偽神のレビュー・感想・評価
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とても17歳が創った作品とは思えません。
いくつかの印象はありますが、驚くべきはこの作品が17歳の手で作り上げられたと言う事。
学祭レベルはとうに越えていて、さすが2020年・第14回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門でキネマイスター賞を受賞しただけあります。
これは今後が期待できますね!!
作品のジャンルとしては純粋ホラーでは無くアーティスティックなホラーですね。
黒沢清的かな・・・・・・・・難解でわかりやすくない映画ではあります。でも、ストーリーはきっちり
どんでん返ししているし、ホラーのつぼはある程度心得ていると思う。特に、ラストの神父さんは不気味だった。演じている役者さんも演技うまかったが、あーいう不気味なキャラを創れるところは
伸ばしていっていいんじゃないですかね。
難解な映画は、固定ファンがつけば評価は高くなる!! 今後、この方向性で行くのか、
わかりやすい映画に転換していくのか判断するところですが、僕はどちらでもいいと思う。
今後も当面はホラーを撮ると言う事なので、期待したいと思います。
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何の為の告解で?
息子の8歳の誕生日に届いた不穏な彫刻に慄き狂っていく父親の話。
どんな教派か知らないけれど、キリスト教をモチーフにした信仰と、相反するものと、罪と罰ですかね。
何をして破門にされるのかわからない、極度に不寛容な様にしかみえない教会にすがる信仰心って何ですかね?
そこが理解できないからか何も入って来なかった。
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