「良質なSF短編小説のような映画」オキシジェン Nightwalkerさんの映画レビュー(感想・評価)
良質なSF短編小説のような映画
米仏合作のSFソリッドシチュエーションスリラー。
密閉された医療ポッドの中で目覚めた主人公が、酸素が切れるまでに脱出しようと試みる。
伏線や記憶の断片が徐々に一つの真実へ向かっていくのが面白い。
「あれはこういう事だったんだ」と結末が分かってからもう一度観たくなる。
ほとんどの場面が、ポッドに閉じ込められた主人公1人のシーン。
それを飽きさせずにスリリングに見せたフランスの女優メラニー・ロランの演技が光っている。
単なるソリッドシチュエーションスリラーではなく、ネットや電話を駆使して謎を解いていく感じは『THE GUILTY』や『search』好きにもマッチしそう。
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