「僕の名前は鈴木純 なんのために生きているかわからない」バイトファイター 七の業を持つ男 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
僕の名前は鈴木純 なんのために生きているかわからない
監督と脚本は『WONDERER』『二十歳からの旅立ち』『閉ざされた二日酔い』『タニンゴト・ミッドナイト』『ケータイの中の山田』
『UNDER M∀D GROUND』『ある日のモダン・タイムス』『アキスカゾク』『愛を込めて壁ドンを』『グラフィティ・グラフィティ!』の松尾豪
様々なバイト経験を生かして強盗団をやっつける警備員の話
粗筋
バイト代を貯めに貯めて自分探しの世界旅のチケットをゲットしたフリーターの鈴木純
現在はネット販売会社サファリの倉庫を警備していたが警備員なのにあっさり強盗団に気絶させられ縛られてしまう
サファリの商品だけでなくチケットまで盗まれ怒り爆発
人間モルモットとして試飲したプロテイン飲料の影響でサムソン化した鈴木は拘束状態から脱出
強盗団の下っ端を恐るべきパワーでやっつけてしまう
逃げるリーダーとサブリーダー
追いかける鈴木
港に追い詰めた鈴木はラーメン屋のバイトで培った湯切りの応用でサブリーダーを倒す
羽交締めされてもバイトで培ったリラックスできる指圧でリーダーは腰砕けになり挨拶を応用したヘルメットによるヘッドバットで倒しチケットを奪い返した
僕の名前は鈴木純
なんのために生きているかわからない
でももう少し自分を信じてみるのも悪くないかもしれない
演者の皆さんがどうみてもプロじゃない
オーディションに合格した素人なのか日大芸術学部の学生なのかよくわからない
話そのものとしては単純明快
低予算だろうけどそのわりに面白い
時間的にみてもうまくまとまっている
配役
バイトファイターの鈴木純に角健士
強盗団の桜井に森博紀
強盗団の須藤に榎土光二
強盗団の田中に奥谷建太
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