「やっぱり希望の物語。」20歳のソウル hamashigureさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり希望の物語。
クリックして本文を読む
何気なく暮らしている日々が突然断ち切られる経験は、コロナ禍で日常茶飯事になってしまった感があります。そういう時代だからこそ、この作品がズシンと響いてきました。
明日も変わらず一日が送れる保証なんてない。
だから、今この瞬間を大切に丁寧に、弱い自分から逃げずに向き合う…それが『生ききる』ことに繋がるのではないかと、大義さんから教えていただいたように思います。
この作品は悲しい場面も多々あります。でも、それぞれの役者さんたちが、自分にとっての『生ききる』とはどういうことかを考え、観る人に届けようとしている…そんな心意気を感じました。
大義さんが大切にした音楽、市船吹奏楽部はこれからも生き続けるでしょう。そう考えると、これは未来に続く希望の物語なのだと私には思えるのです。
コメントする