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映画「とんがり頭のごん太 2つの名前を生きた福島被災犬の物語」 とんがり頭のごん太 2つの名前を生きた福島被災犬の物語
劇場公開日:2022年6月3日
解説
東日本大震災で被災した福島県浪江町を舞台に、飼い主家族と離れ離れになった犬の「ごん太」をめぐる物語を描いた長編アニメーション。仲本剛のノンフィクション小説「福島 余命1カ月の被災犬 とんがりあたまのごん太」を原案に、「NITABOH 仁太坊 津軽三味線始祖見聞」の西澤昭男が監督・脚本を手がけた。浪江町で食堂を営む富田家には、生まれつき頭の先が少しとがっている8歳の犬「ごん太」がいた。2011年3月11日、東日本大震災が発生。店の倒壊は免れたものの、福島第一原発からわずか9キロの場所であるため避難を余儀なくされ、一家とごん太は離れ離れになってしまう。一方、東京の大学に通う吉野由紀は被災地のペットを救済するボランティア活動に参加し、取り残された犬たちの情報を得て浪江町の警戒地域を訪れる。吉野らに保護されたごん太は「ピース」と名付けられて相模原で暮らしはじめるが……。
2022年製作/114分/日本
配給:ワオ・コーポレーション
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2022年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
まず最初に不快に思われる方がいる事は承知ですが書かせて頂きます。
私達夫婦は結婚当初は子供をつくり、幸せな家庭を築こうと思っていました。しかし10年近く経っても中々子供に恵まれず、犬を飼おうと言う話になり、家も購入しました。
そして私自身犬を飼った事がなく、ネット上等でも飼い方は学べますが間違った飼い方が記載されている事も否めません。
病気になった時、すぐ気づいてあげられる様にと言う事もあり私はペットショップで働き始めました。
そして数カ月後に柴犬を飼い始め、その9ヶ月後にまた新たに柴犬をもう一匹飼いました。
私達にとってこの子達は我が子同然なので、何処に行くのも、旅行に行く時もずっと一緒です。
ペット不可の所に出向く事がなくなりました。
正直ペットショップの店員と言う立場上、お客様は選べませんし、ちゃんと人間の子と同じ様に動物の事を考えられるお客様ばかりと言う訳ではありませんでした。
1、2年前はコロナ禍と言う事もあり、家にいても暇だから犬猫でも飼おうって考え方のお客様が多かった事も否めませんでした。
電気代をケチりたい、ペット保険なんて必要ないやろー、フードなんて安くても高くても一緒一緒!とペットにお金をかけたくない等
そんな人に売りたくないですし、飼(買)って欲しくないんです。
例え人に重度の動物アレルギーが出ようが、引越しが決まろうが赤の他人に我が子を託したりなんて出来る訳ないです。
なので、どんな理由であれ家族も同然の動物を置いて人間は生きていくと言う判断がどうしても許せないです。
私達が実際に地震、火災、津波、土砂災害等の災害に見舞われても、絶対に我が子を離したり置いてけぼりにしたりしないです。
災害にあったら逃げるときも死ぬときも一緒です。
生涯をまっとうした時は最期を傍で看取ります。
独りぼっちにはさせません。
それ位の覚悟や実行力のない人に動物を飼う資格はないと思います。
ゴン太くんを始め、飼い主を失った他のワンコ達の飼い主さん達は泣く泣く手離した。辛い。と仰っていますが、同情の余地もありません。
どう考えても動物達の方が痛く、辛く、苦しくて寂しい思いをしているのです。
なぜ自分達の命だけを優先して見捨てられるのか理解に苦しみました。
それでよく飼い主面できるなと腹が立ちましたし、2度と動物を飼わないで欲しいですね。
ただそんな中、ボランティアで集まった方達の行動には言葉で言い表せない程の感銘を受けました。
本当に人として尊敬に値します!
自分達とは無関係な動物の為に、危険を省みず行動出来る姿に感動いたしました。
本当にありがとうございますとお伝えしたいです。
難しいとは思いますが、こんな方達だけの元に動物が渡る事を切に願います。
2022年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
報道ではあまり語られることのなかった、震災で取り残された被災犬をテーマにした作品。
当時被災地でのボランティアの募集はよく目にしましたが、いずれも瓦礫の処理や清掃などが多かったように思います。
この作品を見て、避難所に入れず、ペット(家族)を置いて行かざるをえなかった状況を知り、胸が苦しくなりましたが、そういったペットを保護しようと活動するボランティアの方がいたという事に驚き、感動しました。
内容については、ぜひ観ていただきたいのでネタバレしませんが、東日本大震災を経験していない世代だけでなく、当時の記憶を風化させないためにも、より多くの方に観ていただきたいです。
当時の様子や出来事がとてもリアルに表現されており、記録映像としての価値もあると思いました。
2022年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
ネタバレ! クリックして本文を読む
ごん太のことは当時メディアにも取り上げられていたそうですが、わたしはこの映画で初めて知りました。
被災ペットの問題、それを保護するボランティア活動を手弁当でされていた方々がいたこと、遅まきながら知ることができてよかったです。
震災から11年ですが、大切なこととして、これからも伝えられていってほしいです。
被災した人たちの困難がとてもリアルです。苦しいシーンもありますが、人の強さを感じられます。
子どもには少し難しいところもありましたが、子どもなりに理解して、考えていました。
震災や原発事故について家族で話すきっかけになりました。