「観ようか止めようか迷ったが観て良かったです。」Ribbon ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
観ようか止めようか迷ったが観て良かったです。
自分が、そのときは、大切だと感じた出来事・物に時間を費やしたことが、ある日突然、ゴミのように、無駄に感じでしまうことは誰にでもある。
人は100%の自信と勇気を持って生きている(活きている)訳ではないのだから、自分の軌跡に満足したいと思う気持ちと後悔する感情が綯い交ぜになるのは当たり前で、その日、その時の自分の心の有り様で、負のマインドになったりポジティブになったりRibbonが形を変えるように移ろう。
なんでもないようなことがパワーになったり心の拠所だったものが崩れ去り自暴自棄になったり、人間は本当に複雑な生き物なんですね。
この映画はその複雑な感性をうまく表現しているな〜ぁと思います。
初監督作だからこれぐらいの評価だとか、そういう物差しではなく、自分の、自分自身の良し悪しの物差しで評すると、素晴らしい作品であると断言できます。
是非、機会があれば、ご鑑賞くださいませ。
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