キャメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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オリジナルの偉大さを再認識できる
フランスでのリメイク版には、どんな新機軸が加えられているのだろうかと期待して観たが、日本人プロデューサーとの絡み以外は、オリジナルをそのまま作り直しただけで、やや拍子抜けしてしまった。
それどころか、前半の「ワンカットでのゾンビ映画」は、やたらと不自然さが目について、オリジナルよりも明らかに出来が悪かった。せっかくの伏線も、あまりにもあからさまだと、逆効果になってしまうということだろう。
この映画からは、とても、オリジナルを超えようという意欲は感じられないが、それでは、なぜリメイクしたのだろう。一つ確かなのは、オリジナルには、クリエイターに、「自分も同じことをやってみたい」と思わせるような魅力があったということ。
映像作品を生み出す際の苦しみと喜びを見事に描き出した「カメラを止めるな!」という作品の偉大さを、改めて思い起こさせてくれた映画だった。
【”キャメラを止めてくれ!。そして、脚本から見直してくれ!。リメイクの良さを出してくれ!。”放送事故レベルのドタバタ作品の低クオリティに驚いた作品・・。私の感性に合わなかったのかなあ・・。】
■私は、映画のレビューを挙げる際に、心掛けている事がある。
それは、映画の良さ(と悪さ)を出来るだけ、具体的に論理的に書くという、当たり前の事である。
だが、今作は、私の感性と合わなかったのか、全く響かなかった。
故に今作の良さが上手く書けない。御許し願いたい。
オリジナルの幾つかのシーンもキチンと描かれているのであるが、脚本が粗すぎるし、作りも雑である。
ミシェル・アザナヴィシウス監督の今作の製作意図が、良く分からない・・。
(オリジナルで、面白さと、カラクリは知ってしまっているので。)
<ラストで流れた、オリジナル作品を制作した、上田慎一郎監督の、”少し困った様なコメント”が、耳に残ってしまった作品である・・。>
カメラは止まらないけど、眠気で意識が…
リメイク前の作品は流行った当時に映画館で1回観たきりでだいぶ忘れてきてしまったが、この作品はそっちの方が良いと思い特に復習せずに観賞。
【序盤】
なんだかんだ観ていると思い出してくるもので、それと同時に後半への伏線となる部分の演技のオーバーアクションが気になる…こういうのってサラッとやったことが実は後々のここに繋がっていた…!みたいなのが燃えるわけで強調されすぎちゃうとなんか違うのよね…これは監督の意向なのかお国柄なのか。リメイク前を観ていない人がどう思うのか気になるところ。
【中盤】
ひどい眠気に襲われ数分間程寝てしまった。中弛みとはこういうことをいうのだろう。
【終盤】
中盤の眠気が吹っ飛ぶ程のワクワク感。でもリメイク前の方がワクワクしたな。終わり方は外国の家族っぽい感じがよかった。
【総評】
この作品って予算がないなか工夫して面白くしてるところが売りなわけで、いちおうリメイクならではな要素を追加してあったけど、予算がリメイク前よりあって全く同じ展開ならこの作品の売りは?と思ってしまう。
でもリメイク前をまた観たいなと思わせてくれる作品でした。
まんまリメイク
「カメラを止めるな!」のフランス版リメイクで、ゾンビ映画を撮影する現場がカオスに陥る話。
役者やロケーション、作中の製作背景は異なるけれど、プロットもエピソードもそのままのリメイクですね。
しかもあらすじ紹介に内容が書かれ過ぎだし、元をみていなくても前半パートのリアクションに違和感が有り有りで先読みしやすい感じだし、ゾンビらしい緊迫感が足りないはで、フランス語がこれっぽっちもわからない自分でも演技力の足りなさを感じてしまう。「演技」の演技は難しいよね。
そういう意味ではオリジナルよりも意外性が少なく、初見でも面白味が足りない感じだし、これで初めてカメ止めを観るならばそれなりには愉しめるだろうけれど、それならばオリジナル版を観た方が良いと感じて、わざわざ日本で劇場公開する理由も…話のネタとしては観ても良いのかも知れないけれど、ちょっと擦り過ぎですね。
フランス語でも気持ちは分かる
ちゃんとフランス映画でカメ止め
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