ベイビーわるきゅーれのレビュー・感想・評価
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ジョンウィック✕ファブル✕ダーティペア(※割りません)
割りません、は言い過ぎか。でも上記2作より面白かったです。ていうか、最後が古すぎてすみません。あ、ハイパードールも入ってましたね(更に古くてすみません)
女性バディもの大好きなんですが意外と少なくて、久々に堪能させていただきました。アクション良し、掛け合い良し、で最高!です。
特にキャラ付けが絶妙で、まひろが不器用でほぼ必ず食べ物をこぼすところとか、セリフ以外で表現されるあたりすごく好みです。あれ、てっきり最後のショートケーキで回収される(こぼさない=一歩成長!)と思ってました。
あと最後といえば「京都から来た応援メンバ」って、やっぱりあの人ですよね…。まだまだ話を広げられそうだし、ぜひ続編お願いしたいです!
迫力ある格闘シーンと緩い会話の落差がとても面白かったぁー!
女子高生の殺し屋。ちさと(高石あかりさん)と、まひろ(伊澤彩織さん)の二人のクルーのアクションコメディーって感じ。
二人の会話が終始緩く、殺しの時も全く同じテンポ(笑)
その為か、たまにシリアスな感じの格闘シーンが倍増された様で凄かった。
殺しのシーンはかなり強烈なんだけど直接的に見せる場面は少な目。
だけど迫力が凄く伝わって来る印象。
一方、二人が住むアパートでの会話が緩すぎて笑わせてくれる会話が多め。
仕事の依頼主や死体処理係とのビジネストークも面白い!
まひろ役の伊澤彩織さんの本業はスタントウーマンと言う事もあり、出だしのシーンと後半の格闘シーンは迫力ありすぎ。
格闘後のセリフもリアルな感じで笑えた!
予告編を観て、絶対自分好みだと楽しみにしていた作品だったけど、期待を上回る感じでは無かったのは残念。
東京の上映館は1館で21時からの上映しか無いので、小一時間電車に揺られて観に行ったけど損はしなかった感じでした( ´∀`)
今年最高のアクション映画の1本
今年に入って、アクション映画を映画館でたくさん見れて幸せな気持ち。
ドニー・イェンの「燃えよデブゴン」に始まり、るろ剣2作、そして極めつけのファブルと来たが、個人的な正直な感想としては、先日鑑賞した「ベイビーわるきゅーれ」が今のところ今年1番のアクション映画だと思った。
総論っぽく言えば、ユルい日常系のやりとりで笑わせて、凄みの効いたアクションで黙らせる、この相反するような2つの核が絶妙な化学反応を起こしている。
とにかく全てが面白い。日常の主演二人のやりとりもユルくて面白おかしくて、普通の女子のお喋りなんだけど、それがターゲットを後ろの椅子に縛り付けた状態で繰り広げられるシュールさ全開の展開。そして切れ味抜群のアクション。前述のユルイやりとりも、文字通り日常系アニメで見られるような雰囲気なんだけど、よくぞ全編通してここまでのネタを作ったなと感心するばかり。
日常パートの、バイトに対する戸惑いなんかもあるあるwwwって感じてめっちゃ共感してしまった。特にちさとがカフェの厨房で盛り付けを教えてもらう時、しなきゃと焦るのに言われたものがどこにあるかわからず変な踊りみたくなってしまうのは新人あるあるだなとwww
まひろについても、中盤に「もうムリなんだよ...」と、うつむきながら肩をゆするようにして呟くのもリアル。フツーのバイト生活が全うできないことへのやるせなさが素直に出ているようで、とても印象に残っている。
そして最後のバトル。伊沢さんと三元さんの一騎打ちのシーンは三元さん主演のHydraを思い起こさせる零距離のハイスパートファイト。見るものを釘付けにする凄みみなぎる戦い。一瞬たりとも目を離したくないと思わせる仕上がり。
戦いの後、まひろが笑みを浮かべていたのは、きっと、自分が本当に充実感を感じられる道を再確認出来たことへの嬉しさなのかな、と感じられた。
アクション好きならとにかく見てほしい。ぶっちゃけ、これほどの作品がなぜ上映館数が数館しかないのか不思議で仕方ないというレベル。
最後の方のこのやりとりが地味に面白かったw↓
まひろ「相手多いの?」( ´_ゝ`)
ちさと「...めっちゃ頭数揃えたって言ってた」(ノ≧ڡ≦)★
香水のせいだったな
コンビニサンドイッチは金持ちの証
高校卒業を機に同居すると共に表の顔として就職活動(バイトでも可)をする様に組織から指示された女子高生殺し屋コンビの話。
調子ノリでちょっとキレやすいけれど、何でもそつなく熟すメガネっ娘ちさと、ボーッとしていてマイペース、人見知り+コミュ障の金髪まひろが、バイト探しに際し苦戦したりちょっと揉めたり。
いきなりの妄想はちょっと?となったし、面倒臭かったけど、仲良し女子あるあるなちょっとした言い合いやへその曲げあいとか、タラタラしたやり取りという空気の中、当たり前の日常という感覚で裏のお仕事をしたりやらかしたりする脱力感が面白い。
チャリ2ケツの空気感とか正にそれだよねw
アクションの見せ場は少なかったけれど、決めるところはしっかり決めているし、そもそもアクションメインじゃなくて、あまりそれを強調されると違う作品になってしまうし、良いバランスだったね。
凸凹ハマる殺し屋コメディ!2枚の展開が見せる本格派
あんなにユルくて強かったら、誰だってイチコロ!今年トップクラスの映画。偏愛が入ってるのは承知としても、あの塩梅が最高すぎて、何度笑って驚かされたことか…。上映前の舞台挨拶付き。折り込みながら書いていく。
『ある用務員』は未見だが、そのJKコンビが凄いことは聞いていた。特にスタントウーマンでもある井澤彩織さんが凄いと。そんな阪元裕吾監督が描くのは、社会に適合しようと奮起する異色の青春モノ。確かに殺し屋と言えば、復讐の為に手を汚しがちのイメージ。そのステレオタイプをぶっ壊しつつ、キレキレのアクションとユルーい会話劇で作品を丹念に作っていく。
やっぱり面白いのは2人のダラーっとした会話。監督も「殺し屋でもなかなか取り上げない部分をあえて多く入れた」と言うが、それがめちゃくちゃ面白い。壊れた洗濯機に当たったり、ただゲームと動画を貪ったり、チャリで現場まで向かったり…。あんまり見ないし見たくないような所ばかり。しかし、この2人なら見れちゃう。寧ろギャップとキャラで納得できる。キャラを重視したからこそ写るモノが堪らない。そういう意味では、観たあと高石あかりさん演じるちさとが可愛く見えた。かまちょでテンションハイだけどしっかり者なのがいい。井澤彩織さん演じるまひろのボケっとしてるけど強い、凸凹ががっちりハマる感覚が堪らなく愛しい。そこを楽しんでほしい。浜岡家他のキャラもかなり強くて何度も笑ってしまった。
そうでありながら、アクションが超一流なのが本作の最大のポイント。基本は笑えるプロットなのだが、スイッチが入ると別物の映画を観ているかの画が広がる。その直後に素に戻ったりするギャップがまたいい塩梅で効いている。スタントはアドリブも織り交ぜながら作られているそうで、実際に当たっていることもあるとか。観ていても心配になるくらいの本格アクションが、作品そのもののポテンシャルを格段に上げている。社会と殺しと奮闘する姿に感服。まさしく、新しい感覚のする映画。
さっそく円盤を購入したいと思えるくらい好きな映画。メイドやジャージなんかが似合う殺し屋なんていただろうか。こだわり抜かれた本作、期待以上の傑作だった。
打撃の速度と重さが作り出すド迫力
様々な殺し屋が襲ってくる中、恩人の娘を守るために戦う用務員を描いた映画「ある用務員」。そこで特に印象に残ったのが女子高校生2人組の殺し屋だった。イマドキな会話をしつつ、高速でコンビネーションのいいアクションを繰り広げていたのを覚えている。
本作に出てくる女子2人組の殺し屋は、「ある用務員」に出ていたのとは違う(役名が違う)が、イメージはあのときのまま。あの映画からインスパイアされたサイドストーリー的な感覚だ。
殺し屋の仕事の合間に、2人が同居して殺し屋稼業と別にバイトを探そうとする話が挟み込まれる。妙な会話、若干聞き取りづらいセリフ(コミュ障だから)…。正直、アクションに期待して観にきたのに、普段の2人の生活を楽しみながら鑑賞するとは思わなかった。何ひとつ顔色を変えずに人を殺していく2人のギャップはいい。
意外と笑えるシーンも多かった。死体処理担当者との会話とか、なんで私がやったってわかったんだよ?の答えとか、ヤクザとメイドカフェとか。ラバーガール2人との絡みとか。侮れない。
そして、お目当てにしていたアクションはやはりすごすぎた。スタントもやっている伊澤彩織のアクションは日本映画界ではちょっと頭抜けているんじゃないか。クライマックスのアクションの相手役・三元雅芸もすごかったけど。スピード感たっぷりで、しかも打撃に重みがある。舞台挨拶で言ってたけど、少し本当に当ててるからこその迫力なんだろう。
あれ、これ続編行けるな。無理かな。いや、なんとかがんばれ!
舞台挨拶鑑賞!
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