「兎追いしかの山(ロンドンからおよそ120キロらしい)」コットンテール 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
兎追いしかの山(ロンドンからおよそ120キロらしい)
2024年映画館鑑賞16作品目
3月10日(日)イオンシネマ新利府
6ミタポイント0円
パトリック・ディキンソン監督作品脚本作品初鑑賞
妻の遺言に従って彼女が子供の頃から好きだったピーターラビットの故郷イギリスのウィンダミア湖に行き散骨する夫と息子そして同行した息子の妻と息子夫婦の幼い娘の話
ちょくちょく生前の妻の明子が思い出として登場する
明子は若年性の認知症になり晩年はおそらく末期癌だろう
息子と父がギクシャクした背景はよくわからない
4人で仲良くウィンダミア湖に行けばいいのに父ちゃん勝手にいなくなる
単独行動でウィンダミア湖に向かうも汽車は逆方向ヨーク行き
自転車をかっぱらってウィンダミア湖を目指すも途中親切な牧場経営者と娘に助けられ車に乗せられ目的地にほぼ到着
ところが写真の場所と違う
息子夫婦と孫と合流
なんとか散骨する場所を見つけた
リリーフランキーの顔ヂカラ
最愛の妻を失った喪失感
リリーフランキーが好きで好きでたまらない人におすすめ
衰えていく木村多江の芝居
まだまだチャーミングな恒松も良い
意外と高梨臨は英語が上手に感じた
世界でも活躍した槙野の嫁だからなと思ったが彼が海外で所属していたプロチームはドイツだった
なんだかとっつきにくい内容だし眠くなる人もいるかもしれないが自分はあっという間の時間に感じた
監督がそれだけ有能なんだろう
エンドロールは平凡な海外作品
おまけ無し
文化庁ならびにスタッフの関係者などそれ以外の一般者はさっさと退場してもかまわない
あとイオンシネマに行くと何かしらいちいち粗品を貰えることが多いが有難迷惑
どうせならピーターラビットの小さな絵本でもくれよ
慧さつきエミの写真貰っても困るよ俺は兼三郎じゃないし
ちなみにタイトルはピーターラビットの妹の名前
なぜ?
配役
大島兼三郎にリリー・フランキー
大島兼三郎の若年期に工藤孝生
大島兼三郎の息子の慧に錦戸亮
大島兼三郎の妻の明子に木村多江
明子の若年期に恒松祐里
大島慧の妻のさつきに高梨臨
慧とさつきの娘の大島エミに橋本羽仁衣
道に迷った兼三郎を助けくれた農場主のジョンにキアラン・ハインズ
ジョンの娘で最近母を亡くしているメアリーにイーファ・ハインズ