劇場公開日 2021年7月16日

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「やっぱりジャウム・コレット=セラ監督と組んだ一連の作品群ほどじゃない…」ファイナル・プラン とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5やっぱりジャウム・コレット=セラ監督と組んだ一連の作品群ほどじゃない…

2021年10月30日
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愛する人に出逢って洗いざらい自首したい"速攻強盗" vs 大金に目がくらんで証拠の隠蔽に燃える汚職刑事!我らがリーアム・ニーソン、最愛の人に手を出されて黙ってるタマじゃないぜ。今回が彼が演じるのは爆発のプロ。やっぱり彼はある道に長けているキャラが似合いすぎの風格貫禄。ゼッタイ敵に回すな。最後まで小ぢんまりした印象。
"I'm coming for you." 『96時間』以降お決まり"伝説"の逆脅迫。俺の望みは普通の生活だった…俺のやり方でケリをつけるから覚悟して待ってろ。さぁ、皆さんお待ちかね!我らが戦うお父さんリーアム・ニーソン待望のアクション映画最新作がもう配信デビュー(※世の中的にはコロナでも関係ありません)。本当のリーアム・ニーソン好きオジサンたちはちゃんと映画館に観に行っているだろうけど、個人的には見に行こうか悩んだ末に行かなかった本作。この仕事に華やかさなんて不要?…なんちゃってドカン!爆発!主人公の過去を知っても引かない観客役(?)パートナーも同行して、その働きっぷりに思わず感心、ご満悦の様子。速攻強盗あらため精密強盗、最後の"仕事"は薄味!嫌いじゃないけど記憶に残るようなものではなかった。
にしても主人公の盗み働く銀行の条件、難しすぎるだろ。そんな条件の銀行どこにあるのか?なっかなか無さそうだな?質問を質問で返すのはよせ。俺への脅しか?必要か?声や雰囲気で分かる。心に従って行動すれば解決する。『イン・ザ・ハイツ』ウスナビ!ジェフリー・ドノヴァンはやっぱり主人公(に理解示す)サイド、正しい側だと頼れる。しかも今回は家を取った元妻からムキになって取った犬を連れて働いてます。カネのために同僚まで平気で殺しちゃう諸悪の根源・悪徳刑事ニベンス役の人、こういう役似合う。「退職金だ」と正当化できるほどある意味強メンタルの持ち主。余計な被害者を出したくない。まさしく原題通りに人の道だけは外れないスタンス。

とぽとぽ