「本家の陰陽師もの」バトル・オブ・ダンジア 魔獣大戦 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
本家の陰陽師もの
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エイリアンみたいに人間に寄生する蜘蛛妖怪が最初は盗賊に寄生するが街の権力者の座を狙う悪党に乗り換えて知事に冤罪を着せて処刑、知事の息子のジョウ・トンが復讐を誓うが無理難題、正義の妖術師、霧陰一門に助けられ妖術を修業するもまるで歯が立たない、今度こそと思わせて、またしてもやられる主人公だから観る気がだんだん失せてきました。要はプロレスと同じ手法、散々、反則技で痛めつけられてからの必殺技の出番で反撃と言うことでしょうが恋人も死んでしまうし気を持たせ過ぎ。
謎の老師に授かった秘術を使ってやっと成敗と思ったら洞窟に妖怪が結集との知らせ、続編ありと言うことでしょう、ところが本作も2017年の香港・中国合作映画「奇門遁甲(The Thousand Faces of Dunjia)」の続編らしい。奇門遁甲は古代中国の占術で呪術の要素も含んでいたそうですから要は本家の陰陽師ものと言ったところでしょうかね。
本国ではさぞかし受けたことでしょう、WEB配信映画なので予算は厳しかったようですがVFXはよく出来ていました。
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