劇場公開日 2021年6月4日

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「あまりにリアル」幸せの答え合わせ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あまりにリアル

2024年6月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

友達夫妻が数年前からまさにこの映画の夫婦のような状態だ。映画と違って、夫は妻も恋人も好き、妻と離婚する気はないと言っている。妻としては有り得ない、夫の都合ばかりがいい話だから少なくとも物、住まいなどはきれいに別々にする事を妻が提案してそのようになった。夫妻とは家族ぐるみでつき合ってきたが、クリスマス・カードや誕生日祝いのメッセージは今や二人一緒からでなくバラバラに来る。一緒に旅行したり休暇を過ごしたり、とにかく沢山の思い出があるから残念で寂しい。どちらかと言えば夫の自由な勝手気儘さが発端だろう、とても優しい人なんだけど。

二人の娘達は母親に言った。映画のジェイミーみたいに:「私は審判ではない」「それは二人の問題でしょう」母親は娘達は当然自分の側についてくれると思っていたから傷ついた。娘二人とも結婚し子どももそれぞれ二人いて仕事も忙しいが、母親に寄り添っていることは伝わってくる。

彼女はメディテーション・コースに通っている。夫の裏切りが発覚して2~3年たつと思うが瞑想はまだ必要のようだ。だから映画では妻の立ち直りがずいぶん速いと思った。息子のジェイミーが両親の別離を受け入れ、メッセンジャーを担当し、公平に二人と付き合い、特に母のメンタルを気にする役回りを引き受けたのはとてもハードだが良かった。彼もそれで少し大人になったと思うから。二人の大御所俳優相手に、繊細な役のジョシュ・オコナー、よかったよ~!

おまけ
映画はシーフォード?よく知らないけれど、ブライトンが最寄り駅のセブンシスターズという所も美しい真っ白の岩壁のようだ。一度行ってみたい。

talisman
きりんさんのコメント
2024年6月16日

talismanさん
こんにちはー
うちの息子、なんとベルリンに居るらしいんです。Google先生がこっそり耳打ちしてくれました(プライバシーもへったくれもありませんね)。
お互い息子たちはドイツ住まいということで!今後ともよろしくお願いします😊
⇒「ベルリン天使の詩」のレビューに書きました。

きりん