「小さな温もりの芽生え」かそけきサンカヨウ 室木雄太さんの映画レビュー(感想・評価)
小さな温もりの芽生え
心で向き合う長回しの対話、その画に漂うは否定のない理解の気持ち。いつも、単調に内面の変容を描くことに優れている、それを今作でも引出していた。単純なようで複雑、逆も然りな日常。明快な結論など求めずに互いを受け入れてみたときに、咲く花がきっとあるはずだ。
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心で向き合う長回しの対話、その画に漂うは否定のない理解の気持ち。いつも、単調に内面の変容を描くことに優れている、それを今作でも引出していた。単純なようで複雑、逆も然りな日常。明快な結論など求めずに互いを受け入れてみたときに、咲く花がきっとあるはずだ。