コンティニューのレビュー・感想・評価
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クセが強い暗殺者のキャラがバラエティに富む
パージでフランク・グリロに惚れたのと、ループものが好きなので鑑賞。死んで覚えて成長する、映画というよりゲームを観ているかのようだった。
良かった点は、「ハイテンポでアクションが爽快」なこと。バンバン人が死んでグロいけど、コメディータッチなので怖くない。ハイテンポなカットでの斬首、銃撃はむしろ気持ちい。
クセが強い暗殺者のキャラがバラエティに富んで良かった。各キャラによって戦闘スタイルが変わるのが楽しい。特に女剣士とチビの爆弾魔が好き。
尻軽、酒浸り、クズな夫がループを繰り返して妻と息子のために改心する。いかにも感動しそうな分かりやすい構成。しかし、テンポの良さとノリの軽さからか、感動は薄れてしまったように感じる。
残念だったのは、「続きが気になる終わり方でモヤモヤした」こと。この後はどうなるか分からない」って雑にぶん投げたな。ハッピーエンドかバットエンドかも分からない。せめて装置入った後、何でもいいからワンカット欲しかった。
タイムループ
映画で一番良かった。
朝イチの殺しやを殺した直ぐに、発信器を外せば良いのでは?と思ったけど、ラストの潜入方法で発信器を逆に利用していて、ストーリーの完成度の高さを感じた。
敵ボス役のメル・ギブソンが渋すぎる!
才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋
映画「コンティニュー」(ジョー・カーナハン監督)から。
名優が顔を揃えたわりには、もう一つパッとしない。
同じ1日を、生と死のループを繰り返し、無限に生きている、
その設定が理解しにくいのもあるが、何度も何度も、
同じ映像の使い回しをしているようで、途中で飽きてしまった。
作品と関係ないが、悪役のボスがこんな台詞を部下に言う。
「どうも気に入らないな。ある種の特徴が考えるうかがえる」
「どんな特徴?」
「才能のなさを、やる気で埋める頑張り屋。
幼い頃からそんな奴が嫌いだ」と。
才能って、自分が一番気付いているはずなのに、
それを悟られないように、元気に「平気です」と頑張り、
そして、最後は自分で責任がとれず、周りに迷惑をかける人。
自分の才能のなさを自覚したら、あまり頑張らず、
才能ある人たちの和をかき乱さないことに意識を向けたい。
フレーズとしてインパクトがあったのは「私は観音、観音が成敗」。
この意味もよくわからなかったけれど、何度も繰り返されて、
耳に残ってしまった。(笑)
ちなみに予告編では「私は観音、観音がロイを成敗」の字幕。
この違いも、よくわからなかったなぁ。
SF版突破ファイル
当初、全く興味を持って無かったが、先日知人が「面白そう」と言っていたので配役を見てみたら『キャプテン・アメリカ』のラムロウが主演ではないか!
「あの子が立派になって、まぁ!」と、晴れ舞台を見に行く親戚のおばちゃん気分
最初、この映画に興味持てなかった理由は「何度も同じ1日を繰り返す主人公」ネタって
🐼...どうせ、『マトリックス』的な“自分の現状が仮想現実と知り”みたいな三番煎じぐらいの映画やろ...
と思ってたから
<ここからネタバレ!!!>
が、この映画は違った!
主人公は出だし
・同じ事の繰り返し...あ~、だっりーな~
どうせ死ぬし
→あれ?俺、ちょっと違う展開に出来るくない...?
→お!こうしたら息子に会えて...
→ん?この無限ループってそもそも前日起因?ってか、元嫁起因?!
(出てくる殺し屋達の「BLACK LAGOON」テイスト大好き♥︎)
まぁ、ここまでは予想通り
「明るい未来目指して俄然、頑張る!」
しかし話は中盤から非凡な展開に
「ボスキャラ倒したら大団円」と思いきゃ「倒したってハッピーエンドにはならず、あずかり知らぬ所で展開していた悲劇」を主人公は知ってしまう
ここから物語は序盤において主人公を苛むだけだった無為な時間の繰り返しだった設定が、ちょっとずつちょっとずつ息子を知り交流する楽しみをもたらすものに価値を変える
迎えるのが世界の終末である事を、主人公だけが何度も何度も繰り返し味わう諦観を土台であっても...
そして、幾度となく繰り返した息子との会話から光明を得る
ここからが痛快大逆転展開!
(ミシェール・ヨウの贅沢すぎる使い方も含めて)
ラストの「私のために来てくれた!」という妻の台詞
彼女は、主人公が自分にたどり着くことは多大な困難を何度も乗り越え、自分が愛した主人公の精神が発揮された時だと知っていたから
信じていたから
この映画が秀逸なのは、最後のシーン
お定まりの「最後は世界を救った主人公は、心を入れ替え家族と幸せに暮らしましたとさ」とならず、自分が消えてしまう可能性に身を投じる
あの終わりに不満を言う人も多いだろう
ただ、最後の主人公の表情が物語っている
彼は、やり遂げたのだ...と
とても面白い
タイムループもので次第にスキルアップしていく系。奥さんが朝のうちなら生きていることが分かってからグンと気合が入ってスリリングになる。最後にヘリに乗り込む展開が気持ちいい。何度も戦っているうちに殺し屋たちにもシンパシーが沸く。敵のボスが何をやりたかったのか、今一つ不明だ。
ギャラガやりたい!
「しつこいなぁ〜」「もぉ、いいよ〜」
タイムループ系作品において個人的には何度か舌打ちをした事がありましたが
「こりゃ違う!」…明日を無事に迎えられるのか?自身がゲーム対戦をしているかの様な錯覚感をワクワクしながら楽しみました!
美魔女ナオミ・ワッツ目当ての鑑賞でしたが
何度も何度も殺される主人公ロイ…タフなマッチョマンだが果てしなく自己中で女と酒好き…
そんな彼が受難に巻き込まれ同じ日を繰り返し何度も殺されて行くうちに妻子を守る為だけに闘い、強さと共に心の成長を得て家族愛が築かれる様に胸が熱くなりました…
曖昧な結末に?…ではありましたが決して後味は悪くは無かったなぁ
圧倒的に「老若男子」率高しの客層でしたがスピーディでテンポ良くバイオレンス色満載の中でも笑いとヒューマン要素も織り込まれた新感覚SFアクション作品を女子の皆さんにも是非!堪能していただきたいですね!!
心臓∞
死に戻り系はゲームみたいでとても好きです。ゲームっぽい予告で楽しみにしてました。
初っ端からいきなり殺されかけてからヘリがやってきて、銃ぶっ放して、ヘリの人間を突き落としてから下の道路にあるトラックに飛び降りるというあ〜てんこ盛りな展開に心ウッキウキになりました。基本的にここからこの始まりを軸に物語が展開されますが、中盤までは飽きずにひたすら違う物語なので楽しいです。何故ロイが狙われたかのかは、曖昧すぎる説明でさっぱりでしたが、そんなものは気にせず世界観に浸りました。
ただ中盤から会話が多くなってきたので、少ーし怠い感じになりました。どっちかっていうとアクションを見たい人間なので、このパートは微妙でした。ですが、本部に乗り込んで色々死にながら進んでいく感じは楽しかったです。観音は決め台詞へのスピードが早いのでこっちにも飽きはきました。
最後の何かに続くような終わり方は訳わかりませんでした。あれだけが超汚点。
何はともあれ、部分部分ではかなり面白いんですが、編集での繋ぎ方が適当な感じのせいで、コレジャナイナー感が否めませんでした。惜しい。
鑑賞日 6/6
鑑賞時間 12:35〜14:25
座席 C-4
主役に華がない!!
まあ、B級アクションと思って観たし、メル・ギブソンも最近のブルース・ウィリス同様、脇役扱い(よくあるポスター詐欺!)
と思っていたので、良いのです。(苦笑)
兎に角、第一印象が主役がぱっとしない?
この俳優初めて知りましたが、なんと言うか、悪役の手下の一人くらいな、脇役にいてもいい感じな役者風で、(殺し屋側にもそっくりな風貌の人居るし。それを利用したりするんですが。)
肉体凄いし、アクションも悪くはないのですが、主役やるタイプの役者ではないかなと。
内容として、1日を繰り返すループ系で、そちらを見せることとアクションに注力してるせいか、主役の妻や子への愛情とか関係性が希薄で、ラストの自己犠牲も(しかもどうなったか、はっきりしない)感情移入出来ない。
後半、ループしながら放ったらかしにしていた息子との絆を取り戻すと言うことで、死に繰り返す訳ですが、完全な自己満足で、自身は色々な話を息子から聴けますが、息子は毎回リセットしているので父親への愛など深まらないのです。
まあ、B級だし、いいか。
タイムループで疲れる
元特殊部隊員のロイは、毎朝目覚めた瞬間から殺し屋に襲われ、戦うが結局殺され、また朝を迎えるという事を繰り返していた。銃で撃たれ、爆弾で吹き飛ばされ、剣で切られ、何度殺されても生き返り朝を迎えるというループで、同じ日を繰り返していた。
実は科学者の元妻が上司の悪事に気付き、止めようと元夫に託した事によりタイムループに入り込んだ事がわかった。ロイは元妻と息子を救うため、殺し屋集団と戦い、黒幕に近づいていくという話。
先日観た「パームスプリングス」の様なタイムループもので、殺されると朝になるというところは似ていた。
ただし、朝からナイフや銃で襲われるのを200回以上も繰り返すことになり、観ていても大変疲れた。
カーアクションや銃撃戦、剣の戦闘などアクションが見所かな。
ナオミ・ワッツが美しかった。
名前の通りゲームの様な映画
説明無しに当たり前の様にスタートするのだけど
タイトルを思い出した時に、あーーー そう言うことね!
と落ち着きます
ダメ主人公がコンティニューする度に人間として
大きくなっていったり、先に進む方を見つけていくので
面白いと思います
迫力のある映像なので劇場で見るのがお勧めです
この手の同じ日を何度も繰り返してしまうものは
ありましたが、オール・ユー・ニード・イズ・キル
みたいなものでしょうか、ビューティフルドリームみたい
なファンタジー色は強くはありません
最後に導き出した方の時に
あーー だからここでこんな事になっていたのね!
そして、スクエアのクロノトリガー的な
いきなりラスボスみたいな感じがとても痛快では
ありました
クソゲー⁈
groove感あるテンポの良い繰り返しとユーモア+フランク・グリロのキュートさで楽しめる
多彩なパターンで繰り出されるアクションと軽めのゴアシーン
息子との時間を丁寧に描き 人生を生き直す難病モノぽさのあるラストも重すぎず 丁度いい余韻を残す
上出来です
序盤は面白い
ゲームで主人公が死んだ際直前のセーブスポットからやり直しスタートする経験はあるだろう。
それを現実世界でもし行えたら〜ってのがこの作品のメインストーリー。成功まで250回近く死にその度に蘇り同じ事を繰り返す苦しみ、そして何よりも250回分の死ぬ痛みを経験する肉体的な苦しさ、そして時には愛する者を失う精神的な苦しさを何度も味わいさせられる。
ゲーム内の主人公達も大変だなぁなんて思えてる…
序盤は何度も死にその際に次に繋がるカードやヒントを得てコンテニューし直す描写は惹きつけられる。
成功へのプロセスとなる伏線なんかを想像しながらゲームをやっている感覚で楽しむ事ができる。
ただ後半は結構強引な展開に感じた。というのもあの世界を滅ぼすまでの強力な科学の説明が非常に大雑把で、何度もコンテニューし直す事ありきの成功へのプロセスはゲームのコンテニューとは少し意味合いは異なる。
ロイが世界滅亡阻止への鍵となるが、その鍵になるきっかけも妻の強引な流れでなんかイマイチ興奮しない。
序盤は面白かっただけに終盤の強引な流れが結果的に凄く印象に残り物足りなさを感じてしまった。
ストーリーとは異なるがナオミワッツは相変わらず美しかった。この作品でもそれが強く印象に残った。
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