劇場公開日 2022年7月8日

  • 予告編を見る

「発達障害者が家庭を壊して捨てられる話。酷すぎる。」こちらあみ子 ドビーさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5発達障害者が家庭を壊して捨てられる話。酷すぎる。

2022年7月30日
PCから投稿

発達障害と言わないが冒頭の母親の台詞はそれを指している、彼女の言動も含めて。

物語の都合のために発達障害を使うが、、、

母親を傷つけるために発達障害を利用して傷つけるが。。。
物語の上で情報として必要なときは誰かが話し出すと都合よく話を聞くが。。。
都合良すぎるだろうが。
病気扱うならちゃんとやれ。
本当に苦しいんだ。
本当に苦しんだ。
産んだことすら後悔した瞬間だってあるんだ。
ちゃんとやれよ。
どちらもコントロールできないから辛いんだ、本人も家族も
カメラを奪われたら狂ったように取り返そうとして本当に嫌になるくらい叫んで言うこと聞かずに暴れ回るでしょう。

なんで、ちゃんとしてるのに、都合いいところだけできないの。

今はネットの情報、療育、学校環境もなんとか生きやすい道を懸命に探しているのに、ここに出てくる人たちは誰も何もせずにただ子供を捨てる。
なんだよそれ、大人がみんな馬鹿すぎるでしょう。

なんで広島??
考え方が田舎なら遅れているでしょうってこと??
東京ならもう少し大人がまともでしょうよ。
ひでえな、広島を馬鹿にしてるの??

作り手の浅はかさが本当に嫌になる。

なんでこんなひどいことできるのだろうか。

ドビー
2023年3月22日

私(発達障害当事者)としても、とても辛いものがありました。
「映画表現として評価される映画」であることは確かなのかもしれませんが、
作り手に「自分はあみ子を排除する側でもある」(あみ子は私だと思う人間のほとんどはあみ子ではない)という基本的な感覚が欠如しているように思われます。
発達障害は治るものではないから大人になっても長く苦しむことになるのに、それをまるで子供なら誰でも持ってる感覚のように映画のテーマに据えるのは、発達障害への無理解を助長するとすら思います。(明確に発達障害と表現してはいないものの、でてくるエピソードは典型ですよね、もしただの風変わりな子供を描きたいのであればオリジナルのエピソードを考えるべき)
そして何より、ドビーさんのように感じる当事者の家族が(声をあげなくても)全国に沢山いるであろうことを思うと、とても苦しい。原作もたしか同じようなことで揉めていた過去があるので、この映画ももう少し問題視されてもいいはず。

モモ
いぱねまさんのコメント
2022年8月21日

そうして映画作品は人々の心に楔を打ちます。それが映画を決して観ないと一瞬思ったとしても、その楔は溶けることはないのです・・・

いぱねま