真夜中乙女戦争のレビュー・感想・評価
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自分にはあまり刺さらなかった
(原作未読、ネタバレなしレビュー)
池田エライザさん出演とのことで鑑賞しました。
今の生き方に納得しない、つまらないと感じている青年が黒服らと協力し世界を壊し1から作り直そうとする作品。自分にはあまり刺さりませんでした。
世界に対して反抗するにしては恋はしてるし、友達はいるしで動機が弱すぎます。セリフも少し痛々しいものが多く、中学生が喜びそうな感じです。若者向けとのことですが、もはや中学生向けでしょう。ストーリーもわかりにくく、難しい感じがかっこいいみたいな感じですが、ただつまらないだけです。
しかし、キャストの演技力とカメラワークや背景の映像の美しさは素晴らしいものです。主演の永瀬廉さんはアイドルとは思えない表現力で驚きました。ヒロインの池田エライザさんは流石の美しさです。少しの悪女っぽさが堪らないです。柄本佑さんも流石です。ドラマ「天国と地獄」では少し頼りない役を演じていましたが、今回は全くの逆。しかし、しっかりとキャラクターになりきれていました。
そして映像の美しさこれは素晴らしいです。どのシーンを切り取っても壁紙にしたくなるほどです。エモい雰囲気もしっかりと出ており池田エライザさんの美しさをより一層引き立てます。
しかし、ストーリー自体の完成度が低く、ただエモい雰囲気を出しただけの映画ではなく映像作品です。予告の雰囲気の良さからかなり期待していたので残念です。皆さんにはあまりおすすめできない作品です。
今まで観た映画で1番何コレって感じ
エライザと永瀬廉のファンしか喜ばない映画。映像ばっかりで中身がない。同じ監督のチワワちゃんも見たことあるけど似たような感じ。闇を感じるような、エモいみたいな雰囲気だけで中身がスカスカ。今回は特に酷かった。だから何で終わってしまう映画だからモヤモヤが残る。
共感出来る部分が多かった。
破壊する。
一番に破壊したいのは《自分》
そう僕(永瀬廉)は言う。
神戸から東京の大学へ入学した僕は、授業20日目で、
英語古語の教授に、食って掛かる。
「あなたの授業にはNetflixスタンダード3ヶ月分の価値もない」
その様子は撮影されてネットに拡散する。
ちょっとした有名人になった僕。
そして突然、家庭教師のバイトをクビになり、
深夜の物流倉庫で激安バイトにつく。
うちの息子を思った。
入学した大学はコロナでリモート授業。
リポート提出の意欲も湧かない様子。
キャンバスへは、いったい何回通っただろう。
クラブも同好会もなし。
理系なのに実験はおろか実習もゼミもない。
失望した彼は中退の道を選んだ。
深夜コンビニでバイトをしている。
深夜3時の荷出し。
バイト仲間の主婦の子供が発熱して、振り替えを彼がすることに。
体調を崩す彼。不吉だ、なぜかそう思う。
彼がどんな鬱屈を抱えているかは知る由もないが、僕、同様に、腐った青春、
イヤ、青春以下だ。
僕(永瀬廉)
僕の人生を狂わす、
黒服(柄本佑)
同じく僕を掻き乱す美しい先輩(池田エライザ)
東京タワーは真っ赤なイルミネーションで、
僕には、
黒服と先輩のように魅力的だ。
先輩の美しさ洗練、悪魔性そして魔性。
(先輩もまた寄るべない生を生きている根無し草)
黒服の人を思いのまま操るカリスマ性。虚無。
黒服は有り余る財力と知力で東京をぶっ壊そうと計画する。
ラストを飾る、
「真夜中の乙女戦争」
こんな夢を若者は、ひとり残さず見ているはずだ。
(連日のロシアのウクライナ侵攻のニュース。)
(戦争が現実的かつ身近に日常的に聞こえる。)
永瀬廉、柄本佑、池田エライザ。
敵役だった。
エライザは、カリスマ性があり、憧れの先輩を、体現している。
人気のアイドルと人気女優で集客を狙ったような実写化不向き作品
退屈でくだらない毎日に光の宿らぬ瞳。人生において不必要、不価値なものを嫌う「私」の前に現れる先輩と黒服。
その出会いをきっかけに私の日常は一変し、東京破壊計画=真夜中乙女戦争へと巻き込まれていく。
この作品、ハッキリ言ってとても退屈でした。
やや風変わりでシュールな作品を実写化するにあたり、若い世代に人気のあるジャニーズ所属アイドルと人気の女優をキャスティングすることによって話題性と集客を図った、所謂キャスト頼りの中身がスカスカな作品に思えました。
私の予想通りでしたが、キャスティングって本当に凄いですよね。宣伝活動でお二人がバラエティや報道番組に出演されているのを何度も拝見しました。
出演者の宣伝活動のほうが見応えがあってそこがピーク。作品自体はつまらない。なんというか逆に凄い。
私は原作小説を読んでいないため、もしかすると実写映画を鑑賞する前に小説だけを読んでいたらまた感想が違った可能性もあります。
原作がそもそもつまらないのか。それとも小説は面白いが実写化向きではなかったのか。
価値観は人それぞれなので分かりません。
良しとしよう
ぶっ壊して、作り直しても、またぐるぐる回る山手線が出来上がるに違いない。
人ってそんなもんだから。
毎日をヘラヘラしながら、生きてるのか死んでるのか分からない状態で、それでも大人だって生きてるんだよ!
だから、「今は生きてるんだから良しとしよう」。
映像は美しくてセンスあり、だが…
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は既読。
独特の筆致と世界観で紡がれていた原作をどのように映像化しているのか、公開当時からとても気になっていました。
永瀬廉、池田エライザ、柄本佑の演技が素晴らしい。特に柄本佑の黒服の醸し出すカリスマ性たるや、圧巻でした。
映像は美しかったけれど、とても凡庸になってしまったなと思いました。文章で描いてこその面白さだったのかも。
主人公が東京タワーに恋い焦がれると云う描写が削られていたために、カタルシスが弱まってしまったのも残念です。
※修正(2024/05/16)
親父にはシュールすぎた^^;;;
自宅レイトショーAmazonプライムビデオ『真夜中乙女戦争』
予告は気になりましたが、スルーした作品
開始10分でアレ!?・・・・1時間観て早送り最後5分鑑賞^^;;
まったく合わない作風でしたm_ _m
113分の二宮健地獄
2022年映画館鑑賞17作品目
5月4日(水)一関シネマプラザ
1700円
原作未読
監督と脚本は『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』の二宮健
私に永瀬廉
先輩に池田エライザ
黒服に柄本佑
教授に渡辺真起子
永瀬くんはジャニーズのKing & Princeのメンバーで映画『弱虫ペダル』の主役小野田坂道役をやった人
見た目の雰囲気がだいぶ違うしこんな声だったっけ
大学生「私」が黒服に出会い悪質な悪戯からテロ活動に発展する話
サークルでかくれんぼしたりテロ仲間とはないちもんめ(だっけ?)をやったり
最初は白黒の外国映画を観に集まってきた冴えない人たちが『億男』みたいなパリピぶりになっちゃってはしゃぎだす
しまいには『時計仕掛けのオレンジ』みたいに凶暴になって
退廃的といえば退廃的だが乱交まではいかない
退廃的ではあるがグロい表現は乏しい
退廃的なのにエログロじゃない淋しい薄味
理屈も難解だしシュールだしわけわからん
『いなくなれ群青』も酷かったけどこれはそれ以上
あっちが空虚な青空ならこっちは漆黒の真夜中に地上の星
眠くなってくるよ
『チワワちゃん』はまずまずだったし『とんかつDJアゲ太郎』は好きだったんだけどな
これは駄作
映像はいいけど新人じゃないんだからこんなの作っちゃダメ
『ねじ式』はわけわからんけど短編の読み切り漫画だから良い
この内容で113分は地獄だわ
カネ返せと思う人がいるのも無理はない
自分はそこまで思わないけど
邦画の悪いところ全部つめこんだ映画
まず冒頭に主人公が「この映画は110分ある」というセリフがあるが、
自分は110分もあるのかと絶望した。冒頭からセリフが痛すぎて悪い予感がしたからだ。
現実世界が舞台なのに、登場人物のセリフや言動にリアリティなさすぎ…
・主人公が友達もいなく社会に絶望してるはずなのに
普通に女の子とイチャつくし、サークルも楽しんでる。どうしてテロを起こしたいのか分からない
・いたずらや行動が小学生すぎて、大学生設定が痛い…それ以上に
ブロッコリーを自転車に刺しただけ、垂れ幕を掛けただけで凶悪認定するSNSの反応も痛い
・悪人である黒服の演技がオーバー過ぎる、でもセリフは棒読み…全然怖くない
意味ありげでそれっぽいシーンは無駄にあるが、盛り上がるシーンが無い
・カメラワークや美術はこだわってるのは伝わるが…テロテーマなのに
アクションシーンや残虐なシーンは事務所の都合で撮れなかったのが伝わってくる。
・黒服をあっさりとナイフで倒すが、東京に設置した爆弾は放置したまま
テロ止めたのか起こしたいのかどっちなんだい!
・ラストシーンが、核爆発レベルなのに主人公もヒロインも無事…
まぁファンタジーだから、主人公が爆発物の近くにいても即死しないのは一歩譲として
ヒロインと冷静に電話するって酷すぎるだろ!
この映画を映画館で110分見た方が可哀想としか言えない。
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