コットンテールのレビュー・感想・評価
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期待し過ぎだったかな
すごく絶賛している方もいらっしゃるので申し訳ないんだけど、外国人監督ということもあってか、何となくもやもやするシーンが多くて、イマイチ映画の世界には、入り込めませんでした。
年代的には、主人公と同じくらいで、パートナーが認知症になっちゃうとか、その辺はリアル感があったのだけど、息子との関係性に違和感を感じました。
あと、はじめましてのデートでお寿司屋さんは、選ばないよね。
「あー、外国人監督だからかぁ…?」
と、思ってしまいました。
のっけからそう感じたので、ずーっと何かしらの違和感があったのかも。
よって、イギリスの素晴らしい景色に対して星ふたつです。
脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技は...
脚本がだめだとリリーさんでもつまらないことがわかる。表情等の演技はいいし、何なら男のエゴもダメさも描けてるけど、なぜ今まで仕事一途だった彼がここまで妻の介護をしてるのかさっぱりわからなかった。息子のほうが妻には信頼があることはわかっても。主観的すぎて、つまらない。イギリスは美しかったし、農家の父子は良かった。
これ以上ないくらい期待通りの映画でした
妻の喪失と向き合う旅、家族愛、穏やかな英国の風景。
予告編で惹かれて観にいきましたが、まさに想像し、期待した通りの作品でした。
週末の映画館でみて、じんわりと浸るのにちょうどよい作品。
日英合作ということで、画作りがとても印象的。
横長の画の中の、二人の会話シーン。目から口の下までのショットが多く、表情の演技が求められるが俳優陣がみごとに応えていた。
淡々とした会話の中にも、どこか緊張感を感じる。
英国の風景も緑と人物のバランスがとてもいい。
登場人物のざわつきと和解をあらわす、天気と風景が効果的に使われている。自然も含め、俳優といってよいほど。
尺も90分あまり、ちょうど眠くならないくらい。ここち良い時間でした。
意外な映画体験もよいですが、求めていたものがそこにある、それもいい。
兎追いしかの山(ロンドンからおよそ120キロらしい)
2024年映画館鑑賞16作品目
3月10日(日)イオンシネマ新利府
6ミタポイント0円
パトリック・ディキンソン監督作品脚本作品初鑑賞
妻の遺言に従って彼女が子供の頃から好きだったピーターラビットの故郷イギリスのウィンダミア湖に行き散骨する夫と息子そして同行した息子の妻と息子夫婦の幼い娘の話
ちょくちょく生前の妻の明子が思い出として登場する
明子は若年性の認知症になり晩年はおそらく末期癌だろう
息子と父がギクシャクした背景はよくわからない
4人で仲良くウィンダミア湖に行けばいいのに父ちゃん勝手にいなくなる
単独行動でウィンダミア湖に向かうも汽車は逆方向ヨーク行き
自転車をかっぱらってウィンダミア湖を目指すも途中親切な牧場経営者と娘に助けられ車に乗せられ目的地にほぼ到着
ところが写真の場所と違う
息子夫婦と孫と合流
なんとか散骨する場所を見つけた
リリーフランキーの顔ヂカラ
最愛の妻を失った喪失感
リリーフランキーが好きで好きでたまらない人におすすめ
衰えていく木村多江の芝居
まだまだチャーミングな恒松も良い
意外と高梨臨は英語が上手に感じた
世界でも活躍した槙野の嫁だからなと思ったが彼が海外で所属していたプロチームはドイツだった
なんだかとっつきにくい内容だし眠くなる人もいるかもしれないが自分はあっという間の時間に感じた
監督がそれだけ有能なんだろう
エンドロールは平凡な海外作品
おまけ無し
文化庁ならびにスタッフの関係者などそれ以外の一般者はさっさと退場してもかまわない
あとイオンシネマに行くと何かしらいちいち粗品を貰えることが多いが有難迷惑
どうせならピーターラビットの小さな絵本でもくれよ
慧さつきエミの写真貰っても困るよ俺は兼三郎じゃないし
ちなみにタイトルはピーターラビットの妹の名前
なぜ?
配役
大島兼三郎にリリー・フランキー
大島兼三郎の若年期に工藤孝生
大島兼三郎の息子の慧に錦戸亮
大島兼三郎の妻の明子に木村多江
明子の若年期に恒松祐里
大島慧の妻のさつきに高梨臨
慧とさつきの娘の大島エミに橋本羽仁衣
道に迷った兼三郎を助けくれた農場主のジョンにキアラン・ハインズ
ジョンの娘で最近母を亡くしているメアリーにイーファ・ハインズ
ノーパーフェクトデイ‼️❓絆の関係性は素晴らしい‼️❓
ベストカツプルのリリーフランキーと木村多江、なぜか薄幸の演技が板についている。
ただ、若い頃の二人、女性の方はリンクを感じるが男性の方はまるで違う感じ、なんだろう別人感覚。
まあ、そんなことより、羨ましいとは思わないが、深い絆は、とても素晴らしい、そう素直に思う。
遺伝子だけが絆では無いが、それを除外しようとも思わない。
認知症、介護は個別に事情が大きいので、一括りで論じられないけど、重いことほど軽く受け止めて生きるべき、なんてことわざもあるし、これまた、人生観の問題なんで。
自分問題としては、認知症もあるなら運命、介護した身としては介護されたく無い。
イギリスの監督だが、イギリスの風呂で湯をためることは稀有だそう、まあ、日英のええとこどりなんだろうか、でも、イギリスの風景は自国人が見る姿。
深刻な映画ですが、ほのぼのとした感じでした。
錦戸亮が久しぶりに観て良い演技でした。
ありがとうございます😊
盛り上がりに欠けるけれど、良い映画だ。
「パーフェクトデイズ」に引き続き、外国人監督が日本人俳優を使って秀作を作り上げた。妻の臨終場面が一番の山だけど、その前に中年になった夫婦関係(妻が認知症になる前)をもうちょっと描いてくれると良かった。でも、なんで若い美人が惚れたのだろう。作家を夢みて、英語の翻訳かなにかで、食い扶持をつないでいる男と結婚したんだろうと思う。書いている小説がよっぽど優れているのならば、それなりに描いてくれないと。
でも、良い映画だ。付箋回収もきちんと行われて、見て損はない。顔のグロースアップが多用されている。セリフ以上に顔の表情で心理を読んで下さいと監督は言っていると思う。だから、役者さんは大変だ。役所広司には負けているが、リリー・フランキーも大したものだ。
考えさせられるものがあった
リリーフランキーさん演じる主人公がとにかく駄目な男で「なんだこいつ」という印象だったが
夜雨のシーンのあとにレストランのトイレで息子とふたりになるシーン辺りから妻の最後の病室シーンまで、考えることが多い作品だった。
静かに進むので途中心折れそうになるけれど、最後まで見て理解する部分も多い。
綿の尻尾?と思ってたらピーターラビットの妹の名前でした
なんとなく良さそうな映画だなと直感を信じ鑑賞。
認知症の妻を亡くし、妻の生前に書いた手紙を住職から受け取り、妻の最後の願いを叶えるため、息子夫婦とイギリスのウィンダミア湖に遺灰をまきにいく物語。
リリー・フランキーさんがらしい役柄で、偏屈な親父役を静かに熱演。息子役の錦戸亮さんも良い。
静かな映画で激しくやり合うシーンはほとんどないが、父と息子のわだかまりというか溝が感じられる演出は上手い。
兼三郎の妻との回想シーンが頻繁に挿入され、妻を亡くしたショック、兼三郎の現実を受け入れられない心の様が伝わる。
息子と衝突しながらも、美しい湖の風景の中、ようやく心を通わせるラストにほのかな希望が感じられた。
コットンテールって何かなと思ってたらピーターラビットの三匹の妹の中の一匹の名前でした。
助けてあげる
亡くなった妻の最期の願いは、「遺骨をイギリスのウィンダミア湖に撒いて欲しい」というものでした...。《遺骨を撒く》という作品、自分は「川っぺりムコリッタ」や「アイ・アムまきもと」が思い浮かぶんだけど、このテーマを扱うものは意外にもパッと明るいコメディが多い。だけど本作は、亡くなった妻が認知症だったこともあり、胸がじりじりと痛くなるような、なかなかに重い作品になっている。永遠の課題である《延命治療》についても取り上げながら、助けるとは何かと考えさせられる。
キャラ設定、人物描写がとにかく秀逸。
もうそんな歳じゃないのに、孫に対して“いないいないばあ”をやって喜ばせようとする兼三郎。これだけで、不器用だけど心優しい人だと分かる、分からせるのすごい。それに対し、子どもはおじいちゃんを喜ばせるために愛想笑いをする。息子、息子の嫁だけでなく、孫までも自分に気を使っているという状況。虚しくなるんだけど、演出のあまりの上手さに笑っちゃった。そんな不器用で身勝手な父に、息子のトシが何も言わずギュッと抱きしめるシーンもまた、すごくホッコリした。
リリーフランキー、錦戸亮、木村多江。本物の家族に思えるし、3人とも言葉に出来ないほどの演技力。リリーフランキーは自由奔放に動き回っている様子がめちゃくちゃハマっていて、ポスターにもある、大自然の中を自転車で放浪するシーンはこの一瞬のためにキャスティングされたんじゃないかレベルで最高だった。錦戸亮も雰囲気にピッタリで、怒り、寂しさ、苦しさを繊細な顔の演技で見せてくれた。いいなぁ、錦戸くん。木村多江は、背筋が凍るほどリアル。上手い、上手すぎる。呻き声がグサグサ刺さる。葬式のシーン後に惨いシーンがあるため、2度目の方が感情揺さぶられそう。
自然の美しさを映し、生きることの苦しさを描く。地味でどっと悲しくなる作品ではあるけど、あの終わり方には希望が持てたし、エンドロールは余韻に浸りっぱなしだった。イギリス・ウィンダミア湖。本当に美しい場所だ。日本人キャストがそんな中でも浮き彫りになっていなかった。この調子で、海外の監督さん×日本人俳優で沢山映画を撮って欲しいな。
ピーター“ラヴィット”
亡くなった妻の遺灰を妻の遺言でイギリスのウィンダミア湖に撒きに行く夫と息子家族の話。
明け方市場でタコを買い、思い出の寿司屋を訪れる様子から始まる現在の話しに、妻との出会いから現在までを回想するシーンを沢山織り込みながら進行して行く。
妻の葬儀の日、住職から数年前に妻から預かったという手紙を渡され、そして少々息子とのやり取りがあったと思ったら、もうイングランド!?
その後も結構肝心なところを観せないところがいくつかあったり、多分自分の不甲斐なさに対する苛立ちみたいな何かを抱え込んではいるのだろうなとは想像させるけれど、それにしてもこういう自己中ジジイなんだろうなと思わせるところが続いたり…。
折角良い話しだし、何から何までみせてくれとも言うつもりもないけれど、もう一歩しっかりみせて欲しかった。
静かに込み上げる思い出
若かりし頃の兼三郎と明子
本作品、「怪しいな」と感じつつも上映時間が都合よかったために劇場鑑賞に踏み切りましたが、観た感想は完全無欠の「おなら映画」でした。
スッカスカな脚本を、回想を繰り返し入れ込むことで経緯を小出しにして映画っぽく仕立てていますが、全般ファンタジーな設定と都合のいい展開。回想きっかけに馬鹿の一つ覚えでリリーさんを想いに耽させ、展開によってキャラクターの人格すら変わるのにはもう苦笑を超えて失笑です。
一点、そこに力を入れたのかと思えるほど印象的なのは、若かりし頃の兼三郎と明子を演じる工藤孝生さんと恒松祐里さんが、その後を演じるリリー・フランキーさんと木村多江さんの特徴をよくつかんだ演技なところ。そもそも役そのものではなく、その役者に似せているところは、何なら若手の方が頑張ってるな、とひねくれた感想ですみません。
まぁ私の好みではありませんでした。個人の感想ということでお許しを。
良作だけど
介護や
いいストーリーなのに残念
リリーフランキーと木村多江の演技は良かったし、色々考えさせられた。
しかし、残念な箇所も多い。
まず、母明子の死の原因は結局何だったのか
はっきりしなかった事とこの作品は結局何を
伝えたかったのかはっきりしなかった事。
親子の修復にも見えるし、病気を抱えた家族との接し方なのかいろんな解釈ができる。
むしろ、はっきりさせた方が良かった。
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