劇場公開日 2021年7月24日

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太陽と踊らせてのレビュー・感想・評価

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4.0これ本当に観たかった

2024年6月25日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

イビサ島に7月旅したことありますが、本当に夏の気候がいいんですよね。バレアリックミュージックはイビサならではのユニークさがあります。湿気が多い東南アジアにはイマイチ合わないし、アメリカンが多いビッグアイランドのハワイでもちょっと違うよなあ。 22時に日が暮れるので、それまで海辺のカフェで音楽を聞いてました。夜はクラブがあるし、音楽と太陽と自然の島です。ダウンタウンはどの街にもある感じで雑多な感じがしましたが、少し離れると全てが美しくて、心から住みたいと思いましたし、今も思っています。 本作は公開当時に絶対観たかったのですが、私が劇場に行く前に終わってしまいました。でも、アマプラで観れて良かった。イビサ島や音楽に興味がなくても、観るだけで気分が良くなるヒーリング作品だと思います。

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ミカ

4.5日本に感じるガチガチの閉塞感をじんわりと解きほぐしてくれる最高の癒し映画

2021年8月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

コロナ禍2年目のギスギスした日常をこの映画を観ることで、登場する彼ら彼女らの表情や風貌を見ることで、日本人の観客はホッとするに違いない。 とにかく出てくる人たちの顔が最高です。 島の影響もあると思うのだけれど、やっぱり監督とカメラの向こう側の人たちとの関係が良好じゃないとああいう良い表情って撮れないんじゃないかなあと。 監督はじめスタッフ陣、素晴らしいです。 こんな時代を明るく照らしてくれる映画を作ってくれてありがとうございます!

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Naokisky2

2.0もう少し、

2021年8月6日
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鑑賞方法:映画館

もう少し、ジョンさんのプレイが聞きたかった。 思ってたより、かなりドキュメンタリーよりです。 映像がとても綺麗でジョンさんの人となりがよく、理解出来ましたが、音自体は繋がらずエピソードごとに途切れ途切れ…とても残念。 大音響上映が出来るくらいなら良かったのにと思いました。

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momo8

2.5監督独自のリサーチが弱すぎる

2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

セレブもおしかけるという、名前はよく聞くイビサ島。 しかしながら、映画の舞台は大人数の人気スポットではなく、空港にもほど近い最南端の小さなビーチ。 最先端のクラブシーンからは背を向けて、ジャンルにこだわらず、独特の選曲で楽しませる英国人DJがいるという。 とまあ、テーマは面白かった。しかし、作品としてはダメだろう。 なんといっても、ほぼすべてインタビューで、ダラダラと構成しているのがダメである。 他にも何人か出てくるが、どういう立場の人間なのかもよく分からない。 監督独自のリサーチが弱すぎるのだ。イビサ島の歴史すら、ジョンの口から語らせている。 土地について説明し、イビサ島の音楽シーンの歴史と現在を紹介し、その上でジョンのDJを位置づける、そういうきちんとした構成に乏しい。 難しいだろうが、本作は単なる“イメージビデオ”である。“好き”だけで映画を作ってはいけない。 尺が許す限り、ノーカットでレストランの様子をじっくりと映してもよかったはず。 音楽の話なのだから、音楽で語らせよ、ということだ。 自分のような素人には、ジョンの特徴ですら全然分からない。 とはいえ、ジョンのコメントには面白いものもある。 帰宅時にはクラシックを聴いたりするそうだ。7~8時間もビートの効いた音楽を流していると、さすがに“こりごり”するらしい。 アナログレコードをたくさん持っているが、もはや、かけることはないという。デジタル派で、USBメモリで十分なのだとか。 ジョンは、イビサ島の変質を嘆く。もう愛着も薄れたかのような印象すらある。 そういうところも、イビサ島の現在を絡めて触れて欲しかった。

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Imperator

3.5バレアリック・ミュージック

2021年7月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

地中海のイビサ島(スペイン)の伝説的DJ、ジョン・サ・トリンサを描いたドキュメンタリー。イビザ島は1960年代のヒッピームーブメント時代はヌーディスト島だったらしい。スペイン政府の抑圧的政策を逃れて、たくさんの芸術家たちが移住する一方、夏季は海の家、ナイトクラブが栄えていった。1980年代のディスコムーブメントの終わり、90年代から25年間、イビサ島のサリナスビーチの SA TRINXA (サ・トリンサ)というレストラン(海の家)でパーティサウンドとは一線を画すこの島独自の“バレアリック・ミュージック”を提供し続けてきたジョン。 彼のDJを目当てに毎年島を訪れる人たち、競争社会に疲れイビザに移住した元・建設業のおじさん、かなり高齢のイラン人音楽家などのインタビュー映像を交えて、ジョン自身の人生が語られる。彼の経歴は元々70年代のロックミュージシャンに的を絞った写真ジャーナリストだったらしい。DJへの転身のきっかけは空き巣に入られたこと。大量のレコードは持って行かれなかったかららしい。ロンドンでDJをしていたが、友人と一緒にクルマに一杯のレコードを積んでイビザ島に越してきたが、ほどなく内輪揉めで一人残ることになり、途方に暮れていたが、ドタキャンしたスペイン人DJの代わりをビーチの親分から頼まれる幸運に恵まれる。 人懐っこい笑顔のジョン。あおり系のDJスタイルではなく、豊富な音楽知識、曲の繋ぎのソフトな語りが絶妙で、SA TRINXA から発信されるラジオ番組は地元住民のファンも多い。 しかし、最近は大規模資本が進出し、ヨーロッパのクラバーのメッカの島も様子が変わって来てしまい、ジョンのイビザ島への情熱も島の変化とともに薄らいでしまったようだ。そんなジョンが落ち込んだときに聴くのはブルースだと言う。仕事が減ったり、DJの要求が変わって来てしまったのかもしれない。ひとつの時代の終わりに対する郷愁を美しい海辺の夕陽の映像が引き立てる。 でも、ジョンはインドネシアやNYの海の家でもバレアリックでDJ業をして、稼いでいるようだ。 台南生まれ新宿歌舞伎町育ちの映像作家リリー・リナエの長編初監督作。 イビザ島のすぐ南には切り立った断崖絶壁の大きな山と低い丘からなるフォルメンタル島がある。入江や多くのビーチが2つの丘の間に広がり、今でもヌーディーストビーチがあるらしい。中世からの古い建造物は世界遺産に指定されている。一度、行きたいなぁ。

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カールⅢ世

5.0大人のサマームービー

2021年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画「トランスポーター3」でスペインにあるイビサ島という名前を 憶えていたので、鑑賞することにしました。 ドキュメンタリー映画で、ストーリーはありません。 登場人物は俳優でなく、イビサ島にいる人々を中心に、セリフを話す のではなく、会話をしているところを撮影しています。 字幕が大量なので、事前にパンフレットを購入すると、全ての会話が 書かれているので、先に読んでしまえば、字幕を気にすることなく、 映画を鑑賞することができます。 イビサ島には、自由があり、ビーチに、音楽を流すと、人が集まり、 文化が生まれるという感じの映画です。 日本にはない文化です。 主人公は、イギリス人のジョン・サ・トリンサで、ロックバンドの写真を 撮っていた写真家が、写真の仕事を辞めて、DJになるために、イビサ島に 片道切符で行き、砂浜を少し歩かないと行けないサリナス・ビーチでDJを 始めて、バレアリックミュージックという音楽のジャンルにとらわれない ダンスミュージックのスタイルを作り出し、「ファミリー・アフェア」と いうラジオ番組でもDJも務めますが、24年間もビーチでしかDJをしない伝説 のDJになりました。 バレアリックミュージックは、閉鎖された空間のクラブとは、全く違います。 ジョン・サ・トリンサは、「リスクを負わずに、成果をだすなんて できないから」、「年月なんて何の意味もない」、「故郷なんてない。 音を流せる場所が家、地球が家」、「インスパイアできるかが重要」 とさらりと言ってのけます。 こんな言葉が気になったら、この映画を鑑賞してみる価値はあります。 イビサ島の映像は、美しいの一言です。 美しい映像に、楽しい音楽に満足しました。 ジョン・サ・トリンサのDJは、スペインにあるイビサ島に行かなくても インターネットで聞くことができます。 URLアドレスは、パンフレットに書かれています。 ジョン・サ・トリンサのDJを聞きながら、このレビューを書いています。 確かに、ビーチで聞きたくなるような音楽です。

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ノリック007

4.5コズモポリタンなカルチャーの島のカラクリが分かる

2021年7月26日
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イビサ島に住みついたイギリス人DJのおじさんのドキュメンタリーだが、ヨーロッパ一のパーティーアイランドになった島の過去も語られ、グローバルな音楽混交の場となった島の文化史も分かる。イランの伝統楽器でここで生きる人や日本人女性DJなど面白い人物が多数登場。夏休みに適した映画。

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Boncompagno da Tacaoca

3.0【"幸せな人生"の一つの形を示したドキュメンタリー映画。”幸せな人生って何だろう・・”と、ふと考えてしまうヒーリングドキュメンタリー映画である。】

2021年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

- 地中海に浮かぶ、自由の島、イビサの吟遊詩人DJ、ジョン・サ・トリンサの生き様を描いたドキュメンタリー。- ◼️感想 ・ジョン・サ・トリンサが何時も浮かべている柔和な笑顔が、素敵である。 ・若い頃の苦労話をする時も、恥ずかし気な笑顔である。 ー 40歳を超えると、人間は人格・性格が顔に出ると思っている。   ジョン・サ・トリンサの柔和な笑顔の裏に隠された、若い頃の苦労がポツリ、ポツリとナレーションで語られる。ー ・彼の倉庫にある、多数のLP盤。だが、彼は”お皿”を回さない。予め、曲をダウンロードして、彼独特の選曲で流すのである。 ー ここら辺は、もう少し見せて欲しかったなあ・・。ー ・ジョンの生み出すバレアリック音楽(ジャンルミックス音楽)を紡ぎ出す、粗末なブースの前には、イビサ島のビーチが広がっている。のんびりと波と戯れる人々。 彼の流す音楽を楽しむ人々へのインタビューも良い。 ・ジョンの紡ぐ選曲の自由さは、彼自身の生き様にも重なっているようだ。 <コロナ禍が終息したら、地中海に行ってジョンのバレアリック音楽を楽しもうかな😃。  そして、ジョン製作のカセットテープを買って来よう・・。  素敵な、ヒーリング映画である。>

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NOBU