「うさぎが好きだった」コットンテール りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
うさぎが好きだった
兼三郎は妻・明子の葬式で疎遠となっていた息子のトシと息子の嫁のさつき、孫のエミと久しぶりに会った。酒に酔い、だらしない態度の喪主・兼三郎に、トシは苛立ちっていた。坊主から渡された明子の遺言状には、明子が好きだったピーターラビットの発祥地・イギリスのウィンダミア湖に散骨して欲しいという内容だった。兼三郎とトシ一家は、明子の願いをかなえるため、イギリス北部の湖水地方へ行くことにした。そんな話。
うーん、響かなかった。
愛する妻を亡くした夫の喪失感なのかなぁ。父と息子の距離が離れてたのが近づいていく過程を描きたかったのかなぁ。
明子は痛いって言ってたからガンだったのか?認知症と併発したの?明子の最期に兼三郎は何か関与したようだが、それはなんだったんだ?
行間を感じ取れ、という作品は苦手です。
コットンテールがうさぎの事だということがわかって知識が増えたくらい。
イギリスの湖水地方は何度か行った事があるが、イングランドの中では景色が良い方だなぁ、と思い出した。
もう少し北のスコットランドの方が山もあって自然は美しいと思うが、本作とは関係ないね。
リリーフランキーと木村多江の若き日を演じた工藤孝生と恒松祐里はそっくりで違和感なく、完璧なキャスティングだと感心した。
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トミーさんのコメント
2024年3月4日
共感ありがとうございます。
最近へきえきしている、命で絆を取り戻す話でした。認知症への恐怖から入りましたが、がん等になると認知症みたいに段々なっていくみたいですよ・・