誰かの幸せ

モールの販売員が売れっ子の作家になり周りが距離を取り始める。
人の心の変化や嫉妬心や醜い部分が手に取るように分かって面白かった。
レアの成功と才能を認めたくなくて嫉妬する親友も見苦しいけど、レアの彼氏もかなり嫌な奴に見えた。
結局レアの事を自分より下に見ていたから成功が許せないんだろ
レア本人は威張ってもないし性格もそのままだけど「変わったね」と言われてしまう。
レア自身の〝ステージ‘’が変わったのだから今までの友達にこだわらずに新しい友達、新しい恋人を見つけてベストセラー出せばいいと思う。

「アーティスト」以来のベレニス・ベジョ♪
良いっすね♪

しかし、嫉妬、わからないでもないが、こんなんだと友達として付き合うの、僕なら勘弁。

親友と言いながら否定ばかりする女友達。最後までいやな人を貫いたが、そんな人と友達っていい人なのか、どうなのか？トントン拍子に進む友人への妬み僻みが半端ない。あーああいう風にはなりたく無いなぁと。本人も良い夫、子供に囲まれて幸せとも言えるが、今はそれだけでなく、自分の能力が発揮出来る事が大事とされる風潮があるからなぁ。誰かの幸せは自分の不幸ではないという事。

劣っていると下に見ていた人物の成功は素直に喜べない、親友や恋人さえも。嫉妬しかなく、見ていて非常に醜いが、中々面白い視点。成功した彼女に全く嫌味がない点もさらに非の打ち所がない。自分たちにも才能があるのではと、夫婦で執筆、音楽、彫刻、盆栽、とチャレンジすれど長続きせず、平凡。ちょっぴり気持ちはわかるかな。