「年寄りあるあるじゃ済まないよ」親愛なる君へ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
年寄りあるあるじゃ済まないよ
亡くなった同性パートナーの9歳の息子を養子にしたピアノ講師が、その子の祖母を殺害した罪に問われる話。
裁判に掛けられるところから振り替えりみせて行く。
婆さんが他界し、次男が金庫を開けると家の相続者か亡くなった長男の9歳の息子になっていたことから、彼を養子とした主人公による婆さん殺害を疑うと共に、9歳の甥っ子の親権がどうとか騒ぎ始め巻き起こっていく。
人間ドラマではあるけれど、真実をなかなかみせず、サスペンス的に展開していくので、やるせなさと共にモヤモヤ感が募って行きなかなか上手いなと感じる。
舞台は台湾だけど、会話の描写から中華人民共和国の家族ですかね?
徐々にみえてくる真実は、ある程度早い段階で読めたけど、何とも悲しくやり切れず。
ただ、最後は台湾の刑罰や親権に関する制度が判らないのもあって良くわからず。
ちょっと消化不良だった。
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