シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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ノスタルジックな演出が、より懐かしさを醸し出します
とにかく公開を待ちわびていた本作。
オープニングからガッツリ心を掴まれました!!😁
まずBGMが非常にカッコよく、初めの敵となるクモオーグも、蜘蛛男の面影を残しつつ今風にアレンジしたデザインでテンション上がる!!
効果音も当時のままだし、あえて動きや見た目にレトロ感を持たせ、ノスタルジックな演出にしているところがニクイw
かと思えばショッカー戦闘員との戦いでは、ライダーの力が強すぎて、飛びまくる血しぶき。殴るというより叩き潰してる感じ。こう来たか!と新たな表現に更なる期待が高まる。
怪人はテレビ版に忠実に、蜘蛛、蝙蝠、サソリと第一話から八話までの怪人(オーグ)が登場したり、合体してたり、名前だけ出たりと、もう懐かしさが止まりません!!
ストーリーは、非常にテンポ良く進むが、悪く言えば単調で深みがない。次々と現れるオーグとの戦いが見どころになるが、オリジナルなのか知らないだけなのか、ラスボスなんかは誰?といった感じで、思い入れがない分途端に冷める。
序盤で見せた血みどろのエグい演出も後半では全く無くなり、結果的に序盤が一番盛り上がってたかも😅
ちなみに本作のライダー。仮面を手に持っている事から変身ではないの?という疑問が公開前からありました。
個人的にはあのスーツに見える身体は、バッタの外骨格であり、マスクに見えるそれが変身した顔なんだという認識でしたが、そこは新しい解釈でしたね。
いや、テレビ版からそう思わされていただけで、原作では改造人間の本郷猛がマスクを被って戦うのが本来の設定なのかもしれません。
庵野さんの事だから、勝手な解釈で変えたりしなそうだし。
そもそもテレビシリーズの制作スタッフですら、ライダーの顔はマスクなのか顔なのか、はっきりしていなかったようですしね。
いずれにせよ初代ライダー世代であれば楽しめる作品ではないかと思います。
個人的に残念だったのは、大幹部クラスの怪人が登場しなかったこと。
イカデビル好きなので、できれば死神博士を期待していましたが、死神博士は第二の大幹部。せめてゾル大佐は登場するかなぁと思っていましたが残念でした!!😅
戦闘シーンが暗すぎる
ショッカーから離れたバッタオーグ(仮面ライダー)がクモオーグ、コウモリオーグ、サソリオーグ、ハチオーグ、カマキリオーグ、チョウオーグ、などと戦う話。
池松壮亮や柄本佑の仮面ライダーはなんであんなに髪を長くしてたのだろう?見ていて鬱陶しかった。
ヒロイン・緑川ルリ子役の浜辺美波は相変わらず綺麗だったが、終始しかめっ面で笑顔は一度も無く彼女の魅力が発揮出来て無いためイマイチだった。長澤まさみや西野七瀬も出てたが、この2人もすぐに殺されたし、誰でも良かったような気がした。
戦闘シーンが暗いケースが多くてせっかくのアクションがよく見えない。ここがイマイチの大きな要因だと思った。
仮面ライダー誕生の経緯やマスクの設定など上手いなぁ、と思ったし、バイクはカッコよかった。
サイクロンは4stです。
独自の思想へ世の中を導こうとする秘密結社SHOCKERに改造されたバッタオーグが仮面ライダーとしてSHOCKERと対峙する話。
初代の仮面ライダーは自分が生まれる前に放映されていたもので所謂「世代」ではないしハマった訳ではなく、再放送でそこそこみていたレベルの知識しか持ち合わせていないけれど、大まかな設定はオリジナルを踏襲しているところが多いし、登場オーグも初代仮面ライダーを意識したものになっていて嬉しい。多分演出も時々狙って昔風にしてるのかな?
鑑賞前は仮面ライダーの頭はヘルメット!?と少し違和感もあったけれど、その他設定も合わせてある程度理屈が通り納得できる説明がされて、なるほどねとなり、オリジナルより寧ろいくらかは現実味が感じられる。
組織の思想と幹部のオーグの思想がかけ離れていたけどw
ストーリーはなかなかシリアスで面白いのだけど、中盤過ぎから能書き臭さやテンポの悪さがチョイチョイ気になる。
主人公からしてセリフが棒の人だしね。この方ハマれば凄く良いのだけれどね…。
そして終盤の見せ場が画面の暗さやカメラワークのせいでちょっと見にくくて勿体ない。
期待値が高かっただけに結構気になるところが多かったしモンクばっかりみたいになってしまったけれど、ストーリーや設定の結構な部分がオリジナルを踏襲しているし、これはこれでしっかり練り込んで書き上げ作られた感じがして面白かった。
おやっさんもアミーゴもぶった斬る潔さは良かったけど…やっぱりちょっと寂しいかなw
エンドロールのBGMメドレーは素晴らしかった!
MARVEL日本版
映画好きならばお馴染みの俳優を起用して、アニメ&漫画&ヒーロー特撮を、現在の解釈で再構築するプロットは、その神通力はどこまで通用するのかを試された作品であると考える
このフォーマットの完成形の相似を観賞したのだが、それに加えてメディアミックスとして敵側の視点の漫画を展開することでムーブメントを発展させているのも斬新である
ストーリー展開はあくまで今風の仮面ライダー的要素だが、ノスタルジーとしてのルックが加わることで"ナンチャッテ"重層感が醸し出されるのは、監督のアイデアの勝利であると思う
多視点の目配せ(ロボット刑事 イナズマン V3)をイメージさせるあざとさも組み込まれていて、緻密さには舌を巻く
各登場人物の一人称のアップの多様も、前作の踏襲なのだろうと感じる
但し、その全てはハリウッドでは日常茶飯事であり、その効果も薄れ始めているように思われる
本来、完成された作品に提案することは非常識この上ないのだが、一寸だけ願望を話すと・・・
登場人物全員、ギミックを纏わずに全て素の儘での演出したら面白かったかも知れない
といっても、庵野節はこれ自体オリジナリティだから、これ上手に戴くとしよう
庵野!!まずは君が落ち着け!!!
2時間の上映が終わってシアターが明るくなった後、最初に出た感想は「え、ええ…?(困惑)」だった。脳内の千鳥ノブがちょっと待ていボタンを連打した2時間、その整理がつく前に気が付いたら終わっていた。
僕は幼少の頃は仮面ライダーの大ファンだったが、しかし初代ライダーはYouTubeにある1話しか見ていない。しかし冒頭のクモ怪人戦、「ここ1話で見た!」だらけのやりすぎオマージュがこれでもかとギッチリ詰め込まれる。どうもネットを見てる限り、全編このノリだったようで、もし原作を見てたら頭パンクしていたのではないだろうか。
その後もとんでもない展開、演出続き。早口に語られる変身の基本概念。分かりやすく「後半デレるな」となるヒロイン。まさかの政府協力者として出演する総理補佐官とウルトラマン。70年代を思わせる構図&画質で爆走するライダー。微妙にクオリティが低いコウモリ怪人のVFX。空飛ぶサイクロン。ここまででまだ半分過ぎていない。
一方でストーリー、キャラ描写はやや薄味ではあるものの、変にブレたりすることもなくしっかりと整っている。全てのキャラクターに魅力があり、特に後半からの出場ながら存在感で全く劣らない一文字隼人の描写は上手いとしか言えない。暴力を嫌い、殺しに葛藤する1号も、その性格がただの設定でもなく、かと言ってストーリーで擦りすぎてただのヘタレになるわけでもない絶妙なバランスで、優しく哀しいヒーローを描けていた。とはいえキャラ、ストーリーの掘り下げは浅く、しかもセリフで説明されることも多いのでそれを不満に思うのは最もだ。
そして問題の後半。すべての人類の魂を別世界に移す計画を試みる、かつて母を殺された男。いや人類補完計画じゃねえか!やっぱりエヴァから逃れられてないじゃねえか!と思った人がほとんどのはずだ。しかもこの黒幕が青い仮面ライダーとなり「仮面ライダー0号」を名乗る。完全にエヴァ0号機である。
攻めすぎなカメラワーク。微妙なVFX、もう少し欲しい気もするストーリー。好みが分かれそうな戦闘シーンなど、正直減点ポイントも多いのだが、しかしそれを補って余りあるカッコよさ、それと隣り合うライダーの悲哀が描かれていた。しかしそれにしてもちょっとやりすぎではないだろうか…より多くの人に楽しんでもらうことを意識したと監督は言っているが、正直それが達成されたとは言い難い。恐らくかなり賛否が分かれるだろうが、何か引っかかるものがあってとにかく語りたい、というのが共通認識となる映画だろう。
仮面を継ぐという話はとても良い!
仮面に意思が宿っていて、その仮面を引き継ぐっていう話はヒーロー映画としてとても良いんじゃないかと思った。
しかしとにかく画質の荒い自主製作映像のようなものがずっと流れていて、セリフは全然頭に入ってこないし、登場人物も物分かりが良過ぎてもはや全員AIなんじゃないかと思うし、人助け一回もしてないし、ショッカーは全員個人プレイだし、森山未來は超森山未來みたいな役だったし、ついさっき会ったばかりの一文字隼人に全てを託しすぎだし、音楽は1人で頑張り過ぎてるし、一本の映画としてはめちゃくちゃ。何度も睡魔に襲われた。
が!!
このチープさが受け入れられるように「シン・ゴジラ」の時からみんな訓練されていて、ある意味人類補完計画は上手くいっていたのかもしれない。
敢えてのチープ感!セリフも斬新!カメラアングルも斬新!原作愛が素晴らしい!オタク度MAX!さすが庵野監督!
メインカメラ2台、7Dカメラが3台、スマホ10台の合計20台のカメラで撮影したすごい現場というエピソードや、俳優のインタビューで、「本撮影が終わったら普通は撮り直しをしないのに、あとで招集されて撮り直しが多かった(すごくこだわっていた。)。こういうことは庵野監督しか出来ない」とまるで凄い良いエピソードのように語っていましたが、「20台もカメラ使って撮り直しすんなよ!ヘタ○ソ!」とは誰も言わない。
みんな庵野監督のことが大好きだから。
またエヴァの時の様な常識を覆す"新しい"作品を待っています。
最初おもしろい
最初のバイオレンス感が良かった。
序盤から25分で敵1匹というTV枠の番組をみるような展開。
ウルトラマンよりも人っぽい敵が多いので、スケール感が小ぶりなのは仕方なく、とはいえ戦闘シーンは面白いところもあった。
けど、ワンパンKO展開が多いので。少し物足りなさも。
AIあたりからよく分からなくなりました。
元々仮面ライダーよく知らないから仕方ないなかも。
初代仮面ライダー世代
私は初代仮面ライダー世代です
シン・ウルトラマンも勿論観ました!
シン・ウルトラマンよりシン・仮面ライダーの方が良かったように思うのはエンディングの歌の影響かな、、
私も仮面ライダーの衣装が着たい!笑
仮面ライダー愛溢れる完全無欠なリブート!
仮面ライダー生誕50周年企画作品。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの一編。
通常スクリーンで鑑賞。
オリジナル版は数話視聴済みです。
仮面ライダーに造詣の深い庵野秀明監督だからこそつくり得た、これ以上は考えられない完全無欠なリブートでした。
オリジナルの設定を現代的に解釈し、誰もが納得出来る整合性を付加して無理の無い作劇に繋げていて隙がありません。
石ノ森章太郎氏の原作やオリジナル初期の作風をトレースしながらテンポ良くシャープな演出を施していて流石の一言。
情報を小出しにする宣伝も「いつものやり方だな」と思いつつ、やはり期待を煽られるので見事術中に嵌まってしまう。
事前情報以外のサプライズは予想出来ていましたが、いざ目にすると「お!」となるし、特に本作は意外性が強め。
エンドクレジットを見て、「この人も出てたのか。はてどこに?」と後でパンフレットを読む楽しみが出来ました(笑)。
本作で庵野監督が目指していたものはキャッチコピー(変わるモノ。変わらないモノ。そして、変えたくないモノ。)に端的に示されていて、なるほどその通りの内容でした。
ストーリーは、もうひとつのキャッチコピー(孤高。信頼。継承。)に暗示されていた通りに流れていき、孤高の緑川ルリ子が本郷猛を信頼し、ふたりの願いが一文字隼人に継承されると云う見事な展開で、胸が熱くなりました。
庵野作品の底流に感じる人間讃歌は本作にもあり、不条理の罷り通る世で他者を信じることの意味を問うていました。緑川ルリ子の心情変化や緑川一郎が進める計画(人類補完計画感)を通して突き詰められていて、考えさせられました。
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」と築き上げて来た「シン」のブランド力はようやく安定期に入ったな、と…
「シン」を冠するものに求めているのはこれだよと、期待していたものが全て詰め込まれていて大満足の作品でした。
[余談1]
特撮オタク目線で徒然なるままに、感じたことを箇条書きで記していきたいと思います。間違っていたらごめんなさい。
○冒頭の殺戮描写。少々面食らいましたが個人的には幼い頃からの疑問が氷解して大満足でした。仮面ライダーの基本スペックとしてパンチ力何トンだのキック力何トンだのと記載されている本などを読む度に、ショッカーの戦闘員って全身タイツの生身の人間っぽいからこんな強いパンチされたら粉々になるよなぁ、なんて漠然と考えていたことが今回ビジュアル化されていたからです。だからこそのPG12指定なのか…
○ショッカーのロボット、ケイ。何故にロボット刑事Kのオマージュなのか。石ノ森章太郎原作繋がりの単なるお遊び?
○カマキリカメレオン(KKオーグ)が示す通り、続編があるなら死神博士にご登場願いたいところ。続編、あるかなぁ…
○やはりダブルライダーと来ればダブルライダーキックが不可欠ですが、きちんと描写してくれていました。感無量。しかもショッカーライダーまで登場するとは。
暗さの演出が際立っていたのでよく分からなかったけれど、黄色いマフラーを巻いていることだけは確認出来、さすがは庵野監督、きちんとしていると思いました。
○チョウオーグ、ダブルタイフーンシステムのベルトで変身するもんだから「まさかV3か!?」と座席から身を乗り出してしまいそうになりましたが第0号とは。なるほどなぁ…
○演者が実際にマスクとスーツを着用してアクションをこなしていると見え、ところどころキレの無い動きがあったものの意欲的な演出だと思いました。しかし、仮面ライダー第0号のアクションはとても良かった。蝶の舞いみたいな動きで、森山未來が海外で磨いたコンテンポラリーダンスが活かされていることは明白。第0号の無敵感も伝わって来て良かったです。
[余談2]
「シン・ウルトラマン」同様、少々マニア寄りな作風に舵を切っている感が強いので、万人受けするかと云うと疑問。
今回も「シン・ゴジラ」みたいなヒットは無理か?
[余談3]
次に「シン」をつくるとしたら…
やはり「シン・ゴレンジャー」しかない!(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2023/03/18:梅田ブルク7(ゲストビジット【西野七瀬】)
※修正(2024/01/12)
冒頭10分くらいまでは最高。あとはエヴァ。
話は妙に陰鬱でアクションシーンはパチンコのCGレベル、途中アニメのドラゴンボールみたいな空中での殴り合いが起こった時はもうダメだと思った。でも、そんな気持ちを一文字隼人が救ってくれた。彼の軽くて明るいキャラクターがなんとか最後まで作品を見せてくれた。2号仮面ライダーがいなければ寝ていた。
冒頭の10分は本当に最高だった。シンゴジラのように、かつての名作が現代に蘇る展開を想起させる最高の出来だった。しかし、全てはここまで。それ以降は緑川ルリ子演じるアスカと本郷猛演じるシンジが悪の改造人間を倒したり倒さなかったりが延々と繰り返される。
改造人間も性能の差にばらつきがありすぎてリアリティラインがバラバラ。蜂女は目で追えない程の高速移動ができるにも関わらず、こうもり男は頭が良くて飛べるだけ。他の怪人もパッとしないし、怪人というよりはただの変人。
ライダーキックは垂直に飛んでから相手を蹴る、という科学の本のネタにされる物理的にはどうかしてる代物で、これをどんな解釈するのかと思いきや、「プラーナという謎分子が羽みたいになって勢いをつけてくれる」という鼻くそみたいな解釈がなされていた。ていうかプラーナってなんなんだよ。仮面ライダーに変身するんじゃなくて、人間に戻るっていう過程にするのはいいなって思ったけど。その設定使ったの本当に最初の方だけで、やるならちゃんと最後まで描写して。あとライダーキックってビルを破壊できるほどの威力があるの?ありすぎじゃない?これで骨が折れないのに、2号に蹴られて折れる骨はマジでどうなってんだ。根本的なことだけどプラーナって本当に必要だった?あまりにもウルトラC過ぎない?
ラスボスの仮面ライダー0号も?????。戦闘もなんというか出来の悪い合気道のヨイショ試合みたいでスッキリしない。ちなみに頭突きで決着がつく。あとなんかよくわからんストーカーロボット。お前はなんもせんなら出てくんな。
何度も書くがアクションシーンが本当に酷い。これなら中途半端な二流CGを使わずにアニメにでもしたらどうかと思うほどの出来だ。CGを使ったゴ○ミカ○スアクションシーンの間に「これが見たかったんだよ」というようなかっこいいシーンが0.5秒くらい挟まる。このアンバランスさがめちゃくちゃ気持ち悪い。斬新な絵面もあるにはあったが、兎にも角にも画面が暗すぎて「ごめん、なんかよく見えなかった」。ニセ仮面ライダー戦はもう全ての悪いところを凝縮したような映像で、目がたくさん光ってんなって感想以外ない。
でも、本当に2号仮面ライダーは最高だった。かつてのテレビシリーズで2号を演じられていた佐々木剛さんに全く似てないキャストで大丈夫かと思っていたが、違うのは見た目だけであとは完全に仮面ライダー2号。演じられている柄本佑さんは本当に凄い俳優だった。なんか雰囲気が軽いのに正義の味方で戦うと強いって、よくぞここまで演出できたなって。暗さと明るさにメリハリが効いたあのテレビシリーズの感じを彼だけが出せていた。
別に過去の作品に似てれば良いというわけじゃないが、過去の要素は綺麗に踏襲して新しく解釈して欲しいってのがシンシリーズに託されてることだ。シンゴジラではその辺うまくできていたと思う。ただ、シンウルトラマンとシン仮面ライダーを見た限りだとそれはただのまぐれで、もうシンゴジラみたいな作品は無理なんだなって感じた。もしくは公開を伸ばしに伸ばしまくるか、またエヴァを作らせて庵野監督に負荷をかけるしかない。シンシリーズは全部映画館で見たけど、もう次は映画館で見ることは無いと思う。
流石にこの感想をみてまだ本編見てない人は居ないと思うが、シンウルトラマンが面白いと感じた人はきっと面白いと感じるだろうから見た方がいいと思う。それ以外の人は一度見に行って、このなんか微妙な気持ちを追体験してほしい。最初の10分は本当に良いからそこだけ見て映画館出てもいいと思う。でもそこで出たら2号が見れないからやっぱり全部見るしかないな。2号の一文字隼人は本当に良い。
幸せと辛さは紙一重
幸せと辛さは紙一重
それを追求して叶えるのがSHOCKER
阻止するのが仮面ライダー
絶望からの立直り方は人それぞれ
キャストが意外と豪華!クレジットで分かった人も
石ノ森キャラ、オマージュも沢山
みんなに問いたい
この映画は幸せ?辛い?
シン・仮面ライダーじゃなくて珍・仮面ライダー?
①長い間気を持たせた挙げ句「これかい?」という感じ…
仮面ライダー1号・2号世代としては、観たかったものと違うわ…嬉しい驚きを伴うものなら良いのだが失望感しかないぞ…
最後に仮面ライダーの唄を歌われてもねぇ…
②変な世界観なんていいから、ストレートな悪の組織と正義の味方との闘いでいいじゃん、と思うがこういうのが今は好まれるのか?
私が子供の頃から親しんだ石ノ森章太郎のテイストはどこだ?
中途半端にロボット刑事Kとイナズマン(っぽいもの)が出てくるし。
③長澤まゆみをはじめとして怪人達もコスプレ集団みたい。マンガよりもマンガっぽくってコウモリオヤジはギャグなのかい?と呆れてしまった。
④これはオマージュ?それとも自分勝手な改悪?
結局何を作りたかったのか?…
⑤池谷壮亮だけが真面目に芝居していて、あとは何か違うんだよなぁ、という感じ。
竹ノ内豊や斎藤工も何か役に現実身がない…
よくこんな役引き受けたな、と思うが「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」に出たので断れなかったか…
⑥でも、結構こういうのを気に入る人もいてカルトになるような気もします。
追記:①個人的には原作マンガの「コブラ男とメデューサ」のエピソードを映像化して欲しかったですね。
②『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹こと団時朗さんが亡くなられた RIP🙏「仮面ライダー」と直接関係ないけれども、あの頃「仮面ライダー」シリーズや「ウルトラマン」シリーズをどれだけワクワクしなからTVの前に座っていたか、思い出されてきた。それを思うと本作の出来がますます腹立たしくなってきたわ。自分の甲斐性なさを棚に挙げて申し訳ないけど、リプートできる資金力と権力者と能力があるからた云って自分の好きなように作り替えないでほしいね。
『スター・ウォーズ』新シリーズの時と同じですね。
総合的に振り返ると良い悪いが視聴者に分かれる
1番シンシリーズで個人的に楽しみにしていた仮面ライダー。ウルトラマン同様原点のデザインを崩さずに、ちゃんと細かいところ未来的なデザインで差別化しているところはとてもよく、怪人側に関しても元デザインをオマージュしたようなデザインで良かったと思う。
バトルアクションに関しては相手によるがまぁ良かった。特に蜂女と第2号の戦い。蜂女は屋上での高速刀戦闘は蜂をイメージした戦い方に合っていた。2号との工場地帯の戦いもちょっと跳躍しすぎではあるもののスピード感があり面白かった。
個人的にハマらなかったところ簡単にまとめると、まず本郷猛及びるり子のキャラ設定。もう少し本郷猛には漢感が欲しかったのとるり子少し情緒不安定?かな。
怪人デザインはいいんですが変身?装着する前の姿がコスプレ色若干強く少し違和感かな。
ウルトラマンの時にも思ったが無理に原作のbgm使わなくてもいいと思うんですよね。使うなら1番最初の戦闘や終盤のバイクで敵基地に向かうワンシーンぐらいで。全世代対象とはいうものの成人ぐらいの年齢が中核だと思うのでやはりそう相応に緊張感ある音が欲しかったです。
仮面ライダー最高!庵野監督お疲れ様です。
庵野さんの「好き」が詰まってた
最速上映を観て来ました。
多くは語るまい。
でも今日観た人はみんな思ってたであろうこと。
いたるところでエヴァの香りがしました。
ラストシーンがとっても良かった。
とても心が温かくなった。
どこのロケ地なのかすぐに分かって、是非行ってみたくなりました。
いや、行こう!
シンウルトラマンを4.5とするなら、本作は3.0。
所々、映像は見応え有ったしアクションも想像を上回る部分もあった。新旧が気持ち良く融合していた。しかし、全体のドラマに感情移入しづらく、序盤は眠気との闘いだった。(普段よりも今日は仕事疲れが有ったが…。)中盤からクライマックスは勢いがあった。
シンウルトラマンは序盤から設定が分かりやすい。怪獣が現れたら庶民は大変だし、防衛軍内の混乱にも感情移入しやすい。ヒーローが現れてほしいタイミングで現れる。
本作は序盤から分かりにくい。怪人が庶民を襲ってない(と思う)ので、庶民目線(ヒーローに助けて欲しい)が欠落する。ライダーと博士とその家族内でのドラマだけになってしまう。そこに乗り遅れると、ドラマ的には付いていけない。(私は乗り遅れた。)そうなっても、アクションは見応えある。しかし、ドラマに感情移入してないと、アクションは芯から楽しめない。『あれ、この怪人、悪い奴なんだっけ?』となる。
池袋グランドシネマのIMAXレーザーGTで観ましたが、あまり大画面で観る必要は無かったかなと。ただ、暗いシーンもそこそこ有りましたが、ストレスなく観れたので、そこはIMAXの力かも。どうせなら、4Dで観ればアクションの臨場感があったかなと思いました。
庵野仮面ライダー
エヴァンゲリオンを含めれば4つ目のシンシリーズ
吹っ切れた監督には怖いモノが無いのだろうかと伝わるくらいの【やりたい事をやる】が伝わってくる作品だと思います。
自分は仮面ライダーはなんとなくは知っていて話は詳しくは知らないのですが一本の映画で見るにはいい塩梅なのでは無いのかと感じました。
まぁ、話が分からない特殊な言葉が多い、目当ての役者を見たいなどの人には面白く無いのかもしれません。
ですが、自分的には漫画で読んだ石ノ森章太郎イズムはしっかり感じたし庵野監督が今後も何かやらかす……やってくれるのでは無いかと楽しみになりました。
ただ、一つ嫌なのがところどころで画面がハンディで撮ったような手ブレが多々あるのですが、アレ、どうにかなりません?なんか酔いそうになるのですが
期待外れ、でも浜辺美波さん、西野七瀬さん、そして"彼女"が◎
期待はずれで全然面白くなかった
「シン・ウルトラマン」が大傑作だったので、それに続く庵野秀明監督印のエキサイティングな作品を期待してましたが、本作は全然違って、迂闊にも途中ウトウトしてしまうほどの退屈な作品でした
どうしても「シン・ウルトラマン」と比べてしまいますが、最新技術を使ってめちゃくちゃレトロ感を出したり、往年のオリジナルシリーズをなぞったオマージュシーンでニヤリとしたり、というのを楽しみにしてましたが黄色いマフラーの偽ライダー達が出てきたぐらいで、全く感じられず残念
エンディングのオリジナルソングが連続で流れるのも何だか わざとらしすぎて楽しめなかった
なぜ主役が棒読みで無表情で不気味な池松壮亮さんなのか? それだけで雰囲気が暗すぎる
そんな中で しいて良かった所、三連発
①浜辺美波さんは綺麗で可愛くて、複雑なセリフ回しも含め、とても凛とした役柄で似合ってました
②ハチオーグの西野七瀬さんも美人で目力も強く、バトルシーンも含め立ち居振舞いがとてもカッコよくて悪役が似合っておりグッときました
③そして・・・
サソリオーグの長澤まさみさん、自分には出演の前情報が全く無く、まさかの登場だったため、めちゃくちゃセクシーで彼女でしかできないブッ飛びぶりの怪人役に大拍手、個人的にはここが一番良かったかも
と筋と全然違う所で楽しめたので、まあこれはこれでいいか、という思いで劇場を後にしました
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