劇場公開日 2022年12月2日

  • 予告編を見る

「【"君は僕に自由を教えてくれた・・。"初老の子供、孫を持つ男性達の結婚を、両家(困惑したり、祝ったり・・。)の人々の姿と絡めて描いた作品。”幸せの形ってなんだろう”と思った作品でもある。】」泣いたり笑ったり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【"君は僕に自由を教えてくれた・・。"初老の子供、孫を持つ男性達の結婚を、両家(困惑したり、祝ったり・・。)の人々の姿と絡めて描いた作品。”幸せの形ってなんだろう”と思った作品でもある。】

2022年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

- 突然、父に"男性と結婚する。"と言われたら戸惑うよなあ。けれど、セレブな自由人トニの家族は、元妻を含めて"良いんじゃない?"と娘のペネロペ意外は寛容で(というか、性に寛容過ぎです!)あるが、漁師のカルロの一家は息子サンドロを含めて大反対。(そりゃ、そーだ!)結婚を阻止しようと、策略を図るが・・。

◆感想

・サンドロは尊敬する父の結婚に反対しつつも、何故か心が晴れないし、ペネロペにも長年、父に対する反発する想いがある。
- この辺りをコメディ要素を絡めながらもシリアスに描いている。-

・そして、サンドロとペネロペは、カルロの海の男らしい優しさや、トニの自由な生き方に、徐々に心を絆されて行く・・。
ー 明るい音楽の使い方が、絶妙に巧い。皆で、音楽に合わせて、踊る姿・・。-

<今作を観ていると、段々幸せのカタチってなんだろう、と思った作品である。出演者全員が善良な広い心を持っているので、鑑賞後は気持ち良く映画館を後に出来る作品です。
 欧米では、ゲイのカップルが普通に歩いている姿を、時折見かけるが(というか、可なりの高確率で。)日本では、見かけないよなあ・・。文化の違いなのかなあ・・。>

NOBU