「映画観てほぼ泣いた事なくても、この映画は泣けました」そして、バトンは渡された ichigoichieさんの映画レビュー(感想・評価)
映画観てほぼ泣いた事なくても、この映画は泣けました
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映画の前半は自由奔放な母親に振り回されている子供が可哀想で、平行して進む現在と幼少の頃とがいつ繋がるのかとハラハラして観ていましたが、泣けるシーンは後半一気に来ます。
子供の高校の卒業式というのは、親として1つの任務が終わる節目の時で、今までの子育てのあらゆる出来事が思い出されて涙が止まらなかった事がありますが、そんな大切な日を、あの状態でしか見られなかったのが何とも悲しく思えました。
結婚前に次々と明らかになる3人の父との事、結局一番会いたい石原さとみとは再会できず人生の最大の節目である結婚式を迎えて、バトンとはこの事か………父親達3人の温かさと、少し逃げた感もあり愛情表現が独特だけど、娘の幸せを命が尽きるまで願い続けたママ母に涙が出てきました。そして何より家庭環境に屈折すること無く笑顔を心がけて素敵な娘に成長した永野芽郁ちゃん演じる優子に涙涙です。心底心温まる映画でした。
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