「ニュー・シネマ・パラダイスのインド版と思いきや…」エンドロールのつづき 藤原悟さんの映画レビュー(感想・評価)
ニュー・シネマ・パラダイスのインド版と思いきや…
全く違いますね。
むしろ、違っていてホッとしました。
これ、実話なんですよね。
凄いですよね。
今後のパン・ナリン作品に注目します。
親の反対を押し切ってでも、好きなことを貫き通す
どんなにお腹が空いても、好きなことに没頭する
どんな困難にも諦めずに好きなことだけに集中する
昔、林修先生が「好きなことを仕事にするのは、とてもリスクがあるから、出来ることを仕事にしなさい。好きなことを仕事にして成功しているのは、ほんの僅かか人たちだけだ」と。
ビートたけしさんも同じことを数十年前に言っていました。
だからこそ、男の憧れの物語なのです。
また、成功者と脱落者の違いを、主人公のサマイとその父を比べて分かりやすく描いていると思いきや、最後のシーンで父のサマイに対する愛情は、これも心豊かな生き方なんだろうと、ついウルっと来てしまいました。
インド映画は、好き嫌いが分かれますが、この作品はいわゆる「歌と踊りのインド映画」ではなく、映画好きはもちろん、多くの人が感動すると思います。
サマイの演技が上手い、そしてサマイが可愛い。
出てくる子供たちがみんな可愛い。
サマイのお母さんが、綺麗で優しくて、そして料理が上手で。
今日の夜はインド料理屋さんに行くことにしました(^^)
今晩は。
私はインド映画は、(仕事で時折行っている事もありますが)マサラ・ムービーも、今作の様な新たなる潮流を感じる映画も好きですね。
とにかく今週観た「バンバン!」もそうですが、インドで映画を観ると日本では考えられない躍り出す人々や、嬌声を発する若き女性の姿を見ると”ホントにインドの人(特に南部)は映画が好きなんだな”と思いますね。では。
あ、返信は不要ですよ。