「ジョン・ウィック、血みどろホーム・アローン」Mr.ノーバディ tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョン・ウィック、血みどろホーム・アローン
ボブ・オデンカークといえば『ブレイキング・バッド』のソウル・グッドマンのイメージで
軽薄なイメージがあったが、いい演技だった。
痛い表現多め
"ミスター・ノーバディ"といえばジャレッド・レト主演の傑作と被っているのだが
原題の『Nobody』では駄目だったのだろうか、もやっとする
家庭持ち中年の日常生活から始まり、トラブルからの展開という
割とよくあるハリウッドの筋書きで安心して見れる
同じ脚本家の『ジョン・ウィック』の"犬のために闇の世界に復帰、ロシアンマフィア相手に大暴れ"
という筋書きと概ね同じだが
チンピラ相手でも適度に殴られ、刺され怪我をするのでワンサイドゲームになりすぎないのがいい、
さじ加減を調整し、適度な緊張感をもたせたことでとても良いバージョンアップになっている。
戦闘シーンはすべて夜で、雰囲気抜群
ところどころで語られる昔話の塩梅もいい
笑いも十分
物語のピークを終盤に配置していて中だるみせず一気に見れる
長さもちょうどいい
車で笑っているシーンは最高の演技だ
後半の殺意の高い『ホーム・アローン』みたいなシーンは、工作シーン含め大好きだ
そして大正義「ダクトテープ」、見ながらガッツポーズをしてしまった、このシーンがお気に入りすぎて星5にした。
オチも良好
非常に面白かった
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