「ワタリガニのでかいのは美味そうだと思う。でも、人間食べちゃったからね。」ラブ&モンスターズ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ワタリガニのでかいのは美味そうだと思う。でも、人間食べちゃったからね。
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化学物質で哺乳類以外の生物が変化した。とされているが、大気が何かの物資で汚染されている訳だから、哺乳類にも何らかの害はあるはずだ。
人間を頂点とする食物連鎖は壊れたのだが、生物の中で頂点に立っていた昆虫が巨大化したと言う事は、即刻、破滅する世界だと思う。
さしあたり、人間は何を出来るだろうか?
少女終末旅行と比べて、こちらの方が現実に近い終末期なのだと思う。対策方法を考えておくべきだ。
ワタリガニのでかいのは美味そうだと思う。でも、人間食べちゃったからね。
『地球上で一番は人間』と鑑賞者は思う事なかれ。
昆虫が一番多くの種を抱えている。つまり、人間が頂点と言う考えは間違い。そして、頂点に君臨する昆虫が巨大化した訳だから、如何なる理由があっても地球は滅ぶ事になる。人間が生きのびる方法は昆虫を捕食する事以外ないと思う。
但し、冬季をどう乗り越えるかが課題となる。同時に計画的に狩猟しないと、絶滅する可能性や、毒を持つ可能性があるので、呑気に容易とも言えない。
いずれにしても、生命は利他的なので、この映画の状況ならば、さしあたり、恐れる事もないのかもしれない。がしかし、ゆっくり、人類は滅ぶだろう。この状況では、地球の終末期で有ることは否めない。
勿論、何も起こらない今の状況(つまり、現実)でも、ゆっくり地球は『滅びの宴』に向かっている。理由は言うまでもない。
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