太陽とボレロのレビュー・感想・評価
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普通に面白かった!
試写会にご招待いただきました。
無料でご招待というのが水谷さんらしくて粋ですなぁと。
もともと音楽系のお話は好きで『蜜蜂と遠雷』や『のだめカンタービレ』は何回も観ていました。こういった作品だと神様からのギフトを持つ若き天才達がコンクールで競い合うといったお話が多いですが、本作は音楽にとても情熱を持っているけど、それでは食べていけず、何年もの間他の仕事をしながらどうにか練習時間を確保して頑張っている人たちの唯一の披露の場「弥生交響楽団」が経営不信で解散してしまうというお話。
俳優さんが監督をされている作品というと「プロットの段階で誰かに観てもらわなかったんかぁあ!?」と思うような作品が多く、水谷さんの作品は今作が初めてだったこともあり、なんとなーく嫌な予感を感じていたのですが、これは杞憂でした。
まず、お話をシンプルにしたのが良かった。
ありがちなお話だけど、解散コンサートをするという明確なゴールがあること。それとベテラン俳優達のキャラ立ちしまくったキャラを深掘りし過ぎなかったことでお話がとっ散らからずに無事ゴールでき観ていて安心感があった。
難点を挙げるとすると、特に冒頭で気になった説明口調の会話。親しげに話しているのだけど違和感を感じる。また、演奏している動きと音楽が若干合っていないところにも違和感を感じた。それと設定的に趣味以上プロ未満な人達のため演奏シーンであまり派手さを出せず少々地味な印象になってしまったのかなと感じる。
それと副指揮者の片岡さん。楽団員全員に嫌われているという設定だが、観客の私のラインも超えていってしまったので、正直、片岡さんパートは全て無しにして別の方向からの物語にしてもらえた方がすっきりと観れたなと思う。あの人と兄弟というのもその後の展開にそれほど影響ないし。
でもこの映画の1番の見所は、主人公の檀れいさんの美!
主人公の本職は洋服屋なためシーンの度に服装が変わる。毎回、高そうで上品な洋服の檀さんが観れるのでまさに眼福。
そもそも、このお話は主人公が美人じゃなかったら成り立たないお話なので、この点においての説得力は十分すぎるほどあった。
だからなんだって話
試写会にて一足早く鑑賞。これは試写会で観れて良かったわぁと思えるくらいつまらなかったです。
まず映画としての魅力が皆無です。上映前の司会の方のセリフで役者本人が吹替無しで実際に弾いたり吹いたりしているという力の入れっぷりから演奏のシーンに期待していたのですが、演奏シーンは序盤と終盤のオーケストラとちょくちょく挟まる練習シーンくらいで見応えがあるかと言われると無いです。
全体的にそれぞれの葛藤だったり、社長さん達の資金巡りが描かれるのですが、どれも面白味を感じませんでした。一人一人のしょうもないエピソードを順番こに見せられますが、音楽に賭けていた想いが爆発して犯罪(車上荒らし)を起こしたり、いらない恋愛への発展だったり、ホテルに連れ込んだり逃げ出したり、それぞれの鍔迫り合いだったりと余計に話を広げているせいかとっ散らかっていて疲れました。
笑いを取りに行こうとしているのは分かるのですが、あまりにも露骨すぎて全然笑えませんでした。水谷さんと同世代の方なら笑える間とかだったり、リアクションだったりするのかなとは思いましたが(実際笑いはそこそこ起きていたので)、個人的には白けるレベルでした。頭を思いっきり打ちつけたりするのを笑いにするのはまぁ怖いですし、リアクションも一辺倒なのもアレですし、水谷さんが「ドヤ?オモロいやろ?」みたいな顔が透けて見えるシーンばかりでした。当人もコメディ要員ですし。
終盤の都合の良い展開も凄まじいです。最後のオーケストラで指揮者が決まらないと思ったら、めっちゃプロの指揮者を何故か招集できて、コンサートも大きい会場で出来るとかいう今までを無に返すような雑な展開でした。マジで今まで何観せられていたんだろうなと思いました。
役者陣の演技も下手ではないのですが、違和感強目の演技をされる方がとても多かったです。特に森マリアさんの「〜だわ」口調は学芸会の様でむず痒かったです。多分水谷さんの指導のもとだと思うので全責任を水谷さんにとりあえず押し付けておきます。
無料で観させて貰いましたが、こればかりは文句をぶちまけないと納得のいかない作品でした。今年のワースト候補筆頭です。
鑑賞日 5/31(試写会にて)
鑑賞時間 19:00〜21:20
座席 J-25
ターゲットは、、クラシック好きか水谷さん世代??
試写会に当選したので一足早く見せてもらった。
けど、、試写会で(無料で)見せてもらえてよかった、が正直な感想かなぁ。
お話自体はまあ、いいお話ではあったんだけど。
自分は音楽とかクラシックとかに興味ない人間だからなのかもしれないけど、あんまり響かなかった。
一つ思ったのは、自分よりもう少し上の世代がターゲットの映画かなってこと。笑わせたいんだろうなっていうポイントは分かるんだけど、、狙いすぎじゃない??、って自分はちょっと引き気味で見てしまっていて。でも、劇場内がしらけていたかといえば、そうでもなかったので。刺さる人には刺さったのかもしれない。
セリフが劇的だからなのか、全体的に人物たちのセリフがどこか浮ついて聞こえてしまって、映画内世界に入り込めなかった。
コンサートシーンの素晴らしさ
音楽を愛する人々が織り成す人間模様にハラハラしたりウルウルしたり。
個性豊かな弥生交響楽団のメンバーが大好きになった。
トランペットを吹く町田啓太さんも素敵。
そして、あの方が神々しく降臨するコンサートシーンの素晴らしさ。
久しぶりに聴いたボレロは胸熱です!
水谷豊監督のクラシック音楽への愛が伝わってきました。
音響の良い劇場でぜひぜひ〜
おまけ
確かに今時の映画ではない気がします。
台詞もテンポよくない。
でもゆる〜っと観るには良き。
水谷豊さん脚本、監督映画
西本智実と水谷豊のコラボは最高
病床で『太陽とボレロ』のタイトルページの日付けを気になったので、調べたら、西本智実さんの誕生日の(1970年4月22日)ことを分りました。実は娘だろう。その細かいシーンより、水谷監督の繊細さを感じて、小さいなサプライズでした。最後の西本さんと水谷さんの握手のシーンは、2人のアーティストのコラボみたいで、最高でした。外国人の友達は「この映画を見て、日本語がわからなくても、楽しむことができる」って話しました。やっぱり、音楽は共通言語からですね。美しい風景、美しいキャラクター、美しい音楽、美しい心はこの美しい映画を築きました。本当にいい映画だと思っています。
指揮者!スゴっ!
長いなぁ
オーケストラ鑑賞映画
試写会で見ました。
こういう作品は、どうしても
役者さんは
どこまで本当に弾いているんだろう
って思いながら見てしまう。
(多分、ほとんど弾いてたと思うけど)
西本智実さんとオーケストラ
冒頭の丸々一曲演奏
正直、無くていい。
でも、あるってことは、
[オーケストラを聴かせる作品です]
ってことを表してるのかなって思った。
あと、何ていうのかなぁ
監督のテイストなのか、演出なのか
何か入り込めなかった。
特に檀れいさんの役。
ラスト、ステージ上で泣いてたけど、
なんか分かるようで分からなかった。
ストーリー的に「みんなありがとう!」
って泣いてるって気もするけど、
この作品の最後で、
役者として完走できた、撮影辛かった
みたいなことで泣いてる
とも見えるし、
西本智実さん
出演していただいてありがとう
オーケストラ演奏素晴らしかったです
って泣いてるって感じもする。
(花束渡してるし)
なので、少なくとも
見てるこっちも一緒に泣く
とはならないです。
一言も発しない西本智実さん。
そういう契約でなければ
出てもらえなかったんでしょうね。
クラシックファンには
あんなにしっかり指揮が見られるなんて
めちゃくちゃ貴重なのかもしれないですね。
そういう作品です。
こういうの?
ごめんなさい、キャラの割には目立ったストーリーが見つかりませんでした
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