「始めは甘く最後は苦い、二味キャンディ」恋の病 潔癖なふたりのビフォーアフター シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
始めは甘く最後は苦い、二味キャンディ
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タイトルとポスターを見て、ポップで軽いタッチのラブコメを期待していたら、後半から結構シビアな展開で後味が悪かったです。前半は、病的な潔癖症の男女二人の奇行が微笑ましく、同じ病気だからこそ惹かれ合うのもいい感じです。ところが後半になって、片方の病気が治って正常者サイドの人間になってしまい、相方は疑心暗鬼からストーカー化する展開は重すぎます。特に潔癖症のキャラが、一転して不気味なキャラに見えてしまうのは残念。結局は、心境や環境の変化で、すれ違う古典的なラブストーリーでした。
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