「企画、脚本、監督、主演、編集、のん大変だったろうな。」Ribbon 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
企画、脚本、監督、主演、編集、のん大変だったろうな。
コロナ禍に生きる人達にエールを送りたい制作者達の気持ちが伝わってきます。
のん演じる、浅川いつか は卒業式間近の美大生。みんな卒展に向けて頑張って作品を作っていたのに、突然中止に。学校も休みに。やることが無くなったいつかはモチベーションを無くしダラダラ生活の毎日。山下リオ演じる、できる親友の平井も平常心ではいられない。彼女は絵を描くために学校に忍び込んでいたことがバレて、退学になりかねない状況に。いつかはデザイン会社に就職の内定を取り消され、これまでやってきた自分の努力が無駄だったと感じてしまう。
おっさんの自分には実感は無いけれど、今はそんな学生だらけなんだろうなって思った。
後半、なぜ絵が好きになったのかを思い出させてくれる同級生との出会い。そこから、気持ちをプラス思考に切り替える展開が、とっても心地良かった〜。チョコチョコ出てくるリボンイメージ、こんなん見えてたら天才だよな!
かわいいバカが、どはまりの、のん。自分の事よく分かってるよね。
いつまで続くか分からないパンデミックだけど、何年後かに、こんな時代もあったよね〜って振り返る作品だ。みんな、頑張ろ〜!オ〜!!
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