サイコ・ゴアマンのレビュー・感想・評価
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ヤバい悪魔がもっとヤバい子供に出会った話
悪の強大な力をもった存在が、正義感の強い人間に出会って段々感化されていく、といった設定はよくあります。「うしおととら」「仮面ライダーオーズ」「ヴェノム」などなど。
しかしこの作品で支配権を持った子供がとんでもないサイコパスで、人の命などどうでもいいタイプだったので大変な事に・・・。
「スーサイドスクワッド "極"悪党集結」の気まずい笑いとまた違った笑いでした。笑えるところ結構あるのですが、そことドン引くところのシーンが自分は違うのであそこまでひどい展開にしなくても・・・と思いました。かわいそうな人が多すぎますね。
とはいえサイコ・ゴアマンと少女のやり取りは他の映画では見られない面白さなのでこの点にしました。
イカれた作品
でも、監督のモンスターやエイリアンに対する愛も感じる。
ちょっと安っぽいカンジはするけど、やっぱりCGよりも特殊メイクのキャラの方が実際に生きてる感じがする。
そこまでグロくは無いし見やすいんじゃないかな?
ただ、主役の女の子、あれは受け付けない。
あまりにも性格の悪いクソガキで、あの子のせいで笑えるシーンも笑えない。
本当に性格がひねくれてて終始イラっとさせられた。
全体的な評価としては、悪くはないかな。
いやぁ、ここまでぶっ飛んでるともう脱帽ですねぇ。
今年93本目(合計157本目)。 ※投稿が1週間遅れです(視聴は8/1)
この映画、公式のツイッターのアカウントも「いい意味で」ネタに走っていて、昭和を彷彿とさせる放映映画館の一覧っぽいCM(昭和40年代とかにありそう…)を流していたり、はては各種グッズの映画館への配送に際して「宇宙配送」といっていたり(だから、「宇宙配送」には時間がかかるので、シネマート心斎橋(大阪)にはサイコゴアマンのクッキーも、事実1日遅れだった)、かと思えば、各映画館(大阪市では、シネマート心斎橋さんのみ)もぶっ飛んだ展示(あの、脳みそみたいなものの展示(一緒に写真を撮れる))とか、「残酷ドリンク」とかぶっ飛んだものを販売していたり(シネマート心斎橋さんってそんな映画館でしたっけ…?)、公式と映画館が「いい意味で」悪乗りしたというか、ネタに走ったというか、そういう点はとても良かったです(これらのやり取りは映画の公式アカウントから全部見られます)。
肝心の映画も、何というか憎めない感じ。日本でいうとああいう映画はすごく評価の高い映画が多くて、それ基準に判断するなら多少の原点は免れないところですが、この映画はそういう視点で観るものではなく、「いかにばかばかしく観るか」という点に全部尽きちゃうので、そういう意味では「A級」とか「B級」とかという分類にふさわしくなく、まぁどうしても分類しろというなら「A級マイナス」程度にはなるとは思うのですが、そういう判断基準で観るものじゃないですしね。
まぁ、「子供同士で穴を掘っちゃダメ」とか思うところはあるけど、それ言い出すと映画成り立たなくなりますから…。まぁ、確かに上記通り「確立されたこの手の映画」基準でみれば採点は落ちても、そういう軸で減らす映画じゃないですし。しかも、どの子(主人公も含む。案外、大人よりも子供のほうが多い。子供(生徒?)があれこれ企むという内容も多々入っているので)もかわいくてかっこよくて、これは良いなぁと思えるところです。
現在はかなり限られた映画館でしかないようですが、今後増えることが告知されていて、「面白おかしくみるこの手の映画」という観点でいえば減点のしようがない(むしろ、先週も今週も競合枠が多かったのに、公式アカウントや各映画館が面白おかしく盛り上げているのが今)ので、特に減点要素にしませんでした。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
とんでもねぇ!イカれクレイジーな作品だ。家の庭に封印されし全世界が恐怖するサイコゴアマンが蘇り!彼を操る宝石はこれまたクレイジーな少女の手に全人類の運命や!特撮物が好きなら必ず響く80年代から90年代を舞台に登場人物のイカレ具合と最後に愛とはと理解する最高B級映画だ!
特に、サイコゴアマン(PG)の名付け親で宝石を使って操る!ミミことニタ=ジョゼ・ハンナのイカレっぷりは劇中必見。タイトル、サイコゴアマンなのに大事な話を飽きたとぶった切ったりワガママ放題で役者を食うじゃないけど!完全にサイコゴアは喰われていたくらいの存在感だった!
あとは個人的に、ミミに振り回される!残虐非道のサイコゴアマンのいつか〇す!と殺意剥き出しながらに従ったり。出てくる登場人物全員がB級感満載で、監督がゼイラム好きとか言ってたのが見て感じられた!続編を作るなら是非ともゼイラムとかも出して欲しいな🧠👀✨
個人的にこの手のおバカB級映画は大好物なので
是非とも続編を期待したい!
映画館で観よう。で予算を制作に取らせよう
やりたいことやったなあ。清々しい。
クレイジーボールにこだわりすぎた。自分には面白くなくなってしまった。
でも一方でそれなら、落ちもクレイジーボールにこだわったら、面白かったと思うんだけどな。
いや、そんなことより、日本の仮面ライダー・戦隊シリーズのノリがカナダに引継がれているのが嬉しい。
この映画は映画館で観ておこう。みんなが観れば、いずれ予算がつく。リアルスチールとかパシフィック・リムに並ぶようなサイコゴアマンを作ってマーベルに対抗して欲しい。
「こういうのが好きなんです」って人向き
ある筋の方にのみおすすめします。
私同様、「最低だから最高」「『酷い』は誉め言葉」「バカ映画が大好物です」って思う方々へ。
すごい狭い範囲のご近所感と、家族と友達以外どうでもいい子どもの価値観の暴走。
デザインは80年代特撮悪役+『ガイバー』『真仮面ライダー』『ゼイラム』韮沢、雨宮テイストの「どこかで見た」感。
ストーリーは一作目の『アイアン・スカイ』に、さらに『チーム・アメリカ』『オーガズモ』を足したようなはちゃめちゃさ。
人の命がわたあめ並みに軽い、紙のような倫理観の描写。
息子をモンスターにされても自然に流して朝飯を食う両親、というイカれっぷり。
そして何より主人公の女の子のキ〇ガイ演技。
どこを切りとっても、酷い。
どこを見ても、B級カルト系。
溢れ出た「こういうの好きなんです」という情熱が、観る側からしたら「お前ら(制作陣)頭おかしいだろ」って突っ込みにしかならない。
一般的にはダメ系。
どうしたって酷い。
だからいい。
侮って観ていると置いていかれちゃうよ!
劇場の予告編みていた時から心が掴まれていた作品。ようやく鑑賞です。
この作品・・・雰囲気はB級ですよ。そりゃ、こんなおどろおどろしくイロモノ全開のトンデモSFテイストですし、「サイコ・ゴアマン」ってなんだよ!ですし・・・しかし、しかしです。この一見泥舟に見える怪しい船に勇気を持って乗船しましょう。漕ぎ出しましょう。あれよあれよのジャングルクルーズ(あ、他作品!)。振り落とされるなー!な展開です。おっ!??え?!あ!?うぅ!?いー!の連続。で、ケラケラ笑うのも弛まなく。
極上のSFエンターテイメントじゃねーかよー!!!
ドドーン!ババーン!です。
上映館少ないのは頷けます。だって、万人受けすると思えません(笑)だから、きっと観る人を選ぶ作品なんだろうなぁ?って思いますよ。この世界を受け入れることができる方には完全無欠に楽しめるはず。楽しみたいのならば頭を空っぽに、固定観念とセオリーを捨てましょう。そう、本作は9次元のサイエンス・フィクションなのであります。
「え?何それ?」、「変なの」「ありえない」は禁句です。どうぞ心をフリーにして全てを受け入れてください。そうすればいざなってくれますよ、SFがもたらすカタルシスに、兄妹愛に、家族愛に、そして宇宙規模の友情に。エグいシーン、緊迫の対決シーンがてんこ盛り、でもまさかの吉本新喜劇的なホロリまで。ほら!完全エンタメです。ドラマティックです。
さらに・・・笑いが素晴らしい。まさか洋画で「間で笑う」「スカしで笑う」と思いませんでした。やるぅ〜。
とにかく、主役の「ミミ」が最高です。彼女の存在がまさに「サイコ・ゴアマン」をちゃんとした物語にしております。ミミのキャラクターは・・・おてんばを通り越しております。イっちゃってます。それがサイコー。でもって、気弱なお兄ちゃんルークもいい味出しているんだよなぁ。回し役をこのコンビにしたのが大正解ですね。本作はミミ、ルーク、サイコゴアマンの3人コントといっても過言ではないかも(笑)ショートコント「クレイジーボール」は名作です。腹抱えて笑っちゃいました。(注:コントをやるわけではありませんよ、例えです。悪しからず)
なんというんだろうなぁ、本作は同様のSF作品のパロディなのかなぁ?いや、そういうわけじゃぁないんだよなぁ。そこら中から漂ってくるSF、特撮(といっていいのか?)への愛情とでもいうのでしょうかね?滲み出てる気がします。どこが?ってちゃんと真面目に作ってるんだもん。おちゃらけてないんだもん。馬鹿にしてないんだもん。あぁ、ミミに作り手自身を投影しているのかなぁ?確かに、SF好きならこんな展開は夢だよなぁ。
ちょっとでも書くとネタバレになっちゃうのでこんなことしか書けませんが、いつもと違う映画観てみようかな?と思われていらっしゃれば、おすすめですよ。
僕はずっとニヤニヤ、ゲラゲラ、ワクワク、ドキドキしっぱなしで気分盛り上がって鑑賞しました。
いちいち面白いです。
Eeny, meeny, miny, moe
銀河中から悪魔と恐れられる残虐な宇宙人と、それを操れる宝石を持った8歳の少女の話。
子供とはいえ超ワガママ超自己中なクレイジー少女ミミと、妹に振り回される10歳のヘタレ少年ルーク君が、お庭を掘ったら何やら赤い宝石のついた物体を見つけ、宝石を取ったら封印が解けてと始まって行くストーリー。
兄妹というかこの家族のオリジナル?のゲーム、クレイジーボールに始まり、訳のわからんお子ちゃま脳なプロットの連続だったり、残虐で冷酷無比なグロ〜い能力と性格を持つ筈のPsycho Goreman、略してPGの、やけに親切で能書きタラタラな解説の連続で、ある意味ぶっ飛んでいて面白いのだけど、ちょっと勢いだけのワンパターンにも感じる。
テンプル騎士団とか元下僕たちとかも結局PGの劣化版みたいな感じで、これと言って個性を感じなかったし、ストーリー的にも盛り上がりがなかったし。
それなりには面白かったけど、こういう系統で能書き描写を積み重ねて、最後まで楽しませ続けるのって難しいよね。
サイコゴアマン愛を知る
兄妹が広場で、クレイジーボールという遊びをしていて、偶然にも悪の権化の宇宙人の封印を解いてしまう。でも、ミミが封印となっている宝石を手にしたため宇宙人はミミの言いなりになった上に、サイコゴアマンとして名付けられる。
おバカSF映画は、大好きなんだけどイマイチのれなかった。サイコゴアマン(PG)がダークヒーローとして暴れまくるか、地球を攻めて来たエイリアンを兄妹と一緒にぶっ倒すようなストーリーだったら面白かったんだけどな。
PGが兄妹と一緒にバンドを組んでノリノリになってドラムを叩いてるシーンはよかった。
率直に面白くないけど色々楽しめた
映像がもう少しクリアだったらと欲をかいてしまうのですが、そうすると細部まではっきりくっきりですからねーなどと意地の悪い想像なんぞも・・・とは言え、メイクとか作り物類はかなり手が込んでいたように思うし、テキトー感を大きく見せつつ手は抜かない的な制作魂にやられてしまいます。だから笑えなくても面白くなくても、最初っから最後まで見所満載なんです。
ブラックで寒々しい笑いとドラマには終始苦笑、それでも笑えるところもちらほら・・・
シュールといえばシュール、ブラックだといえばそう、でもちょっとだけ中途半端な感じも・・・どうせなら─、と勝手に思った次第です。
強いぜ!サイコ・ゴアマン!
クレイジーすぎるでしょww
好みは別れそうだけど、私は始終笑ってました!
上手く纏めたり、改心したりとかも無いし、漂う低予算感がまたいいし、日本の特撮に対するリスペクトともよかった。
宇宙の命運はイカれた少女の手に託された
ミミとその兄ルークはクレイジー・ボールでの勝負の果てに庭から最凶最悪の悪魔を掘り当ててしまい……って真面目にあらすじを書くのもはばかられる程のファナティックな映画。
実際、このミミの傍若無人を絵に描いたようなイカレっぷりが凄まじくて、おかげで苦手なはずのゴアやスプラッタ表現が全く苦にならない。途轍もない化け物を掘り当て、凄惨な殺人現場を目の当たりにしてもこゆるぎもしないミミの精神強者ぶりに比べ、まともゆえに割りを食ってばかりのルークが本当に気の毒になってくる。
気の毒なのはサイコ・ゴアマン略してPGも同じで、宇宙一の最凶生物が少女に振り回され、過去の残虐ぶりを話して聞かせようにもあっさりと流され、挙げ句の果てに生命の危機にまで晒されるのだから、同情する他ない。
監督は日本の特撮が大好きだそうで、それも東宝や円谷プロのような世界でもリスペクトされる王道作品ではなく、ライダーや戦隊のいわゆる東映特撮に愛着があるらしい。そう言われてみると、PGをはじめとした宇宙生物たちの姿や映像表現にその片鱗が見え隠れする。そういう意味では、東映のいい意味でチープな特撮に慣れ親しんだ日本でこそ、この作品が受け入れられると良いのだが。
なお、なんとなくほっこりするような良いシーンで終わったせいで、暖かな気持ちで映画館を後にしたが、考えてみるとこの後どうなるんだろう……いや、そんな先のことを憂いても仕方がない。どうであれ、ミミ一家には平穏が訪れたのだから。
過激映像集団のメンバー作、なるほど。
とことんクレイジーだけど一切お話の回収なし。突っ走って突き抜けた感な映画。主人公の妹はとことんサイコだし兄もちょっと抜けてるナイスガイ。両親もピントずれだしテンプル騎士団もたいして正義でないし…まともなキャラクター皆無。そして誰も改心しない。が、ゴアシーンもたっぷりだし見応えあるキャラクター多いし、こういうの好きなら存分に楽しめると思う。
E.T.の次はPG?クレイジーボール!
日・特撮愛 × 加・ユーモア = メチャクチャ癖になるヘンテコメディ怪作。E.T.の次はPG?クレイジーボール!
名前のない悪魔が愛の力を知るまで。まるで一昔前の怪獣・異生物と子供が心を通わせるような作品で、それらへの愛溢れる自由すぎる時代錯誤お手製感。強烈な中毒性に思わず没入するし、ぬくもりのあるイカれっぷりが気持ちいい。最初はなかなか乗れないときもあったけど、こんなの嫌いになれるわけないだろ。と、最終的には言いたくなる仕上がりにモールス信号(?)壁トントンで大満足と言いたくなる。キャッチーで最高なタイトルから裏切られない(※タイトル通りサイコで血みどろなゴア描写も)。戦隊モノや仮面ライダーを見ていたときの気持ちも少し思い出した。
やけに大人びた勝気マセガキ妹ミミと気の弱い兄……ルーク!テレビ大好き怠け者父グレッグに母スーザンの家族。だけどやはりミミのキャラが強烈に振り切れていて、見ていてムカつくかクセになるかの瀬戸際。なんせタイトルロールの悪魔と出会ったときのなんてことない受け入れっぷり。なんならヤツが登場する前から充分おかしくて、兄を尻に敷いている。決戦はもちろんクレイジーボールで!ミミと兄"少年"の……なにはともあれ楽しかった!! そしてまた我らが愛すべきPGは本来の目的、世界を壊しに行くとさ。めでたしめでたし(※友だち除く)。
相手の臓器で剣作るアイデア天才
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