「リカさんの赤は、ラッキーが転がり込む色」そして、バトンは渡された 色彩先生さんの映画レビュー(感想・評価)
リカさんの赤は、ラッキーが転がり込む色
血の繋がらない親に育てられ4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)
そして、何度も夫を変えながら、自由奔放に生きる魔性の女 梨花(石原さとみ)
梨花は、いつも「みいみい」泣いているみたんのママになり、目一杯の愛情を注いで暮らしていきます。
いつも、いつもみーたんの為に、みーたんが笑顔になる為だけに。
映画の中で二人の衣装はとてもカラフルです。
今回の映画のテーマカラーは『赤』だと感じました。主人公の永野めいちゃんの衣装に赤が効果的に使われています。赤のカーディガン、制服のリボン…
二人が初めて出会うシーンで梨花は上下「赤」
みいたんに衝撃と憧れを強く印象付けるのです。
だからかなぁ。
色彩心理で赤は「情熱的、活気ある」などの意味を持ち
映画ではよく「決心」「チャレンジ」を表します
内気な主人公の優子ですが、「泣いてちゃダメ、笑っていれば色んなラッキーが転がり込むのよ」の梨花の教えを守り色々なことにチャレンジし成長していくのです。
なぜ、梨花さんは姿を消したのか?
なぜ、みーたんの本当のパパまで遠ざけるのか?
少しラスト理由は、現実離れしているかと思う所もあるけど…
可愛いファッションにインテリア
2人のカラフルな衣装の中に 赤が効果的に使われている
素敵な映画でした。
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