劇場公開日 2021年7月2日

「人生で大切なヒントを教えてくれる映画」ジェジュン オン・ザ・ロード るるららさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5人生で大切なヒントを教えてくれる映画

2021年7月4日
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泣ける

知的

幸せ

ジェジュンのデビューするまでの話や、曲作り、過去の事、家族の事などインタビューがメインの映画ですが、夢、感謝、運命、過去、創作、愛、家族、許し、と言った話が出てくるので、何かしら観る人の今の自分の人生にヒントをくれるような奥深い映画だと思います。
ジェジュンに色々な苦難があったからこそ出てくる言葉が胸に響きました。
インタビューは8割カットされているそうなので、それでこんなに考えさせられる映画なら、カットされた部分も観たい!と思いました。
ピアノを弾いて曲作りする時のジェジュンのハミングがとても素敵でした。
インタビューが運転中やお酒を飲みながらで、ジェジュンの本心を聞き出そうとした監督の作戦なのか?ここまで話ししてしまった!と言っていたので監督ずるいなぁと思いましたが、それが手腕なのかな。
質問について打ち合わせもなかったみたいで、ジェジュンの短所である、すぐ心を許してしまい後悔してるのかなと少し思ったりもしました。

残念だった点は、ジェジュンのダンスはしなやかで綺麗でもっといいダンスシーンもあるし、兵役で若者に混じって筋肉で体重が11キロも増え、特級戦士になった話は入れてほしいし、監督はジェジュンの事もっと知ってから制作してほしかったです。
カット割も少し荒い所があり、監督の作品も本編はもう少し少なめでいいかなと思いました。
その代わりにもう少しライブのシーンがあればよかったな。
でも、インタビューでジェジュンが真摯に答える言葉が、どれもシンプルだけど真実をついていてメモを取りたくなる映画でした。
次は何年後かに。。ジェジュンが自分で監督して映画を作ってほしいと思いました。
優しく穏やかな中に、人のせいにせず自分で未来を切り開くジェジュンは孤高の人のようでした。
孤高の人ならではの孤独もあると思いますが、負の感情も隠さないジェジュンはすでに強い人だと思います。こらからも、自由に幸せに歩んでほしいと強く思いました。
大音量で聴くジェジュンの歌声がとても優しく癒されましたが字幕を追うのに必死だったのでもう一度、表情や音楽を楽しみに観に行きます。

るるらら