品と思えば、素晴らしい映画だと思った
評価としては、
マッドハウスの素晴らしい作画と、声優の演技が際立ってた作品。
IMAXでまた観ます。
勿体ないと感じたのは、
2回目のアインズvs憤怒の魔将が地上のネイア視点だったので、呪文詠唱が無かった。天変地異と神話の戦いとしてみれば、映像は素晴らしかった
アインズが死を偽装した時に、周辺国家の動きや皇帝ジルクニフとドワーフの友情?が描かれなかった
パワハラレメディオスのヤバさが、騎士団長がまともすぎてマイルドになってた(笑)
アインズの目論見、ルーン武器の普及は全く成果が出なかったのをシズの「ガンバリマシタ」が全てを物語っていて、あれはアドリブなのかな(笑)
原作知識ないとキツイ
原作が小説で2巻分あるストーリーを2時間程度にしているので当然かなりの部分がカットされています。
全体的に進むスピードがかなり速かったので聖王国編の予備知識がない人は少し理解が難しいかもしれません。
尺がないからなのか、戦闘シーンなどはかなり薄味です。
個人的にはネイアが死亡するシーン(最も映画では説明がほぼなく死亡したのかもよくわからないようになっていますが)はもう少し長めに尺を取って欲しかったと思いました。
最後の戦いも原作と比べてかなり変更されていて微妙でした。
グロシーン多少削ってもよかったのでTVアニメで放送してくれたほうが良かったと思いました。
タイトルなし(ネタバレ)
正直言って普通に面白かったわ。最大の茶番劇でありながら何故か見入ってしまいました。ネイアは当たり前の事言ってるのに騎士団長の嫌がらせやらアインズ様のルーン営業にシズにお友達(もちろんネイア)ができて嬉しそうな表情。いいねー。ただ思ったほどグロくなかったなぁ。
ファンは歓喜だが原作知識は必須
まず、ファンとしては待望の聖王国編の映像化という事で非常に嬉しい。
特に面白い12•13巻なので、要所で思わず声が漏れる。
モブも含めて一人一人の人間がしっかりと描かれており(アニメ3期のCG人間)作画に手抜きを感じる所は全く無かった。
ファンとして残念な点は、原作をなぞっている物の、かなり駆け足で進む印象で所々で端折りが目立つ所。
回想やセリフで補完はしているもの丸々カット(そもそも無い設定)されてるのが残念な所が多い。
印象的だった端折りとして、
「序盤の聖王国内部での王子と姉妹の会話」
「聖騎士団と青薔薇の会議」
「アインズ様と聖騎士団の謁見時の交渉」
「解放都市が一つに凝縮」
「バザーとの剣戟(というか闘い全て)」
「憤怒の魔将との闘いにおけるアインズ様視点」
「聖剣の奥義を魔将に使うシーン」
「ネイアの心境の変化」
「アインズの信者が増えていく過程」
「南部軍との合流」
「最終対決がカリンシャ内に丸々変更」
挙げるとこんな所。
特に最後の魔将を討ち取るのが、平原での決戦から変わってしまったのは時間の関係なのかな、というレベルの大きな改変だった。
また個人的には、ネイアの演説はある物の終戦後になっており、少しずつ信徒が増えていった感が無いから、ネイアの頑張りというか成長というかが半減している印象。
客観的な感想として、
上記のような端折りやカットが多々ある為、原作を知らないと伝わらない部分が非常に多くあると思う。
レメディオスやケラルトを始め、序盤のカンパーノやパベル(ネイア父)がどれくらい強い存在なのかの説明が無いので、モブ感が凄い。
レメディオスは歴代最強とは言っていた物の、ガゼフに匹敵、アダマンタイト級ぐらいは説明が欲しかった。
そして、聖王国にとってのレメディオスと伝説の聖剣が通用しない、英雄級の戦士達がほとんど死んでしまった事がどれくらいマズイ状況なのかがイマイチ伝わらないので、大進行のスケールが分からないのでは...
味方の強さも分からない物だから敵側の強さも同様で、全く説明の無いバザーの強さが分からないから、聖王国民にとっての都市解放の凄さがイマイチ分からない。
レメディオスの強さが分からないからヴィジャー始め族長達の強さが分からない。
また聖王女はどのような人物なのか、ネイアの父と母との関係性、ネイア含め民や騎士達の心境など、キャラの人物像や思考が端折りのため、そこも原作を知らないと、急にキャラの心境が変わったなという印象を受けると思う。
これらを踏まえて、
聖王国の軍事力の低下と首脳部の対応、そしてアインズ様の英雄的活躍およびネイアの狂信化からの国内普及が、聖王国内であれほど魔導国信者を生んだという結果である本巻のお話しが伝わらないんじゃないかなー、と言った感想。
(デミちゃんもしょんぼり)
あくまで聖王国編の各チャプターやシーンの繋ぎ合わせのような感じなので原作の予習は必須。
そこを踏まえて見ると面白さを充分味わえると思う。
駆け足だが、オーバーロードならではの魅力があった
原作読者。アニメはほぼ見ておらず、特典小説目当ての鑑賞でした。
原作のストーリーが長いため、常時駆け足で2時間15分かけてなんとか終わらせた、というような内容ではありました。
しっかり描こうとすると分作になってしまいますが、そこまでするほど重要な内容ではないため詰め込むのも仕方ないことなのだと思います。
大まかには聖王国視点、魔導国視点、アインズ視点の3つのストーリーラインが並行して進行し、以下のようになっています。
・聖王国視点の悲劇と英雄譚
・魔導国視点の邪悪な陰謀
・アインズ視点の茶番
この3つが同時進行することで、視聴者側の感情が混乱するのですが、そこが面白かったです。
聖王国視点での英雄的な行動に感動しつつ、魔導国視点でのモラル0の陰謀に呆れつつ、アインズの演じる茶番のバカバカしさに笑うという感情が同時進行するのがまさにこの作品ならではの魅力だと思いました。
残念だった部分を上げると、原作では魔導国の統治体制の説明や描写があり、そこがとても面白かったのですが、この映画ではとんでもないレベルの駆け足でした。
馬に乗って進む一行に対し、後ろ歩き?でナーガが説明している光景はギャグにしか見えませんでした。
まあ、尺の都合上は仕方ないのだろうと理解はできます。
ちょっと物足りない?
原作未読、アニメは全シリーズ視聴済みで事前に聖王国編の内容をおさらいしてから見に行きました。
レイティングがPG12なので例のあのシーンはどんなものなのかと思っていたのですが、あっさりとしていて拍子抜けでした。そこ以外のシーンも全体的にあっさりです。
グロテスクなシーンが多いと言われていた聖王国編ならR15+ぐらいしても良かったのでは?と感じました。
最後のバトルシーンも引きで見せられるだけなので、なんか派手だなという感想しかなかったです。
カットされている所が多いから原作で補完した方がいいらしいので、履修したいと思います。
魔導王陛下万歳!!
今回オバロの劇場版という事で観てきたのですが...
いやぁとても良かったですねぇ!
私は原作は未読、アニメは四期まで履修済みのオバロアニメファンなのですがそんな私から見てこの映画は実に楽しめた作品でしたねぇ
事前情報としては原作にあるようなグロさは無いと言うレビューが多く、あまり期待はしてなかったのですが全然そんな事は無く中々にグロいシーンが多くとても満足です!(これでも原作勢からしたら足りないようですが)
そんなオバロらしさを体現したような作品ですが強いて問題点があるとするなら
1.原作未読者でも分かる「あ、ここカットされたな」って所がちまちまあるところ
2.思ったよりデミウルゴスの活躍場面が少ない所(首謀者のデミウルゴスはもっと出ると思っていた)
3.アインズ様の心理描写が少なかった所(たまにボロが出てる所は面白かった)
4.結局アインズ様が持っていた紙に描かれた事やデミウルゴスに頼んだ願いが分からなかった事(こんな事かなぁーと予想はつきますがしっかりとは明かされませんでした)
とまぁこんな風に多少の残念な点はあったにせよ全然楽しめるストーリーでした。そもそも2時間であの分厚い小説の内容収めるなんてきついですしね。
このことから鑑みたとしても今回の映画はオバロ史上最高傑作と言えると思います。
ネイアの狂信していく様を見るのは楽しかったですし、何より魔導王陛下万歳のストーリーになっていて最高でした!!
観てない人は劇場に行って魔導王陛下に忠誠を!
観た人ももう一度劇場に行って魔導王陛下に敬服を!
魔導王陛下万歳!魔導王陛下万歳!
シーンのぶつ切り感がすごい
アニメ4期まで視聴済み。原作未読。
本作は聖王国の騎士ネイアとパワハラ騎士団長の2人の視点でストーリーが進んでいきます。
ネイア視点のアインズを信仰する過程やシズとの交流シーンは丁寧に描かれていて、とても見入ってしまいました。
ネイアの声優さんの演技が真に迫っていてそこも素晴らしかった。
ただ、個人的にパワハラ騎士団長の視点はなくてよかった。堕ちていく様をやりたかったんだろうけど、そのせいで尺が足りなくなったんだろうなというシーンが多々。
4期で武王との戦闘シーンがカッコよかったので、アインズとヤルダバオトの戦闘に期待して観に行ったのですが、クライマックスの戦闘描写はほぼエフェクトだけで終了。騎士団視点といえばそれまでですが、主人公の見せ場なのに。。そこは残念でした。
他にもアインズに謁見するシーンを途中で切って、急に宿屋でネイアが謁見中の発言を団長に怒られるシーンまで飛んだり(何を言ったか本編で語られませんでした)。
ネイア映画
タイトルの通りでネイア映画です。
ネイアがアインズ信者になっていくまでの過程が描かれます。
内容自体はつまらないわけではないのですが、原作未読の私でも色々端折られてる感があるほどダイジェスト的です。
何も知らずに見たらカルカがどうなってるのかとか分かりづらいかなと。
ただ、本編見る前は予告編など見てネイア寄りだったのですが、多分色々端折られてるせいか事前の噂ほどレメディオスの鬼上司感をあまり感じなく、むしろネイアよりも好感度が上がった気すらしてますw
(アインズ様が規格外なだけで、単身でもヤルダバオトや亜人に立ち向かうイケメンだし…アインズに速攻で門を預ける切り替えの速さも良い、かわいそ可愛ry)
スレイン編も楽しみでーす(ง°̀ロ°́)ง
全50件中、21~40件目を表示