アンホーリー 忌まわしき聖地のレビュー・感想・評価
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ジェフリー・D・モーガン主演のスーパーナチュラルホラー
スクープの為ならヤラセも厭わない記者が訪れた村で聖母マリアの奇跡に遭遇するが……というオカルト物。
ドラマ『真夜中のミサ』に似ているがいかんせんメリハリがない。カメラワークは悪くないだけに残念。
注目は聖母マリアの啓示を受ける少女アリス役のクリケット・ブラウン。透明感と神秘的なオーラがあって、奇跡を体現する説得力に繋がっていると思う。ノースカロライナ大学芸術学部を2019年に卒業したばかりなようなので今後の活躍が楽しみ。
聖母マリアと悪魔の鬩ぎ合い
本作は、近場では劇場公開は無かったのか、記憶には無い。おどろおどろしいポスターが目につき、huluで鑑賞。聖母マリアと悪魔の化身となった亡霊との鬩ぎ合いを描いた、オカルト・ホラー。英国のジェームズ・ハーバートのホラー小説が、原作となっている。
この作品の主演を務めるのが、『ウォーキング・デッド』でシリーズで、悪役・ニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガン。『W・D』では、当初、残酷極まりない悪党のボスを演じてきた彼が、本作でも、捏造記事によって出版業界から追放されたジャーナリストを演じ、相変わらずのハングレ役を演じている。
冒頭、18世紀初頭の魔女裁判によって、仮面を顔に打ち付けられて、火炙りにされる女性の断末魔のシーンで一気に不穏なムードに引き込まれる。そして、現代。聾唖少女・アリスがある日突然、目の前に聖母マリアの出現を体験し、耳が聞こえ、話せるようになる。それを機に、難病とされる人々を立ちどころに治す力が宿り、それを奇跡として、人々から信仰の対象となっていく。
しかし、それは、決して神の成せる業ではなく、「神の奇跡の裏側には、悪魔が宿る」と見抜いた神父もまた、殺されてしまう。ジャーナリストのジェリーは、今一度、特ダネを狙い、アリスの動向を追っていたのだが、神父の死に不信感を抱き、その真相を暴こうと調べ始め、悪魔と対峙をすることになるのだが…。
全体的には、90分の上映時間の中に、こじんまりとまとまった・オカルト・ホラー作品と言える。ラスト・シーンまでは、なかなか意味ありげなストーリー展開で、冒頭の断末魔のシーンが、どう絡んでくるのか、ミステリアスさを引き出していた。しかし、ラストシーンは、それほどのサプライズも無いまま、予定通りの筋書きだったので、やや雑な感じがして、「まぁ、こんなもんか」と思えたのが残念。
『W・D』の大ファンとしては、内容はともかく、モーガンが主役を演じていただけで、星3つ分かな…(笑)
奇跡の側面
実は奇跡ってこういう事なんだろうな
ということが描かれていて納得
クライマックスは
このうっかりさんめ☆
で笑ってしまったけども
表現がちょいちょい貞子でちょいちょい加耶子で好き
怖いものの表現がジャパニーズホラーなのは誇らしい
ラストは好みとしてあと一ひねりあると嬉しかったけれど
90分の枠内できれいに収めているのはお見事
観て損は無いと思います
下記ちょっとネタバレあるので注意して下さい
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悪魔より絶対強い
正統派オカルトホラー
少女アリスに囁き、奇跡を起こす「聖母マリア」
叔父である神父は、「神の奇跡の側には悪魔がいる」と警戒する。
暗闇に蠢く、「聖母マリア」
教会に隠された秘密とはー。
死霊館シリーズを彷彿させる演出がイイ✨
フードに隠された聖母の顔ー正体ーは、一体⁉️
奇跡を巡る人々の困惑や期待。心理描写を
丁寧に描いたのに反し、
マリアの正体が露呈するラストシーンが雑😓
前半はとても良かったのに、後半が拙速に終わってしまい、やや惜しい作品だった。
総合的には🙆♀️死霊館好きな方にオススメ。
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