「バタ臭いオーシャンズ11」明日に向かって笑え! Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)
バタ臭いオーシャンズ11
2001年、アルゼンチンの寂れた田舎町が舞台。題名やポスターから笑える喜劇を想像してましたが、悲壮感漂うバタ臭いオーシャンズ11という感じです。
スマートな風貌は全くなく仲間のほとんどがお金がなくただ善人というのが変わってます。携帯電話が普及し始めた頃農業施設を経営するために仲間たちから善意の出資者を募り銀行に入金する。その翌日金融危機で預金が凍結。事前に情報を知っていた銀行支店長と弁護士に預金を騙し取られ住民たちは一文無しに。
その後仕返しの為に緻密な強奪計画を立て実行する。途中でダラダラするシーンがあって緩く感じましたが後半になって徐々にスリルが味わえます。
緻密な計画の割りに電力施設を全て爆破したりするのは被害がデカく微妙な気もしますが強奪計画は予定通りに進みます。さてラストは・・・。
バタ臭い庶民の悪党への復讐劇を楽しみたい人はご覧ください。
コメントする