真夜中乙女戦争のレビュー・感想・評価
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誰も死なない戦争
原作は未読です。
◉物憂げな生の価値
死を越えるだけの価値ある生はあるのかと、永瀬廉演じる主人公は、観る者にナイフを突きつけてきたのだが、その青年の憂鬱が凄すぎて、刃がその中に隠れてしまったと言うのが、正直な感想です。
作品の主題は、生の意味は考えるほど、想うほど分からなくなる……で良かったのではないかと思います。考える苦悩や、想う苦しみをたっぷりと。
あるいは本人の虚無感に関わらず、いつの間にか繰り返される生に押し潰されて、壊す力や、死へ向かう力も消え失せたと言う結末でも、作品としての納得は得られたかも知れません。
あんなに謎めいて、可憐で豊満な先輩が登場したので、そんな心変わりの筋書きも想像したのですが。
◉終わりの後の物語
この物語の終わりはただの終末ではなくて、と格好つけたまま、実際は騒ぐほどじゃないエンディングが待っていただけでした。
花火のように優しい爆発がしばらく続き、多分全員が生き残る若者たちに、崩壊の後の物語は用意されていたのでしょうか?
主人公の若者も、疲れただけだったかも知れません。傷んだ我が心を愛おしむように、黒服に口づけをした。目に見えて命を失くしたのは黒服のみ。不思議で何を始めるか分からない危機感は素敵でしたが。
彼は主人公の心の闇の表象だったとしておきましょう。
東京爆破と言っても…。
さすがに、ラストのつじつまが合いませんね。
時限爆破装置を東京各所に置いていったということだと思いますが、爆破はかなりの具合で、大型爆弾を何発も落としたような状態です。
東京壊滅、終末論のような話になっています。
あれだけの爆発を起こすには、中東の武器商人から、かなりの爆薬を買わないと、ちょっと無理ですね。
それと、動機がはっきりしませんね。
なんとなくで事件を起こせるような規模でありません。
原作はあるようですが、またまた、話をこねくり回して、インパクトを狙ったが、話の芯は大したことなかったというパターンですかね。
スクリーン上では様々なことが起こりますが、不思議と居眠り率の高い映画といえるかもしれません。
しかし、映像はきれいに撮れてますから、2時間ボーと過ごしたい方や、エライザさんのファンの方は、ぜひ劇場でご覧ください!
居眠り注意です!
書き直し
特に感想はないかな。
私の場合だけど、たまに都内で映画を観た時、良い映画だったら鑑賞後の夜の街並みはいつもより素敵に感じるけどな。
って、書いたらレビューを非公開にされたので、書き直します。
映画コムさん、レビューのチェックは人がやってるのかな。それとも、NGワードがあるのかな。
この映画の場合、感想を持てないってのが、ある意味では感想かな。
後半部分は、劇中の黒服の台詞に対しての感想と言えば感想。
これだけだと、また消されそうなので、感想加えときますね。
主人公の高校の同級生の新歓コンパの話は、正直羨ましいと思った。
発見されない搾取・戦う相手を間違えている社会の比喩として
私たちは花を、生活に潤いを与えるものとして消費しています。『真夜中の乙女戦争』の冒頭に近いシーンでは、その花を流通させる為の仕事が、人としての尊厳が皆無の、労働を搾取する為の合理性が徹底的に展開された職場として描かれます。
私は、この映画の感想で頻繁に使用される「無気力な大学生」、という言葉に強烈な違和感を感じます。経済的理由でモラトリアムが十全に享受できない大学生のモラトリアム,それ自体は正当な感情である社会問題に対する不満が、誤った思想や行動でしか発露できない、この映画をそんな現在の日本が抱えるリアルを前提にして描かれたものとして鑑賞しました。その為、エンディング近くで流れた、冒頭近くでバイトを首になってベンチに座るシーンではそこに居なかった先輩が、ベンチに座っていたことは、私にとってとても重要なシーンでした。
黒服は私のファウストなのか、又は先輩がネガで黒服がポジで、私は観察者なのか、登場人物を固有の名前ではなく、仮の名前で呼び続けることと、現実の社会のリアルと対比させることで浮かび上がらせる、社会が抱える欺瞞と普通の日常を愛して営むことの尊さ、そんな風にこの映画を味わいました。
独特ではあったかな。
カメラワークは面白いとこがある。演技もそれっぽさがあって良かったと思う。ただ内容がね、俺好みではなかった。正直あまりよく分からなかったかな。
ちょい陰キャな厨二病?な主人公が、自分含め全てを憎む。そこに、その妄想を現実にできるぶっ飛んだ金持ちで頭のいいやつが加わって実際に起こす。先輩との関係性も主人公がフラフラと心が揺れ動く様も、黒服との関係性も感情移入もできずよく分からんかった。悪役なら悪役に、改正するなら改正する。みたいな明快さが欲しかった。物語の起承転結も泣くところや共感するとこも分からず、、、。
配役好きや、原作はファンはいいのかも。
あまりにも『ファイトクラブ』に似すぎじゃないか
カメラワーク凝ってて良し
キャラクター自体1人1人魅力があって、俳優陣も役にハマってて結構演技を頑張ったと思う
しかし...脚本全然だめ、テンポ悪すぎ、内容すかすか、物語の推進力はまるでない
オマージュかパクリかただの偶然かはっきり言えないが、もう一度繰り返すが、あまりにも『ファイトクラブ』に似すぎ、しかも結局形だけが似てて、内容はちょっと...
まあでも一見する価値があることは否めないよ。長いミュージック・ビデオだと思えばだけど。
意味不明な映画
永瀬廉さんを応援してますが、ファンだからといってもこの映画はオススメ出来ませんし、共感も出来ませんでした。
正直言って、沢山のオファーが有るだろうになぜこれ?
事務所に対しての不満です。作品を選んでほしいです。
永瀬さんの成長の糧になる事を期待します。
ただ、柄本さんの演技は流石です。
早くこの作品を忘れ去ることにする
映画の冒頭から、夜の東京タワーに続く逆さの東京の夜景など、意味不明のシーンが多かった。廃校の通路の光景を回転させたり、意味なく匍匐前進させたり、無駄に長く池田エライザの歌を聞かせたりと、観るのが苦痛に感じられるシーンもあった。
主人公はルサンチマンを心に抱くニヒリストとして登場するが、その後の台詞はニヒリズムから離れて一定せず、心は揺らぎっぱなしである。何を考えているかわからないのだ。それはつまり、何も考えていないのと同じことである。この主人公に感情移入するのは困難だ。
柄本佑の演じた「黒服」の世界観も意味不明である。主人公と精神的な議論をしているのかと思えば、いつの間にか精神的な破壊が物理的な破壊にすり替わる。哲学的な話をしているように聞こえるが、実は雰囲気だけであった。ペダンティズムそのものである。
元官僚が語るニヒリズムや賃金の安すぎるハードワークを不条理として描きたいのは分かる。美しいものの代表である花だが、実は花を花屋に卸す業者はアルバイトにタコ部屋労働をさせる悪徳業者で、つまりは悪徳資本主義の代表みたいに描きたいのも分かる。しかし花屋がタコ部屋労働というのはどう考えても無理がある。タコ部屋労働なら何ヶ月も監禁されて肉体労働をするものだ。ダム建設の現場などがそうだろう。しかしそれを描いてしまうと建設業界からクレームが来るから、業界というもののない花屋にしたのだろう。安易で、しかも狡い。
東京を爆破するのに必要な爆弾がどれだけになるのか。2時間の講義を価格計算して講師に詰め寄るなら、爆弾の価格計算もすればよかった。おそらく数兆円単位の価格になるはずだ。重さも体積も、とんでもない量になるはずで、人力では数万人が必要になる。
他にもツッコミどころは多い。若者は金がないと主張するのにバーに行く。金がない若者はバーには行けないはずだ。爆発の真横にいて、何の怪我もなくただ少し吹き飛ばされるだけという状況はあり得ない。不条理の実存主義哲学なら恋愛要素が入る余地はない筈だが、強引にそれを入れ込む。やはり似而非哲学の作品なのだ。
主人公の演技にリアリティが皆無である。無理もない。設定が矛盾だらけでキャラクターも何もないのだ。演じた永瀬廉くんは、早くこの役を忘れ去ったほうがいい。ただ、柄本佑はこういう演技もできるのだということだけが収穫だった。当方も早くこの作品を忘れ去ることにする。
こんな人に向いています 著者Fさんより
飲み会に行ったとしても一瞬で帰りたくなる人
友達の少なさに自信がある人
思想的には文系
夜更かし派
日中、ほぼ寝不足
TikTokを死んだ目で見たことがある人
大学の退屈な講義が非常に許せない人
携帯をたまに海にぶん投げたくなる人
泥酔しないと人に言えないレベルの失恋経験がある人
海に沈めたいくらいチャラい友達がいる人
は確実に向いています。
あるいは、なんだかんだ優等生扱いされることが多い人
とはいえ、自分を優等生だと全く思えない人
通勤通学方面と真逆の電車に飛び乗ったことがある人
今後普通の人生は無理だなと漠然と予感してる人
TOEICを律儀に頑張ったことがある人
芥川龍之介並みに将来にぼんやりとした不安がある人惚れっぽい人
直感だけで人を好きになる人
逆に、人を惚れさせるのは楽勝だと思ってる人
現在進行形で恋愛的にギルディーなことをしてる人
映画だけは延々見ていられる人
ラブホテルで泣いたことがある人
も向いています。
3つ以上当てはまっている人にこの映画をおすすめします。
Fさんinstagramより
廉くん目当てで見てもなにも感じられないかもしれません。
ハマった人は是非原作も読んでみてください。
最高です。
憧れのテロリストと憧れのセンパイ
これ何故ジャニーズなのだろうか
これジャニーズファン嬉しいのだろうか?
むしろ男性向けの映画に見えるが
最後キスしたが
BL路線で言うなら黒服にそのキャストは何かまずいと思う
しかしこのキャスト以前もこういう役やってなかったっけ?
気のせいかな
箱で出オチ担当のでもないし
ゾンビ映画のレイプ犯役でもないし
ヒロインがもう凄く理想の女の子というか
それを演出しているのだろう感がヤバイ
食事の注文の仕方とか
歌とか
君呼びとか
最後振ってくれるのも振ってくれるという感じだろう
本命でなかったことを許せないと言ってはいたけど
手に入らないから余計に理想の女の子なのだろう
全面花柄のワンピースが凄い
「生きてるだけで良しとしておくか」みたいな
途中と最後のヒロインのセリフ
何かいろいろ問題設定されてカナリテキトウ感がヤバイが
大学教員にセクハラされている男子学生が諸共爆破計画とは
最後のキスシーン映画化〆はどうなんだ笑
テロリストとセンパイに愛されて
自殺の予定だとは思うが
リアルでは無論無理な悪戯やりまくって
東京爆破しまくって
石器時代には絶対戻らんだろ
ある意味理想の犯罪者青春というか
愛され妄想系映画ではある
ジャニーズの人の目にハイライトがない
オム・ファタルと百合と薔薇
なんとなく気になったのと、池田エライザと柄本佑が見たかったので、原作未読で鑑賞。
モノローグや演技は、もうちょっと…と思わないでもないけれど、永瀬廉も死んだ魚の眼で、思いのほか健闘していた。
その他の脇役ちょい役の皆さんも、なかなか印象的で良かった。
中二病は中二で罹患もしくは履修しておかないと、拗らせて面倒なことになる、アーンド、ファイト・クラブ、リスペクトな作品だった。
主人公は徹底して受け身なのだが、それでこそ、ファム・ファタルの男性版といえよう。
ファイト・クラブほどマッチョでないのは、お国柄の差だろうか。
女性である先輩相手のときは百合の香り、男性である黒服相手のときは薔薇の香りを漂わせつつ、実際に生臭いことにはまったくならないあたり、その関係の作りものくささも含めて、中二病らしい魅力というか潔癖さがある。
最後の爆発シーンを含めて、リアリティ的には突っ込んではいけないので、見る人は選ぶと思う。(製作の様子を見るに、黒色火薬っぽいのだが、あそこまでの破壊力は疑問などというのは無粋なんだろうな)
いや、それにしても池田エライザ、キュートだった。
猫もかわいかった。
あのステッカー欲しい。
追記:
なぜ乙女なのかについては、破壊と破滅の衝動(要するにリビドー)を変換してるということかな、と思う。
あの黒服シンパたちは老若男女いたけれど、普通はカップルができたりするものだ。
疎外感と選民思想で結びついたら強い絆となるのだが、そうなると黒服の集団からは逸脱する可能性が高くなる。
黒服はシンパたちを、最初のモノローグにあった「乙女」化することで統率していたのかなと思ったり。
それから、東京を破壊するというのは、他の地方から移ってきた東京在住者の発想であり物語でもあると思った。
私は地方で生まれて育って死んでいく地方民だから、東京の破壊なんてどうでもいいし、それがブレイクスルーにはならないのだけど、地方からやってきてその大きさや豊かさと閉塞感を知った移住者が、今の自分の足元である東京を破壊するというのは大きなカタルシスを得られるであろうし、地元は安全という
逃げ道もある、ある意味、ずるい手段だとも思った。
共感出来ない事も魅力のひとつ
演者陣とポスターのテイストで「勘違いしてコケそうなやつ」と勝手に思ってましたが、気にはなるし演者は好きなのでレッツラゴーでした。
観てる途中も終わった後も「うすいねー(ニコッ)」って感じでしたが、結構好きでしたね。エゲツない感じは抑え目だけれども、「チワワちゃん〜」とか「愚行録」なんかで思ってた、「コミュニティってホントクソね」がビシッと描かれていたのが良かったかな。ある種で「青くて〜」にも通ずるのかも。
終わり方でも分かれそうだけれど、僕は好きでした。エライザさんの歌が別録じゃなければ最高。モヤモヤは残しても良いじゃない?って事で。
はまる人はまらない人 二極にわかれるかなー ワタシははまらなかった...
はまる人はまらない人 二極にわかれるかなー
ワタシははまらなかった
いわゆる青春群像劇
にしては エンディングは酷すぎる
若者にしては 主役三人とも 大人すぎたし
お金の無い若者なのに やらた服装がファッショナブルだし 違和感多かった
夜景が綺麗な分 今さらのバブリー感が出てて 古いのか新しいのか混乱してしまった
うーん 映画化しなくてよかったのかもな
映像向きな作品でない気がしました
画は綺麗でした
キャスト星5、冒頭とラストのストーリー星4、逃亡〜ホテルの場面は星1.5です
自分が15歳の時に観ていたら、多分生涯忘れられない三作品のうちの一本になってたかと思います。
要するに中二的ストーリーです。全てに対して興味が持てない主人公が、カリスマに会ったことにより犯罪に加担。だが好みの女子に出会ったことにより少しずつ変わっていく。…こうまとめてしまうと身も蓋もないですが。
冒頭は非常に良かったです。なんとなく大学に入学した主人公。講師料だけふんだくる教師と奨学金の申請を勧める母親。…母子家庭っすかね?
バイトに入れなくなり、やむなく行った単発バイトでパワハラを目撃。友人はコンパで女とヤることしか考えてない。
この辺の退屈な日常から離脱するための、要となる柄本佑演じる黒服との出会いはなかなか面白かったです。
あとはラスト。これに関してはネタバレとなるので伏せますが。
キャスティングもなかなかの人選と思いました。
柄本佑氏は言わずもがな、どことなく謎めいた先輩役を池田エライザ氏が演じたことで、余計に映える。
ある意味、黒服とは逆の立ち位置で存在感を示す必要がありますが、ビジュアルは見事にカバーしていたと思います。ビジュアルは(その他についてはこの後言及します)。
あとは主演の永瀬廉氏ですね。ファンの方から怒られるかもですが、本当に普通の凡庸な青年に見えます。
それ故に柄本氏演じる黒服との関わり方が良かった。凡庸な青年がカリスマに取り込まれる様が、感覚として見て取れました。おかげでストーリーが非常にわかりやすい。
そしてエライザ氏演じる先輩との関わりにより、徐々に自分の言葉で自分の意志を伝えられるようになる。
とても質の良い役者さんだと思いました。
さて、ここからが問題です。
概ねキャスティングとストーリーに関しては満足しましたが、結果として大半の失点に繋がったのが「逃げよう!」から黒服達討ち入りまでの展開ですね。要するに主人公と先輩のイチャコラタイム…のはず、なんですが。
それまで割と自然だったストーリー展開が、あの辺だけ編集にぶっこめと言われたのかやたらと不自然なんですよね。てかこの令和の時期にシルエットで会話する作品とか。昭和かよ。
しかもやたらと尺が長い。
永瀬氏のファンの方はもしかしたら彼のファン故に苦痛の時間だったかもしれませんが、私はこのシーン必要あんのかという意味で苦痛でした、
いや、先輩別に◯◯◯系の話とかどうでもいいんで。てか、結局あの友達とはどういう関係なんですか?←むしろそっちの方が親密過ぎて気になるわ
…というわけであの場面があまりに酷かったので、総評下げました。
エライザ氏の演技自体は問題なかったのですが、結果、映画全体を通してこの先輩という人物が何者だったのかだけは、あんまよくわからなかったです。
あの場面がなければ、もしくは映画ラストくらいの描写であれば星4は固かったです。
甘えてるんですよコイツら
男も乙女である…何言ってんのコイツ?な感じで始まる若者のナイーブな心境を描いたかまってちゃんムービーとでも申しましょうか。気に入らないから全部壊す!…まるで幼児です
黒服の持つ金、行動力に影響されてまるで自分が偉くなったような解放されたようにのぼせあがる気持ちはわからなくもないけどただの甘えです
『生きてる意味』なんて言葉大嫌いなんですよ。生きるのに意味が必要ですか?せっかく生まれてきたから必死に足掻いて皆生きてるの。それをつまらんとか気に入らないから壊すとか笑わせるなっての😡
と愚痴っぽい事書きましたが結構面白かったです😃
エライザさん(先輩)は今までの出演映画とは違い見た目のセクシー要素はほぼなし。ニットすらなし。だがそれが良かったな
歌もうまかった
柄本さん(黒服)は見るからにヤバそうな雰囲気があってとても良かった。失礼ながらネズミ男に似てる😃なんて思っていたけどとっても格好よかった
ラストは豪快な投げっぱなしジャーマンが決まりましたが非常にいい絵でしたね
サイレント・トーキョーに期待したのはこの絵でした
あの作品はへタレなラストだったけど本作はやり切ったからその点はよかったです
気になった事は…
黒服の勃◯不全の話はどうなった?
不全の黒服と勃たない先輩の彼氏は同一人物を表してるのかと思ったけど違うみたいだし…
でもまぁ先輩と同じベットで寝ててあの状況で何もしないのは主人公こそ不全なんじゃないかと思いました(笑)
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。 友達はいない...
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。
友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。
そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った不思議な魅力を放つ凛々しく聡明な“先輩”と、突如として現れた謎の男“黒服”の存在によって、“私”の日常は一変。
人の心を一瞬にして掌握し、カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛ける“私”。さらに“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。
しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ壮大な“東京破壊計画=真夜中乙女戦争”が秘密裏に始動する。
一方、一連の事件の首謀者を追う“先輩”は、“私”にも疑いの目を向けていた。
“私”と“先輩”、“私”と“黒服”、分かり合えたはずだった二人の道は少しずつ乖離していき、
3人の運命は思いもよらぬ方向へと走りだす…
このストーリー紹介文にもあるように黒服がいたずらをしていくが、この行動をする意味が全くわからなかった。自分の読み取る能力が低いのかもしれないが理解できなかった。大学生「私」がなぜかくれんぼ同好会を選んだのか、黒服はなぜ犯罪を犯すのか、細かいところが曖昧な気がしてあまり魅力を感じられなかった。
俳優陣の演技はとても良いと思った。個人的には役者の演技がうまくて成り立っている作品だと感じた。
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