「振り向けばそこに、ステイサムがいた」キャッシュトラック 774さんの映画レビュー(感想・評価)
振り向けばそこに、ステイサムがいた
誰かが言った。「人は勝利を確信したとき、最も隙ができる」
無敵のタフガイ、ジェイソン・ステイサム最新作。
まずは一言、これを待っていた。
ステイサムでは珍しく民間警備員(新人)という役ではじまる。が、何かが違う。明らかに只者ではない空気が漂っている。そして、その無敵ぶりは早くも発揮されることになる。やはり、銃を持たせたらステイサムに敵う人間はいない。
しかし、今までの単純な「ステイサム無双」ではない。そこはさすがのガイ・リッチー監督。原点回帰とも思える構成で、ステイサムの無敵感を消さずに斬新さを与えてくれた。
あまり予備知識を入れないほうが、鑑賞後のステイサム余韻が心地よいかもしれない。
暗闇で勝利の美酒に酔いしれていると、ふと気配が。振り向けばそこに、ステイサム。
これだけで5億点の映画である。
余談だが、ポスターのような英国紳士風スリーピーススーツで無双する姿はなかった。
*注……私はステイサム映画には、⭐︎4以上しかつけません。
(著・神出鬼没!ステイサム愛好家)
⭐の付け方が良いと思いました。
『ステイサム映画には、⭐︎4以上しかつけません。』 こういう星の付け方が正しいかどうかは何とも言えないけし、星の付け方に正しい悪いが有るかどうかも分かりません。 だけど俺はこういうの好きです。
今晩は。初めまして。
私は、今作はジェイソン・ステイサムの演者としての幅を大きく広げた作品だと思いました。
”結婚して、・・・・・・・離婚した・・”
劇中、一切、笑顔無き沈痛な表情を崩さずに、愛する者を無慈悲に殺された男の悲哀と、復讐する姿。
子を持つ男としては、可なり沁みました。
虚飾性を一切排除した、ハード過ぎるアクションを含め。では。