「ユルさが心地良くて、その中でもしっかりと伝わってくる映画」Ribbon やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
ユルさが心地良くて、その中でもしっかりと伝わってくる映画
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いきなり辛いシーンが来るの。
努力は無駄になる事も有るけれど、努力自体がまるで無かったかの様にされるのは辛いですよね。
若い人には、良くても悪くても、努力に対する結果を出さしてあげたいな。
そんな感じで始まるんだけど、そこから先はユルい感じで映画は進んで行くんです。
家族が笑いの刺客の様に送り込まれて来る。
コロナ禍の厳しい状況なのに、なんかほのぼのとした感じが有って、観ていて心地良いんですよね。
話は進んで、二人が大学に忍び込んだ時に登場する平井の絵が、凄く良いんです。
なので、映画の撮影の為だと分かっていても、叩き割られる所は、観ていて嫌な気持ちになるんですよね。
だけど、形を変えても素敵な作品として再び登場するから、その嫌な気持ちも消え去るの。
形を変えても輝き続ける物って有るんですね。
ほのぼのした温かい感じが有りつつ、しっかり伝えたい事が込められた良い映画だと思います。
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masamiさんのコメント
2022年3月16日
やきすこぶさんコメントありがとうございます。あっ笑いの刺客って・・・やきすこぶさんのフレーズだった!影響を受けていますね。すいません。
桜は寄り添うって良いですね。日本人の無常観に合っています。
今年も花見は無理かなあ・・・