「サマイ君とても可愛くて広瀬すずっぽかった。」エンドロールのつづき 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
サマイ君とても可愛くて広瀬すずっぽかった。
インドの少年が映画作りに憧れる話。どうしてもニューシネマパラダイスと比べてしまうよな。残念ながら予想と違い、感動よりもモヤモヤな2時間でした。
サマイは父親の手伝いで駅でチャイを売っている。ある日。映画嫌いな親と一緒に観た映画に興味をそそられ、もっと観たいと行動を始める。こら!チャイの売り上げ盗んで映画館行っちゃダメだろ!それも学校さぼって。あら、盗まない時は忍び込んで観てた。そりゃ見つかって追い出されるよ。つか、何度目だったの?と思ったら、運命の人に遭遇。はぁ?弁当と交換に映写室からタダで観せてあげる?それバレたらやばくね。その後もフィルム泥棒したり、ゴミ泥棒したり、やばい事ばかり。警察も緩すぎ。
何より嫌な感じは、現代なのにインドの社会が汚すぎる所。建物、乗り物、道路、鉄道、まるで100年前かと思えるほどボロボロ。母親が料理するキッチンは家の外側で地面に座って素手でぐちゃぐちゃ。国によって文化は違うのは分かるけど、インドって貧富の差凄そう。それに、英語ができないと新しい仕事できないんだ。何じゃそれ。
サマイが友達とやってる事は、映画を作るって感じゃなく、機械を作って楽しむ事。ストーリーに影響受けたシーン無いんだもん。モヤッ。
最後も時間全然無いのに、沢山の知り合いに見送られる。どうやって?サマイはインド映画ばかり観てたのに、世界中の有名監督の名前。伏線なし?
全てが納得いかず残念でした。
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