ミュジコフィリアのレビュー・感想・評価
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京都を舞台に、大学生の主人公達が現代音楽との繋がりを描く作品です。...
京都を舞台に、大学生の主人公達が現代音楽との繋がりを描く作品です。
難解と思っていた現代音楽ですが、上手に取り入れているので、だんだんと身近に感じられてきました。
また、随所に出てくる鴨川のシーンなどに、作品の京都への愛情が感じられます。
予備知識なしで原作も知りませんでしたが、楽しく見てきました。
映画音楽と京都のまちなみが楽しめる
主人公が音楽を通じて自身の過去と向き合い昇華させていく姿が描かれています。
すべて京都で撮影が行われているということで、京都で大学生活を送った身として懐かしい気持ちで観ることができました。とても鴨川にいきたくなります。
また、音楽をテーマにした映画なので随所に演奏シーンがありますが、現代音楽からポップスまで劇中音楽も楽しめました。
原作が漫画ということもあるのだろうと思いますが、やはり2時間の枠に納めるために、「ここは行間を読んで」的に描かざるを得なかった部分もあったのかなぁと思いました。流れで理解できるので個人的には特に気にならなかったですし楽しめましたが、同行者はドラマくらいの尺で背景部分もストーリーで観れるとより楽しめそうだと言っておりました。
えっ?いつのまに??
音楽に嫌な思い出を持ち、音楽を好きになれないと宣う大学生が、音楽と向き合う話。
京都の文藝大学の美術学部に入学したものの、入学式に遅れた主人公が、遭遇した現代音楽研究会の花見に強制参加する流れとなり変化していくストーリー。
嫌いと言いつつも興味津々で自ら楽器に触れたりして、嫌いなのはピアノ?貴志野大成?
なかなか家族の相関を明確にはしないけど、わかっている体で進めてますか?
ストーリー展開もダイジェストでもみているかの様なブツ切り、飛び飛びで、中盤まで感情の機微について行けずポカーンですわ。
そのおかけで大したフリも無い代表曲の話されても取って付けた感があるし、ワンクールの連ドラでやった方が良かったのでは?という感じ。
現代音楽に触れられるのがいい
内容もキャストも知らないで観に行ったのですが、現代音楽がふんだんに出て来てなかなか興味深かったです。
途中何回か松本穂香のMVが挿入されていたのが違和感でしたし(曲調も唐突だし)、美術専攻が音楽の才能を開花させ、ピアノ科が歌って、山崎育三郎が歌わないというちょっとずつずれている感じが奇妙で、松本穂香演じる凪の主人公との関係性も仲はいいんだろうけど恋愛感情が見えずモヤっとした感じでした。
でも新しい世界を見せてくれたのでこの点数にします。
予想以上
知り合いに勧められて見に行きました。
音楽的素養が無くても楽しめます。
出演者も旬の方が多く、カップルや親子での鑑賞にも向いてます。
「血と骨」での名演技が記憶に残る濱田マリさんが良かったです。
いつか大金持ちになって鴨川のほとりに豪邸建てたいカモ🦆🦆
独りよがりの学芸会みたいな作品
気持ち悪いとしか言いようがない作品だ。登場人物はみな風変わりで自分勝手で、誰にも感情移入できない。引き込まれるところが少しもないまま、いつ面白くなるのかなと待っていたのに、ちっとも面白くならないまま終わってしまった。
主人公が天才かどうかは観客が決めるものだ。登場人物が主人公を天才だと感心しても、何も伝わってこない。映画は観客を感動させるものなのに、登場人物が観客を置き去りにして、自分たちだけで勝手に感動している。スクリーンのこちら側は白けるばかりだ。
井之脇海や松本穂香、阿部進之介など、割と好きな俳優陣が出演していて、それぞれ頑張って演技をしているのだが、どうにも響いてこない。音楽の映画で何も響かないのは洒落にもならない。どの登場人物も人物造形が浅いから、行動に必然性がなく、唐突なシーンが連続するように感じられてしまう。特に松本穂香が演じた浪花凪は、台詞といい行動といい不自然極まりなく、観ていてとても不愉快だった。
それにベタベタと人に触りすぎる。チェリストが弦で人を叩くのもあり得ない。関西人がみんな漫才師みたいに人を叩くと誤解を招きかねない。関西弁が厚かましさや図々しさや無神経の象徴みたいに使われていて、好きな京都弁が嫌いになりかけた。
主人公の漆原朔だけに焦点を絞って、主役と脇役の映画にすればよかったと思う。変に群像劇にしてしまったことで、底の浅いつまらない映画に成り果ててしまった。
映画サイトの紹介文には「子どもの頃からモノの形や色が音として頭の中で鳴っていた朔」と書かれてあるが、そんなシーンはついぞ出てこなかった。子供が見たり聞いたりしているだけのシーンでは「音として頭の中で鳴っていた」ことを表現できない。観客に伝わらなければ表現しなかったのと同じことだ。主役の子供時代をもっとしっかりとしたシーンにすれば、主人公に感情移入できたと思う。印象だけのシーンでは観客には理解できない。製作者の思い込みばかりが突っ走る、独りよがりの学芸会みたいな作品である。
京都に行きたくなった(^o^)
中学の同級生が音大卒で内部の話し聞いていたので、出演者のキャラが立ってたけどあれって音大あるあるで笑える。
ネタばれになるから書けないけど、鍵がこの映画の正に鍵でおっーそうくるか❗️
松本穂香が可愛くて、小石のうたええやんけ(⌒0⌒)/~~
京都の風景と現代音楽と
現代音楽がテーマの作品だけあって、アクの強い奇妙な大学生たちと、一風変わった斬新な音楽が次々と出てくる前半。
それぞれの個性が強くて若干ちぐはぐな印象も受けながら、鴨川の河川敷に通り抜ける風の流れやキャンパスの息遣いといった風景の中で何故か心地よい響きとなって感じられる。
登場人物の関係性が変わってゆき、物語が加速してゆく後半、ちぐはぐに感じられた流れが一点に向かって集約されてゆき、ちぐはぐだった兄弟の心がぶつかり合い、せめぎあい、そして、ある瞬間に突然に重なり合って美しいハーモニーを奏でる。
「京都の景色を見せつけてやれ」といった押しつけのない、さりげなく京都らしさを感じる風景も合わさって、若手俳優たちの演技も爽やかで、すがすがしい視聴感を覚えた。
育三郎さん超好演!
いまをときめく山崎育三郎さんたちを従えて、井之脇さんなかなかの座長ぶりです。育三郎さんがナイスサポートに徹していることで、作品の清冽さが際立っています。劇場に足を運ぶ価値がある一作でした。
#90 原作知ってる人向け?
なんの前振りもなくいきなり物語がどんどん進んで行くので、TVドラマの映画版みたいに先にストーリーや登場人物を知ってる人向けなのかと思った。
凪ちゃんが朔クンに突然恋に落ちちゃうのが不思議だし、朔ちゃんがサヨさんを好きなこともまるで周知の事実みたいに最初から決まってる。
なんだかついていけない中、音楽は楽しめた。
ひょっとしてこの映画前編とかあった?
松本穂香ちゃん目当てで見に行ったけど、彼女の不思議ちゃんぶりが意味がわかりませんでした。
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