「ピュアさだけで突っ走る主人公!」エンドロールのつづき mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
ピュアさだけで突っ走る主人公!
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これは「2001年宇宙の旅」だなと思った。
思ったよりはちゃめちゃというかこれ本当に実体験?と思える展開。
ピュアさだけで突っ走る主人公。
ちょっとシュールな展開。
あのトロッコは動力源は何だろうとか、窃盗は気づかないものかな、とか廃材で35ミリの映写機ができるかな、とか。腑に落ちない部分はあるけど、勢いで見せる。
主人公はもとより、映写技師、仲間、母親(セリフほとんどないけど美人で優しさに溢れている)、父親(時代遅れで虐待ばかりだけど、最後は優しく送り出す)など登場人物が魅力的。
あんなに田舎で、何にもなくて、時代設定は1970年代かなと思ったらほぼ現代だった。
カースト制度があり、貧富に差が激しいからかな。
「ニューシネマパラダイス」のオマージュとか言われているけどそれより出来がいい。
主人公が35ミリ映写機に口付けする。何気ないシーンだけど映画への愛おしさが伝わるいいシーン。いいです。
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