「反スターリン主義は狂気か?」DAU. 退行 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
反スターリン主義は狂気か?
イデオロギー抜きで、全く面白く無い映画だ。騒がしいだけで、イライラしてくる。名監督の駄作と言われる戦争映画のパクリだと感じた。牛と豚の違いだけ。
さて、イデオロギーを加味すると、スターリン後の反スターリン主義(スターリン批判)が定着しつつあったソ連の政治体制を『退行』と表現して、俳優に狂気を演じさせている。つまり、スターリンの方がまともだったとも解釈が出来る。勿論、そうではないのだろうが。だから、現時点でのロシア政治体制の批判ともうかがえる。ロシアでは上映禁止だそうだが、ロシア人からしてみたら、ふざけた話だと思う。何がダンテの神曲か!と思った。イデオロギーを加味すると今まで見た映画でも最低の映画だと思う。騒がしいだけの長編B級ホラー映画と言った所だ。0点にしたが、マイナス20点位。個人的な意見を更に言えば、これ以上、このシリーズは続けて貰いたくない。時間の無駄。反スタは日本の造語でしょうがね。(反スタ反帝!)また、日本の分派した反スタ運動はこの映画と同じ狂気をたどるけど、こんな狂気ではないし、この監督がそんな事知ってるはずもない。反スタよりもスターリンの方が良いはずはない。
今年の1月2日に見たのが、○○の黙示録でして、まさか丑年の正月が開ける前にこんな映画見せるなよって思いました。。その後、アップ○○○渋谷は閉館になりました。罰当たり目って思って、表参道の大学の隣の映画にこの映画見に行きました。だから、来年は、行った事が無い初詣でもしようかなぁと考えています。良いお年を。
コメントありがとうございます。
私はエンタメとして不快にさせる作品なら好みにハマる場合もありますが、この作品はそういうのとは違いただただ騒いだりだるかったりでつまらなくて不愉快でした。