20歳のソウルのレビュー・感想・評価
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観やすい映画です。観てくんしゃい。
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。
まずはいつもの個人的語りです。
実は以前はブラスバンドが苦手だったんですよ。フォークソングとか昭和歌謡が好き過ぎて・・・
しかしある映画を観て考えが変わったんですね・・・
その映画とは・・・
ブラス!(1996)
今は無き、有楽シネマで観たんですね。有楽町駅の近くです。閉山間近の炭鉱夫がブラスバンドを結成して活躍する映画です。いい映画でね、滅多にない事なんですがサントラを買っちゃったもん。
何回も聞きました。1番好きなのはエルガーの「威風堂々」 蘇ります。あれが・・・
鰹節!
あのね、一階が立ち食い蕎麦屋だったんですね。それで二階の映画館に漂ってくるんですよ。鰹節、麺つゆ、そんな匂いが・・・上映時間が長い映画だと刷り込まれて帰りに食べて帰ったもん。
まあそこからですよ。吹奏楽の映画は観ました。たくさん観ましたよ。あとバラエティの「笑ってコラえて!」とかね。高校野球を見ていても吹奏楽が気になってね・・・
話は変わるんですが、私のレビューって大体、昭和歌謡が出てくるんですよ。これがまた。
わけを聞こうじゃねえか!わけを?
いやね今時の音楽についていけないんですね。YOASOBIってなんだ?早く家に帰りなさい!うっせえわ? いやお前の方がうっせえわ‼️
そんなこんなで今回は昭和歌謡風味は無しに致します。
まず最初に謝ります。少し前のレビューで船橋市の事をちゃかしたんですね。東船橋駅はいらないとかね。
だめだろうが!市船の最寄り駅。いるよ!土下座します。船橋市は良い所ですよ。アンデルセン公園とかね。当日券は900円ですよ。安いでしょ。浦安のアレは8000円ですからね。さらに年間パスポートが船橋市民だと、なんと・・・
2000円‼️
買わないと損しますよ!奥さん!
ふうーー この位で勘弁して下さい。
とりあえず枕は終わります。
この映画は青春もの、難病ものなんですね。まあ散々泣きましたよ。えー 10リットルくらい涙しましたよ。ただね・・・泣いたのは主に前半なんです。
前半は高校の部活の話しなんです。しかし・・・
現在な高3の子達。あらゆるイベントが中止になりました。全国大会も中止になりました。高校生活の3年って短くも貴重な3年。
吹奏楽部はもちろん全国大会は中止だし、スポーツ系の大会も無いってね・・・
こちとら、あそこでラッパ吹くために、ここに来たんじゃ‼️
失礼しました。興奮すると広島弁が出てしまいます。たいぎいのう。
練習もままならない。なんですか?リモートって?違うじゃろ!音楽ってバイブスじゃけ、家で吹いても近所迷惑じゃ! ちっこい音で吹くしかないじゃろ!
そんなあなたに一曲お送りします。
♪ リモートよ モニター 1枚隔てて いまー
小さな 音色を たててる リモートよー
バリバリ昭和歌謡じゃけ‼️
本当に失礼しました。さて枕は終わりますね。本当に。
この映画はバリバリ実話なんですね。船橋市立船橋高校、通称 、市船。スポーツ強豪校です。これに習志野高校と柏市立柏高校が千葉県のトップ3です。吹奏楽の。
主役は浅野大義(神尾楓珠) 鄙には稀なイケメン。高3の時に市船の為に作曲します。その名も市船sowl。
前半は男子4人のわちゃわちゃした感じがなんとも可愛いんですね。そして・・・YOSAKOIソーランですか。いきなり。いやーーいいねーー。生命力だね。生命力。
眩しい。ポカリのCMか‼️
そして後半の難病パート。つらい。悲しい。
そんなこんなで沁みました。市船の校門に行こうかな・・・聖地巡礼的なね・・・
リアル不審者じゃけ‼️通報じゃけ‼️
浅野大義くんは虹の向こうに旅立ちましたが彼の作った音楽は永遠の命を得ました。悲しいですが・・・
悲しみを知り 一人で泣きましょ
そして輝く 市船ソウル!
はい‼️
最後も昭和歌謡じゃけ。いい加減にしんしゃい‼️
こんな長文にお付き合い頂きありがとうございました。またお暇な時に覗きに来て下さい。
PS ユーミンが好きな方はいい事あるかも・・・
生きねば‼️
絶対に観て欲しい映画
実話に基づいた映画で、原作には本当に感動しました。大義くんの人生自体が本当に映画のようなストーリーで、クサいと言われているセリフもそのままだったのだろうな思います。色々詰め込み過ぎて内容が、、というレビューもありますが、何故これほど心に響くのか、それはこの映画を作った方たちが、大義くんの人生を引き継ぎ、この映画によって誰かの為に、今生きる人たち皆に生ききってほしい、という熱い想いを抱きながら制作されたからだと思います。
悲しみの中に、たくさんの優しさを感じたからこそ、本当に泣けて、でも心に残るものは大きく暖かいものであったのだと思います。
撮影現場
主役の大義が住む住宅は、知り合いの家を撮影現場として撮影された作品ということで興味深く観賞させてもらいました。
実話の映画化ということで若くて病いに侵された青年と家族の悲しみが伝わる映画です。
私も母親が同じような病いで闘病したときの悲しみを思い出しました。
純粋な青春に感動する
前半は吹奏楽部版のスポ根ドラマみたいで、想定していたのと違ってあれ?と思ったが、それは後半の怒涛の展開の前フリだった。
人生80年を4つに分割して、青春、朱夏、白秋、玄冬とすれば青春は二十歳までとなる。舟木一夫の「高校三年生」を持ち出すまでもなく、青春の頂点は高校三年生の17歳、18歳にあると思う。恋もすれば喧嘩もする。得意になったり絶望したり、壁にぶち当たって挫折したり、ひょんなことから乗り越えられたりと、とにかく忙しい時期だ。
本作品を観て自分の青春と重ね合わせると、自分はなんという不純な青春を過ごしたかと灰心喪気となり、逆に本作品の純粋な青春に感動する。かくも美しい青春が実話だったのだと思えば、更に感動する。
佐藤浩市が演じた吹奏楽部顧問の高橋健一の男泣きには、哀しみだけではない万感の思いが伝わって来て、こちらまで胸が熱くなる。大変な演技力だ。
それに輪をかけてよかったのがおかあさん役の尾野真千子で、誰にも心配をかけまいとする健気な息子の心を、この人の演技が鏡に映すように浮かび上がらせる。こんな立派な息子を愛さないでいられる母親はいない。そんな演技だった。
おじいさん役の平泉成はいつもの感じだったが、担当医を演じた高橋克典が思いがけずよかった。こういう役もできる訳だ。
主演の神尾楓珠の演技も悪くなかったが、脇役陣の名演技にも助けられたと思う。本人からと、周囲からとの両面から光を当てることで、主人公浅野大義の純粋な人柄を浮かび上がらせ、作品に立体感と奥行きを出している。上手な演出だ。
全日が泣いた!青春映画。
プロレスじゃないですよ~
予告編見て、これ絶対泣くやつと思って見たら、そのまんまだった。序盤が教育テレビドラマっぽいと思ったら、それもそのはず。浅野くんが佳人薄命に相応しくめちゃめちゃ良い子だったから。ご両親のお育てが良かったのでしょう。類友如く、周りの子達も善人だらけ。彼女ちゃんもめっちゃ可愛くてええ子やし。おまけに顧問の先生は聖人と来てる。こりゃ悪人は出てくる隙間なし。
朝起きたとき、夜眠るとき、一日生きられたことに感謝しよう。そして、今を懸命に生きよう。
「今日はどんな贈り物?ワクワクしながらリボンを...」全力の生きざまが突き刺さる
ほとんど前知識もなく、実話であるということと、見た人の話では「すっごくよかった」という前情報のみで観に行きました。
泣けました。思い出しただけで泣けます!涙腺崩壊ポイントは後半全部です。
映画の前半では、主人公の浅野大義(神尾楓珠)は青春を謳歌しつつ、ストーリーは矢継ぎ早に進んでいきます。映画の構成的に、こんな輝かしい高校時代がテンポよく進んでよいのだろうかと疑問が頭をもたげてきました。それもそのはず、後半になるといっきに物語のテンポが遅くなります。大義の体は、がんに侵されていたことが判明します。
実話で映画化されているということは、、と考えをめぐらせるとて、悪い予感しかしません。何度となくがんを克服するのですが、三回目までも危機が訪れます。映画の中の世界にいたとしたら、助かってくれと願わずにはいられません。そしてやはり、悪い予感のとおりになってしまうのです。どうして神様はこんな残酷なんだろう、と思ったりもしました。
..と、少し悲観的になってしまいましたが、この映画の本質は全力で生ききった大義を通して希望を与える物語です。作中の同級生、先生、家族と同じように、映画を見た僕も見終わったあとは大義に大切なことに気づかせてくれて「ありがとう」と言いたくなりました。例えば時間を大切に、いまという瞬間を大切にするということ。「生きる」ではなく「生ききる」ということ。
「一日一日、生きているだけで幸せ。今日という一日は神様からの小さな贈り物。」
「何が入ってるんだろうと楽しみにしながら贈り物のリボンをほどくんだ」
病魔と戦っているときの大義が作曲した音楽について語った言葉です。
まさに今の自分に胸に刻んでおきたい言葉でした。「あ~眠い」なんてさえない気持ちで起きて、そのまま一日をスタートしてしまった自分がいます。しっかり自分の目を覚ましたいと思いました。
普段はポジティブで病気と闘いながら、全力で生きる大義。それでも大義が恋人の前ではじめて見せた、弱音、本心。声をふるわせるシーンは、見ている人の心に突き刺さり、はげしく揺さぶられました。
終始、作中の登場人物とともに思わず涙があふれてくるシーンがたくさんありましたが、大義の生き方に力が湧き上がってくる感じがして、希望を与えてくれて、背中を押されるような思いがする映画でした。
泣けないし、出演者が泣きすぎ
内容自体はいい話です。自分から逃げるなという言葉も心に響きました。
でも、泣けませんでした。出演者が泣きすぎかなあと感じました。最後の方の164人の演奏も少し違和感ありました。実話も演奏したんでしょうね。大義君が多くの人に支えられて幸せだなあと思ったからでしょうか?
いずれにしても、がんの怖さを再認識しました。
涙腺崩壊!
前半は青春してるねー!
何やっても楽しいよね!
市船は野球、サッカーはじめ様々な競技で有名な学校だけど、実名で登場するとはねー
なんて思っていたら、主役の大義君も実名とは恐れ入りました。
ところが後半は、大義君に腫瘍が見つかり重々しい展開。
最後の方はもう涙腺崩壊状態ですよ。
毎日、生きてることがプレゼントなんて、生命を大切にしなきゃダメだよね。
しばらく市船ソウルのメロディが頭の中から離れそうもないですね。
人生嫌になっている人やつまづいている人には是非見てもらいたいです。
生きる(1日1日を生ききる) 改めて感じさせられました
朝起きて(目覚められて)当たり前のように始まる1日。
与えられたからこそ使える時間。
人それぞれに生きている意味・大切さがあると思います。
世代を問わず多くの人に見てもらいたい映画です。
永遠に生き続けてほしい
脚本の方は浅野大義さんが亡くなった後に浅野大義さんを知ったとのこと。生前一度も出会ったことがないのに実話に基づいたエピソードをこんなに沢山映画に入れられるのは相当な熱意をもって多方面に取材をされたのだと感じます。
映画では誰からも慕われるような浅野大義さんの生き様がしっかりと描かれていて、学ぶことばかりです。何度見ても浅野大義さんの人生は素敵な人生だと思います。
今日を大切に、明日を前向きに。
この映画が1人でも多くの人の元に届き、生きる希望となること、そして浅野大義さんの音楽が生き続けることを心から願っています。
心洗われるノンフィクション映画
普段感動系の映画はあまり観ない方なのですが、本当に素晴らしい映画だと感じました。
流れる涙と共に心が洗われ、鑑賞後は心を洗濯した様な気分で映画館を後にしました。
浅野大義くんという人物の生きた証を目の当たりにし、明日からの一日一日を後悔のないように「一日一生」の思いで大切に生きていこうと思える、そんな素敵な作品です。
音楽が題材な作品だけあって、作品を彩る音楽も素晴らしかったです。
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