星空のむこうの国のレビュー・感想・評価
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【”ジュブナイルパラレルワールドラヴストーリー実写化映画。”時を越えて、障壁を越えて、少年少女の奇跡の愛は続くのである。】
ー 近年、ジュブナイル実写化映画が減った気がする。昔は、大林宜彦監督の尾道三部作を代表とする、実写化映画が在ったモノだが。
けれども、今ではそれをアニメーション映画が代わりに務めてくれている。
”ドラえもんシリーズ”や、クレヨンしんちゃんシリーズも作品によってはSFジュブナイルである。
だが、今作の様な作品を観ると、何だか懐かしい気がするのである。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、所謂パラレルワールドモノであるが、そこに高校生男女の時と障壁を越えたラヴストーリーが盛り込まれている。王道のジュブナイル映画である。
・CGなどは、予算の関係かすこーし、チープな感は否めないがそんなことは気にせずに、愉しめば良いと思う作品である。
■なによりも、”トラックに惹かれて死んだ筈の昭雄”(鈴鹿央士)の世界では、坂口理沙(秋田汐梨)も、重い病を患っているが、二人の想いは時空や障壁を越えて、”トラックに惹かれそうになったけれど、友人のお陰で助かった昭雄”がいる世界で、二人は見知らぬ者同士(理沙がね。)での出会いがあるのだから、その設定で十分”ジュブナイルパラレルワールドラヴストーリー”なのである。
<序でに言うと、有森也実さんは”時をかける少女”なのである。分かるかな?
筒井康隆御大の作品や、眉村卓御大の作品などは好きだったなあ。
私は、映画でも、ジュブナイル物は名作が多いと思うのである。
ジュブナイルは子供向けと思っている人が多いのかもしれないが、そんな事は無いと思う。幾つになっても、ジュブナイルを愉しめる人って、素敵だと思うけれどなあ。>
ノスタルジックなジュブナイル作品
アオハル+パラレルワールドというジュブナイルの、今日ではメジャーなテーマを扱った1980年代の作品のリメイク版。ノスタルジックで手作り感があって優しい作品だった。
画面一杯の星空と流れ星と、主人公達の今を生きる必死な姿。
見終わったあと、季節は違うのだけれど、好きな人と花火大会や夜祭に行った後のような気分になった。
チープなCGが目に余る
全くと言っていいほど、映画好きからも総スカンを食らっている本作。単館系でもここまで盛り上がりに欠けるのもなかなかない。ただ、まあピュアな人が作った映画って感じ。
個人的には、鈴鹿央士と秋田汐梨を目当てに観に行ったので、その二人の演技を観れただけでかなり満足。寧ろその二人が頑張るしかない映画でもあるので、期待値は超えたといったところ。また、lolの佐藤友祐が意外な収穫。上手に作品の逸脱を防いでいた。ほぼ役者が空気を頑張って作って、編集でおじゃんにする感じ。
内容はというと、セルフリメイクだけあって割としっかりしている。実にピュアな感情で作られたのだろうと思える、疑念の少ないドラマ。役者冥利に尽きる空気感に結構ジンとくるが、描写で冷めに冷めまくる。SFらしいポイントを押さえた上でパラレルワールドの可視化を努めているが、肝心の描写が卒業制作レベルで、今どきここまで安っぽいモノも中々見れない。また、引き延ばして作った感じも多数見られ、よっこいしょが聞こえてきそうなほど色々描かれたシナリオは少しダルい。80分切っても良かったと思う。過去の栄光にすがって自慰行為をしたような映画で残念。
何度でも言うが、役者はいい。それを観るためが動機ならいいと思う。ただ、CGをぬるめに使えば冷めることぐらい分かっていて欲しかった。今やCGは違和感なく作られる時代。かなりマンパワーで乗り切ろうとした編集にため息と失念をする作品。
もう一つの地球に自分の居場所はない
重病人を連れ出して自分は元の世界に戻る話
なんでも監督の30年前の作品のセルフリメイク作品だそうで、その前作を見てないわけなですが、時間もあったのでなんとなく鑑賞してみました。
大林宣彦監督の作風を意識しているのかな?それとも30年前の作品がこんな演出だったのかな?
とにかく古いというかセンスが独特と言うか、合わない人には合わない作風でしたね。
自分は大林監督作品すきなので、申し訳ないが本作はその劣化コピーだなと思ってしまった。
セルフリメイクのした意図は知らないけれど、正直もっと現代風にした方が観客受けしたのでは?
すくなくとも小中和哉監督のファンでも何でも無い自分は見てて辛かった。
面白いと思えるシーンが一切ないし演技も微妙、一体この作品は誰のためにそして誰向けに作ってるんだろうか。
作りたいものを自由に作っていいし劇場で見る映画を選ぶのも自由だけれど、自分に合わない作品を見た時のやるせなさときたら…
いや、予告編からして全く魅力を感じなかったし、そんな感情を持つ映画をわざわざ見た自分が100%悪いんだけれども、ひさしぶりにガッカリ映画体験でした。
アニメ映画たったらまだ見れたかもな~
ストーリーとかは青春SF?世界系?なので新海誠の影響与えてそうな気もするし物語自体は嫌いではないのだけれど、如何せん実写でやるには物語の強度が足りない気がしました。
リアリティも納得もまったくできない、それこそ監督の中だけ完結した話感がありありとしていて、付いていけない。
「自分の作品なんだしやりたい事やって何が悪い」って言われたらそれまでの事だし、私自身もその言い分は全面的に賛成。ただ私には合わない作品でした。
面白い、面白くないの尺度に捕らわれずこれからも色んな映画を見ていきたいですね。
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劇中セリフより
「流星群がなんだって言うんだ」
命に代えて見たい景色、命に代えて過ごしたい時間は本人しか決められない。
自分にとって一番大事なことに他人の理解を得る必要はない。
#59 別の時空に行ってみたい
パラレルワールド物は『The One』しか思い浮かばない私。
今の自分がいる世界と全く同じ世界が平行して動いているとすれば、色んなタラレバが解決できて良いな。
こっちの世界でもあっちの世界でもアキオと尾崎がとっても仲が良くて羨ましい。
鈴鹿央士クンは、『ホリミヤ』の宮村みたいにちょっとボーっとした役が似合う❣️
旧作のパラレルワールド作品の更にのパラレルワールド映画ともいえる
監督の原点で監督自身によるリメイク作品として、期待してました。見る前は、時代設定、配役の年齢年代は変えてくるかな。できれば一般社会
人とかでなどと・・・でも、ほぼ、前作継承。前作は、手作り感あふれる撮影(前作は予算や機材の関係で二人がハグしているシーンは、カメラがまわりを回るのでなくヒロイン2人をローラー付板に乗せ回転、カメラ固定で撮影。今回も同じシーン有り・・見比べて見ては)、画像や画角、特撮がある意味期待させられ、ワクワク感プラス泥臭さが良いアジ
をだしていました。今回もそれらが残っている演出されています。物語の展開は、前作のほうがテンポ良く進んだように感じました。登場人物キャラは前作継承で、よくもここまで同じにできた俳優さん演技、演出。新旧両理沙役の俳優も出演、時代を感じますが、最初、新作理沙役の俳優、印象が薄い感じでしたが、中盤以降メキメキと秋田汐梨的存在感を増し、映画を楽しめました。一見同じように見える新旧の理沙設定ですが、それぞれの俳優の違いが良い出来につながりました。
途中の、旧日本TV特撮物に出てきそうな地球に隕石が落ちてくる映像・・必要かな?
好みは、前作★★★★★
今作は私的想い入れで★4.5
久々に 小中監督得意のジャンル作品、楽しめました。
★Digital 5.1ch
★重低音─
★サラウンド△
あまり感じられない様な控えめ
★分離度─
★サイド・後(活躍度):1
パラレルワールド
高校生の昭雄(鈴鹿央士)は、2カ月間ずっと同じ美少女の夢を見続けていた。そんなある日、昭雄の前にその少女・理沙(秋田汐梨)が現れた。理沙はもうひとつの世界の昭雄を呼び続けており、そんな彼女の思いが昭雄を別の世界に呼び寄せた。33年に1度のシリウス流星群の接近を一緒に観る約束をしていた昭雄と理沙が・・・さてどうなる、という話。
パラレルワールドを白黒とカラーで表現してて分かりやすかった。
カラーの世界の医師はイカれてるのかと思う様な行動でドン引きだった。
あんなに流星が観れたら良いだろうなって思った。
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