「ほっこり作品」そして、バトンは渡された M hobbyさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこり作品
石原さとみさんが男に寄生したり、恋愛大好き女子したり、あざとい女子をしたりする姿はものすごーくイメージ通りで、それも今までの役柄だったり、あの外見から来るものなのかなぁと思ってましたが、今作でもバッチリイメージ通りのママ役でした。
ただ、終盤にそのママからの愛情が溢れ出てくるのですが、それがまぁ〜なんとも。
自由奔放で、己の人生の為に必要なものは、きっちり自分で掴みにいきますみたいなママのように見えて、その心の奥底には娘への計り知れない想いがあったと。。。
まぁ、それはそれ。
真実を知らずに、ひたすら自由なママと過ごす娘、みぃたん。良くぞグレずに、まっすぐ優しく温かい心を持って成長したなぁ。
全ては、悲しいことや辛いことがあったときこそ、笑顔。笑顔でいるとラッキーが転がり込むよとすてきな笑顔を絶やさなかったママの言葉をそのまま素直に実践したからなのかな。
3人のパパはそれぞれとってもこれまた良き!
田中圭はまぁーズルいよなー。東大出身のエリートのわりに、弱いところが可愛くできてて、こう言う役をやらすとピカイチやと思う。結婚式での新婦入場の泣きのシーンは田中圭の十八番やと思うし(笑)
「そして、バトンは渡された」の意味の理由が森宮さんのセリフでしっかり明らかにされる。いや〜良かったなぁ。
涙、涙と、前評判で聞いていたけれど、一滴も涙はでませんでした。。。残念!
永野芽郁ちゃんとの最近のスキャンダルが出た後に見たお陰で、余計なイメージが頭の中を通り過ぎたことだけが、マジで作品に申し訳なくなってしまいましたけどね。