「反リンチ法は成立してまっせ。」ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
反リンチ法は成立してまっせ。
調べたら、2021年3月29日ですね。バイデンが署名し連邦法として成立。これによりヘイトクライムと認定されれば、最長30年の禁固刑が課せられる加重懲罰法です。問題はヘイトクライムの判定基準が無いに等しい事と、一方向にしか機能しない事。
黒人への暴力と、白人への暴力の懲罰には、懲役30年の差がある、って事になってしまいました。既にリンチ、関係なくなってますしね。BLM団体はバイデンに選挙協力への見返りを要求してましたから、コレはその一環と言う事でしょうか。
人種に関係なく、アフリカ系アメリカ人とアメリカでトラブルになったら、反リンチ法で訴えられる可能性があります。暴力は関係ありません。で。BLM系弁護士が飛んで来て仲裁してくれると。どっかで見た構図だよーw
さてさて。
これは音楽映画としては良かったです。既に、悲劇や弱者の政治利用が度を越したアメリカですから。物語りとしての刺さりは、浅かったです。
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