「恋。姉妹愛。親子愛。寂しいけれど、良かった。」映画 五等分の花嫁 きんぴらさんの映画レビュー(感想・評価)
恋。姉妹愛。親子愛。寂しいけれど、良かった。
漫画「五等分の花嫁」のアニメ版の完結編。
まずこの作品を鑑賞するのであればアニメの1期2期を完走することは必須だ。でなければ
キャラクターの立ち位置や関係性が理解できず、意味不明なまま終わってしまうだろう。
「アニメを見ていなくても楽しめる」作品ではないので注意してほしい。
ただアニメを全て観た上で本作を鑑賞することで大きな感動を味わうことができるから是非アニメを鑑賞して、さらに劇場で本作を観てほしい。1期2期を観ていると大きな寂しさに襲われる。ラピュタを見終わった時のような感覚だ。胸がギューっとなる。
学園祭で特定のキャラに視点を合わせるのではなく、学園祭最終日に向けて五つ子全員の視点を整合性を取りつつみせるのは感嘆した。脚本も監督も素晴らしい。
アニメでは恋と勉強と姉妹愛にフォーカスが当たっていたが、今回は親子愛についてもしっかりと描かれていてたまらない。上映開始10分で泣きそうになった。
すごく良かった。
超絶おすすめの作品ですが、もう一度書きます。アニメ観てから鑑賞してください。「アニメを見ないのであれば見るな」ではなく、「アニメ観て。そして劇場版も観て」です。
よろしくお願いします(?)。
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